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【MBTI】ENFJがTi劣勢に見えにくい理由
この記事に触発されて書きました!
ENFJは外向的感情(Fe)が強力な主機能で、人々との関係性や調和を重視する性格タイプです。しかし、劣勢機能である内向的思考(Ti)があまり目立たない理由には、ENFJの特性や行動パターンが関係しています。
1. Ni(内向的直観)のサポート
ENFJの第二機能である内向的直観(Ni)は、未来を予測したり、長期的な視点から物事を考えたりする力を与えます。これにより、ENFJは先を見越して行動することが得意です。特に、相手がどのような反応をするかや、どんな批判が出るかをあらかじめ想像し、それに備えることができます。
2. 戦略的なTiの活用
ENFJは人を説得する際、批判や反論が出る前に、自分の主張の理由や根拠をきちんと整理しておくことが多いです。これはNiのおかげで事前に考えることができるためです。しかし、これらの論理的な準備は、ENFJにとっては単なる戦略であり、Tiを使っているといえますが、内向的思考そのものが目立っているわけではありません。
3. 予想外の反論への弱さ
ENFJは準備をしている場合には強いですが、予想外の反論や新たな視点に即座に対応することは苦手です。これはTiが劣勢機能であるため、場当たり的な論理的対応やその場で深い分析を行うのが難しいからです。そのため、ENFJはあらかじめ準備しておくことで、Tiの弱さをカバーしています。
まとめ
ENFJは人を説得する際にNiの助けを借りて先を見越した行動をとります。そのため、表面的にはTiが劣勢に見えにくいですが、実際には戦略的にTiを使っているに過ぎません。予想外の状況には弱いものの、事前準備によって劣勢機能の影響をうまくカバーしています。
このようにENFJは、批判や反論に備える戦略としてTiを使用していますが、即興の論理的対応は苦手です。それでも、彼らの人間関係を重視するスキルと未来を見通す力で、多くの人を納得させることができます。