ポケモンキッズと旅する 第15回 ミミロップ|埼玉県所沢市 狭山丘陵
本記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。
第十五回、ミミロップと埼玉県所沢市のダム湖周辺です。
ざっくり言うと、西武ドーム周辺、関東平野で山地から離れているのにやたらと森が塊で残っている場所で、狭山湖・多摩湖に挟まれたエリア。
その、緑に囲まれたことがよくわかる場所、狭山不動尊です。
元々この場所には、西武グループの創業者である堤康次郎によって私的に蒐集された建築物が集まっていた場所でした。
その建築物群が1975年に寺として開山されたという、比較的新しい寺院です。
こちらは第一多宝塔と、
第二多宝塔という、二基の多宝塔があります。
それぞれが別の寺から移築されたためか、 デザインが異なっていることが見受けられます。
左奥には塔の先端、右奥にはドーム球場。
隣接する寺院に移ってきました。
こちらは山口観音です。
山口観音の歴史は古く、平安時代初期に空海によって開基されたと言われています。
その後、鎌倉時代には新田義貞が祈願したことでも知られています。
寺院の装飾はどこか日本離れしていて、少し中国的な要素を感じました。
以前の投稿を引き合いに出すとしたら、横浜中華街の関帝廟の方がデザイン的に近いかも、と。
見どころは龍です。
東洋龍が長い巨躯を寺院内に張り巡らされたようにいて、門のようにくぐったりします。
龍に連られて登った先にあるのは、五重塔。
こちらも八角五重塔という、日本では珍しいタイプの塔です。
最後に高いところからの写真を撮るため、 西武園の観覧車。
拡大してみれば、 広い関東平野のあらゆる方向を見ることができたはずなんですが、
やっぱり例によってここも原本が失われ、 640×480の縮小版しか残っていませんでした。
原寸大や未公開の写真は写真投稿サイトFlickrにございます。
ここまでご覧いただきどうもありがとうございました。
次回もお楽しみに。