過去
自らの過ぎ去ったことに興味はほとんどない
醜態も栄光も
ただ今へたどり着いたのは過去の僕がそれなりに頑張ってくれたおかげなのだとの認識はある
「あんときはきつかったな」と笑いながら言えるのはとりあえず逃げずに立ち向かえたからだろう
思えば危ないことはいっぱいあった
自己肯定が今ほど上手くできてなかったから、不意に死にたくなるような時の連続だった
仲間がいっぱいいるように見られても見えない壁があってそれを侵されることはなかった
それがいい距離なのだと思ってもたまに寂しくなったりと我儘であった
とりあえず生きてみた
いつか自らの意思で生きたいなと思える時が来ることを願って
生きる意味が欲しかった
今は生きる意味があるから強く生きられる
とりあえずでも良かった
絶対死んだら駄目
もう帰ってこれないから
親の身で子にそんな先立たれされたらそれこそどうしようもなくなる
今できることをしよう
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