序章 Jリーグを箱根駅伝風に語る 前書き

~フットボールと駅伝の共通性をたとえ話で論じる~

フットボール(サッカー)において、試合で勝利する最も単純なルールは「相手より多く点を獲る」ことである。

陸上競技の競走系種目において、試合で勝つ最も単純なルールとは、最も速くフィニッシュすることである。
駅伝においてのそれは、x人でそのタスキをリレーし、最も速くフィニッシュすることである。

東京箱根間往復大学駅伝競走(以下箱根駅伝とする)においても上記の本質・原則は変わらないわけだが
往復217.1㎞、往路5区間と復路5区間の計10区間、平坦区間もあれば急勾配区間もあり、
16人チームエントリーができ、合計6人まで交代のカードを切れるなど、
様々な特徴やレギュレーションが存在している。

筆者は上記、箱根駅伝のコースの特徴やレギュレーションを、
縦105m×横68mのフィールドで展開される、フットボールに例えて論じることによって
世界中のフットボールファンへ、箱根駅伝の魅力を
サッカーを知らない箱根駅伝ファンに、フットボールの魅力を
それぞれ共通性を見出しながらたとえ話を展開することによって、新たな文化芸術を提唱し
フットボールファンと駅伝ファンの国境を越えた相互交流を楽しんでもらいたいと考える次第である。

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