14.子供は可愛いけどそれだけじゃない

スーパーや道で、
寝っ転がって泣いている子。

見たことありませんか？

その近くで怒鳴っているか、
泣きそうな顔をしているお母さん。

見たことないですか？

あの光景をみると、
他人事とは思えず、心が痛みます。


理想と現実

昔から子供が好きで、
自分の子供ができたらどんなに可愛いだろうか

・・・と、夢見ていました。

もちろん我が子は可愛い。
むちゃくちゃ可愛いのですが、
現実は甘くなく。

娘2歳の頃は、
育児ノイローゼなりかけ3分前でした。

半端ない魔の2歳児

上の子を幼稚園に送った後、
午前中は外遊びに出ます。

一旦帰って昼ご飯。
お昼寝をしている間に晩御飯の支度を済ませ、
お迎えに行った流れで、
そのまま遊ぶのが日課でした。

外は真っ暗。

いざ帰ろうとすると、
帰らない！と泣きます。

それも、しくしく泣くでのはなく、
ギャーギャー叫んで泣きます。

引きずって家に帰る毎日でした。


泣きたいのはこっちだよ


朝から晩まで遊び、
ぐっすり寝ているのに、

いつからか、
夜中に急に泣き叫ぶ日々が続きました。

泣き叫んでいるときは、
抱っこをしても、何をしてもダメで、
何かにとりつかれたように泣く毎日に、
私は疲れ切っていました。


ある日の夕方、
食事の用意をしていると、
娘のギャーギャーがひどくて、

胡瓜を切っていた包丁で、
まな板を力任せにガンガンやりながら、
私が泣きました。

疲れた・・・・


明けない夜はない


少しでも娘から離れたい。

息子は年中さんからでしたが、
娘は年少さんから、
幼稚園にお世話になりました。

幼稚園大好き！
先生大好き！
友達大好き！

幼稚園に行き始めると、
夜中に泣き叫ぶことが、
嘘みたいにぴたっと止まり、

夕方帰るときに、
ギャーギャー言うことも無くなりました。

あれ、夢やったん？笑

街中で泣き叫ぶ子供の横にいるお母さんへ

早く手を離れて欲しい。
早く自分の時間が欲しい。

分かるよ。
ものすごく分かる。

でもね、今になって思うのは。
子供が大きくなるのは一瞬だってこと。