「君の膵臓をたべたい」に寄せて
連休中を利用して「君の膵臓をたべたい」を視聴しました(アニメ版の方です)。
最初に視聴したのが一昨年の金ローだったので、久々の視聴になりました。
この時はタイトルだけ知っていましたが、どんな内容かまでは知らず実際に視聴して衝撃を受けたのを覚えています。
物語としては苦手な部類
「君の膵臓をたべたい」は膵臓に大病を抱えたヒロインが亡くなってしまう内容です。
物語の構成上避けられないのは重々承知なのですが、随所に重たい描写もあるので作品としては苦手な部類に入ります。
まずは人に興味を持つことから始めないと
衝撃を受けたのは物語の中盤でヒロインが入院した場面。
ヒロインが「まずは人に興味を持つことから始めないと」と主人公に言ったセリフが私にも言えることだとドキリとしました。
主人公は家族以外の人間関係に興味が無いようでしたが、私の場合は機能不全家族で育ったせいか家族さえ興味がありませんでした。
今でこそ友達と遊んだりnoteを通じてフォロワーさんの記事を読んだり繋がりがありますが、noteを始める前に誰とも繋がらず生きている意味を無くした時期がありました。
生きるとは
上記のセリフの直後に「生きるとはきっと誰かと心を通わせること」というヒロインのセリフが登場するので、こちらのシーンを覚えている方も多いのでは無いでしょうか。
今も真の意味で誰かと心を通わせるのは大変困難だと自負していますが、昔に比べれば他人に興味を持つ…持てるようなゆとりが出てきました。
趣味の囲碁を通じて
話は脱線しますが、昨年のこの時期に囲碁の教材を作成する副業を受注しました。
無事に納品まで終わっていますが、私の作った教材を通じて誰かが囲碁を勉強しているという事実だけで生きていて良かったと思っています。
実はクライアント様には内緒にしていますが、19路盤の入門問題を作った際に自分の実戦から問題を作成しました(これは自己満足かもしれません)。
「君の膵臓をたべたい」に寄せて
話を元に戻しますが、上記以外にも良いシーンやセリフが多く、主人公のセリフを借りれば「色んなことを教えてもらう」そんな作品です。
私には良心や真摯さが未熟というか欠落している部分があるので、1日を大切にして少しでもそうした感情を補完できればと思います。
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