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ポケモンキッズと旅する 第28回 ペラップ|奈良県生駒市 生駒山

本記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。

ポケモンキッズと旅する第二十八回、ペラップと生駒山です。

生駒山を中心とする生駒山地は、奈良と大阪を隔てる自然の境界として際立つ山々です。

生駒山地は、逆断層によって形成された山地の一部です。

山地の西側、大阪側に断層が走り、その断層より東側が相対的に隆起しているため、現在の生駒山地の高い峰が形成されています。

中でも生駒山の標高は約650メートルと、周囲の生駒山地の山々よりも際立って高くいため、よく目立ちます。

この高低差は、山頂からの眺望を一層魅力的なものにしています。

六甲山地や和泉山脈まで見通すことができ、大阪側・奈良側ともに平地の際まで見通すことができます。

生駒山は、そのような高い標高という位置により、テレビ塔の設置に最適な場所とされています。

高所に位置することで、電波の送受信が効率的に行われ、広範囲にわたって電波を届けることが可能です。

名古屋圏・東京圏・札幌圏などには高いテレビ塔が建っていますが、大阪圏では、最初からある自然の山をそのまま利用しているということですね。

キャラ選定は深く考えていませんでしたが、テレビ電波のある場所ということで、ペラップというのは最適な人選だったのでしょうか?

生駒山の中腹に佇む宝山寺に来ました。

移動のコツですが、宝山寺へ行くのに宝山寺駅ではなく、1駅上の梅屋敷駅で降りると、高低差の関係で下りとなり、楽に移動できます。

寺院としては珍しく、宝山寺はいつでも参拝できるよう24時間開放されています。

夜間でも参拝が可能で、御守やおみくじなども24時間受け付けています。

これは古来から商売繁盛を願う大阪の商人たちの信仰を集めたという歴史的背景に由来しています。

営業時間を終了した大阪の商人が仕事終わりに徒歩で宝山寺へ参拝すると、夜に宝山寺に到着することになるので、そこで夜間応対に対するという需要があったということですね。

今、Googleマップで出発地を心斎橋、到着地を宝山寺にしてみたところ、徒歩で約5時間30分とのこと。

そこにさらに現地滞在時間や、現代とは違い歩道の歩きやすさの違い、靴の反発力などを加味しても、確かに営業終了後に歩けば夜間には到着しそうです。

その需要に対応するため寺院も24時間となり、それが現在も続いているということですね。

原寸大や未公開の写真は写真投稿サイトFlickrにございます。

Chatot in Ikoma, Nara 1 (Skyland Ikoma)

ここまでご覧いただきどうもありがとうございました。
次回もお楽しみに。