8年後は遅いか
自劇団の旗揚げ公演を還暦に設定して目標をひっそり自分に掲げた。
タイトルにあるように私は今52歳。
資金面での計算もあるけれど、今は制作含め、自分一人でどこまで計画して実行に移すために、誰に何を依頼して…という事を勉強させてもらっている。
脚本や演出もまだまだ甘い。もちろん数をこなす事で慣れてくる部分もあるだろう。
それらをひっくるめての8年後。
パ-トナーには美術を担当してもらっている。歳が離れているから8年後では遅いのかとも考えた。
逆算すると動くには少なくとも、劇場抑えや稽古、段取り諸々で6年後には仕上げなければならない。それも青写真でだ。
人に応援やスタッフワ-クを依頼するに当たってのイロハでさえあやふやだ。
8年という区切りは、自分の不甲斐なさを埋めていくようなもの。旗揚げ後はもしかしたら解散するかもしれないし、もしかすると人が増えているかもしれない。
一人芝居という事だけが決まっている。
決して若さで突き進める歳ではないから、慎重に進めたいとも思う。
全てを括っての8年後。正確には6年後。
やれるか?やらないか?
やるしかないのだ。
ごたごた泣き言言わずに突き進もう。