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ポケモンキッズと旅する 第75回 デンリュウ|群馬県前橋市

本記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。

第七十五回、デンリュウと前橋です。

前橋市の中心部に位置する前橋公園は、利根川沿いの段丘上にあり、起伏のある地形を活かした設計が特徴です。

公園内からは、雄大に流れる利根川や、遠くには榛名山、赤城山、妙義山といった上毛三山の山並みを眺めることができます。

前橋公園には、様々な施設がありますが、その中でも特に目を引くのが、静寂に包まれた日本庭園です。

この庭園は池泉回遊式(池の周りを散策することで景色の移ろいを見て回る形式)を採用しています。

日本庭園に隣接するのが臨江閣で、明治時代に建てられたこの建物は、近代和風建築の粋を集めています。

現在も一般公開されており、当時の雰囲気を味わうことができます。

公園内には群馬県の形をしたユニークな「さちの池」があります。

鶴舞う姿の群馬県の輪郭が、浮かび上がっています。

水上ステージゾーンには人工の滝があり、自然の渓流を思わせる風景が広がります。

噴水の水しぶきが霧のように漂い、涼しげな空間を演出しています。

公園の中央には柳原放水路が流れています。

広瀬川から分かれた水が公園内を流れ、利根川へと合流します。

放水路にはいくつかの橋が架かっており、公園の東西を結んでいます。


前橋公園を後にし、南隣に聳える群馬県庁の展望ホールへと足を運びます。

32階、地上127メートルの高みへと到達すると、眼下には、先ほどまでいた前橋公園の緑が鮮やかに広がっています。

特にひときわ目立つ、群馬県をかたどった「さちの池」を見下ろすことができます。

視線を上げれば、北には赤城山、西には榛名山と妙義山、

そして南には広大な関東平野が一望できます。

悠々と流れる利根川が、蛇行しながら南へと流れる様子も見ることができます。


原寸大や未公開の写真は写真投稿サイトFlickrにございます。


ここまでご覧いただきどうもありがとうございました。次回もお楽しみに。