プロ棋士の賞金額
昨年度の囲碁・将棋プロ棋士の年間獲得賞金ランキングが発表されました。
将棋で五冠に王手をかけている藤井棋聖の2021年の賞金額が約7000万円と発表され話題となっています。
端数を丸めた2021年の囲碁棋士ランキングは下記の通りです。
1位 井山棋聖 約1億4000万円
2位 一力九段 約4400万円
3位 芝野九段 約4000万円
井山棋聖は11年連続の賞金王を獲得しました。昨年は大三冠(名人・棋聖・本因坊)を防衛し、碁聖と王座を奪取したのが大きいです。
2位以下は令和の三羽烏(一力九段、芝野九段、許十段)が続きますが、去年大活躍した一力九段が5000万円に届いていなかったのは意外でした。
裏を返すと、タイトル戦に食い込まなければ高収入は望めないのがプロ棋士の現状です。ある程度の年収が見込めないと、将来プロ棋士を目指す学生が減ってしまい、日本囲碁界は衰退の一途を辿るのではないかと危惧しています。
既存のスポンサーを大事にするのは当たり前ですが、新規のスポンサーを開拓し特色のある棋戦の新設などが必要なのではないかと感じました。
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