🏰刑務所で私が収容された棟は、新入の受刑者が日々送り込まれて来る棟だった 〜 🏰今日のムショトピ ① 〜 ③ みたいな

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2023.2月上旬

✏️「🏰今日のムショトピ」は適度にバラして、各コンテンツの合間に挿入していくことにしよう（2024.10.19）

✏️いや、やっぱりやめておこう。そのまま時系列で追っていこう（2024.10.22）

🎙️刑務所で私が収容された棟は、新入の受刑者が日々送り込まれて来る棟で、受刑者たちはコロナ対策（チェック）のため、３泊４日して、その後に配属が決定され、各々の工場へ配役となる。

受刑者は、日ごと週ごとに次から次へと送り込まれて来て、犯罪者ってこんなに多いのかという気がした（もちろん、国民全体からすると０．１％未満に過ぎないのだが ～ 👩‍💻『犯罪白書 ２０２２』👩‍💻『犯罪白書 ２０２３』）。

また、釈放及び仮釈放間近の人もこの棟に異動になってくるというシステムのようであった。そこへ、私たちのような罰金を払えなかった、もしくは払いたくなかった（👉罰金を払うより服役する方を選択した）労役組が加わる。

私が収容された１Ｆは全て単独室だったが、そんなわけで日々いろいろなことが起き、たいへん賑やかでもあったので、そんな日々も書き留めておくことにした。

🙏【お断り】

「🏰今日のムショトピ」では、刑務所で起きた、見聞きした出来事やお話などを（多少悪ノリして）おもしろおかしく描いて参りますが、決して

「刑務所って（案外）楽しいそうじゃん」とか

「オマエ、結局全然反省してないじゃん」とか

いろいろありそうですが、決してそういうわけではなく（👉フツーに考えて、プライバシーも自由もない世界が楽しいわけがありませんが、昨今の闇バイトに引っかかる若い人たちがいることを考えるとね。。。👉「ロマンス詐欺に引っかかったオマエがゆうな」はさておき）、

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あくまで刑務所の中で起こった出来事の断片として、本編の合間にお読みいただく（息抜き的な）軽い読み物として公開させていただくつもりです。

悪しからずご了承いただければ幸いでございます（2024.10.24）

👉さらに申しますと、あたり前の（普通の）人生を送っていれば、通常は一生、留置場、刑事施設（拘置所、刑務所、少年刑務所など）のお世話になることはないと思いますが、結論から言うと、留置場で知り合ったＲさんにもある夜言ったのですが、

「ここは、
この世の【最低辺】の場所
やと思う」

（留置場に限らず拘置所、刑務所も含め）今でもそれは変わらないことを明言いたします

👉「ほな、そこへ行ったオマエはなんなん？」

「（もちろん）
最低の人間
です」

物欲、食欲、金欲諸々。。。日々様々な欲にもまみれております。こころが乱れることもしばしばです。自分の不完全さ、人並み以上に強いと思って生きてきたつもりの自分が実は（精神も含め）人並み以上に弱いということに改めて気づかされ、嫌になります。それでも誰かに愛されたいなどと思ってしまいます（2024.10.24）

🐦‍⬛最低の人間なりに、（堕ちていきながらも、壊れた人生の中）今できることをしながら動物的本能で生きていく（2024.10.25）

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＂懲役何年もやってるけど＂って。。。ナ・ナニソレ ～ 🏰今日のムショトピ ① みたいな

2023.2.11

夕方の点検終了後、同じ寮の住人（受刑者）が刑務官にぼやいていたというか、喰ってかかっていたっていうか、要約すると

「いろいろ怒られるけど、ルールが細かすぎて、ようわからん」とのこと。

「九州（のムショ）ではこんなことはなかった。懲役何年もやってるけど、こんなところ初めてやわ」と言う。

その刑務官はどうも言葉がちょい乱暴で、私もいい印象は持っていなかった。斜め前の部屋の、たまにコミニケーションを取るおじいさんも＂お前＂と言ったとか、聞こえたとか、そのちょっと前にその刑務官にちらっと喰ってかかっていたのだが、その刑務官も最近のニュースをよく見ているのか、次第に穏やかになり、文句を言っている住人の意見をよく聞き、なだめすかしていた。

「やれやれ」といったところだが、それにしても

「懲役何年もやってるけど」って、なんなん、それ。

ホントにイカれた世界であるとつくづく感じた（2023.2.11）。

👩‍💻「📰刑務官２２人受刑者に暴行　名古屋刑務所　たたく、顔にスプレーなど　特別公務員暴行陵虐罪を検討」

受刑者に食器投げつけたり、顔にアルコールスプレー噴霧したり…刑務官２２人が暴行

👩‍💻「📰刑務官１３人書類送検へ　名古屋刑務所　受刑者に暴行容疑」

受刑者に暴行、名古屋刑務所が刑務官１３人を書類送検…所長や前所長ら３３人処分

👩‍💻「📰受刑者に暴行・暴言４００件超　名古屋刑務所」

名古屋刑務所で刑務官の暴行・暴言４００件超…法務省が年内にも有識者検討会

👩‍💻「名古屋刑務所事件」

名古屋刑務所 - Wikipedia

👉名古屋刑務所では２００１ 年、２００２年に刑務官が受刑者を殺害する事件が起きている

関連するコンテンツ📖「💠コラム的な ： 人はなぜ５０％の確率で刑務所に戻って来るのか？」

🐦‍⬛つれづれ ２０２３．２．１１

🐦‍⬛祝日祭で支給されたホワイトチョコがうまいうまい 😁（2023.2.11）

👉祝日には特別にお菓子が支給されるのだが、必ず甘いものだった。普段は特に甘党でもなかった私もなぜか刑務所では甘いものが食べられる機会が限られているので（👉祝日以外は、例えば食事の際に出てくるうぐいす豆を甘く似たものとか、おしることかが時々出る程度）、甘いものが無性に食べたくなっていた。ちなみに祝日祭に支給されるお菓子は、その日の夜までに食べ切ってしまう決まりになっていた。もちろん（私の場合は）それを守ることはなかったが、その日に出たホワイトチョコは最後のひと粒を布団の中で頬張った。極寒の中、その甘さが布団の温もりの中で口の中に広がっていく。そのまま体が温まり、やがてまどろんでいく。しばし極上の幸せな感覚に包まれる。そういった忘れられない記憶のせいか、出所した日に私は駅の売店でホワイトチョコを買うことになる（2024.10.24）

👉ホワイトチョコは今も冷蔵庫にひと箱冷えています（2024.10.25）

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関連するコンテンツ📖「💠コラム的な ： 🍰獄中・甘いものがうれぴ過ぎー」

＂裏面に指印！？＂ いくら何でもそれは。。。 ～ 🏰今日のムショトピ ② みたいな

2023.2.13

今日の午前中適当に仕事？をしていると、いきなし居室のドアが開けられ

関連するコンテンツ📖「労役は鶴折りオンリー えまぢ！？？ ～ 🏰今日のムショトピ ⑩ ＋ ⑥ みたいな」

👉コンテンツ公開後にリンクを貼ること（2024.10.25）

「◯◯、ちょっと来てくれ」と見知らぬ職員のおじいさん（刑務官）が言う。

「ちょっとだけ待ってください」

私はトイレを済ませながら、◯◯地方検察 ◯◯支部が👓Ｍｒ．Ｏの捜査のためにやってきたのかと思った。

関連するコンテンツ📖「🏛️訴訟ゲーム ④－① 拘置所で実際に起きた刑務官による虐待事件 ～ 許されない犯行」

そして

「面会か何かですか？」と訊くと、今度は若めのじじーが

「いいから早くして！」とつっけんどんに言う。

（オマエに訊いてないわ！）云々はいいとして、別の部屋に連れて行かれ、どうやら、◯◯簡易裁判所宛ての「🏛️求意見書に対する回答」に所側が押す指印証明印を押すスペースがないので、

「裏面に名前を書いて、そこに指印を押してくれ」と言う。

んなあほな、いくら何でもそれは。。。

👉つまり、その書類（「🏛️求意見書に対する回答」）は表面で全てが完結しているにも関わらず、その裏面にわざわざ署名して、そこに指印を押せというのである。

その。。。何度も触れているように、相手は裁判官（国家公務員）なので、規定外のことは（バカ正直に、機械的に）はねられる可能性がある、つまり、

「表面に指印を押していないから無理」とか、そんな融通の効かないことを言い出しかねないのでね、彼らは。

そして、こういうことが隔離された環境の中ではやがて恐怖へと繋がっていくんです（私の場合はね）（2024.10.24）

関連するコンテンツ📖「💠コラム的な ： 一切融通の効かない連中の支配下に置かれることの恐怖」

「ちなみに公式な書類なんで、コレ。。。」ということで、表面を確かめてみると、ぎりぎりスペースはある。

それを説明すると、おじいさん（👉処遇官のようだった。他にふたりいた。何とたいそうな 😁）は、

❓処遇官 👉受刑者の扱いに関する部署の刑務官で、受刑者の日常生活の指導や職業訓練指導を行ったりする

「ちょっと確かめてくる」と言って出て行ったが、やがて戻って来て、

「ＯＫ」とのことだった。

それでも、

「今度からはもう少しスペースを開けといて」とのこと。

それはわかるけど、どうでもいいけど、裁判所に提出する公式の書類なのに、裏面に指印を押せって、どっからそんな発想出てくんの！？？？まぁ、ええけど、しかし、おもろいなぁ（2023.2.13）。

関連するコンテンツ📖「🏛️訴訟ゲーム ①－⑤ 求意見に対する回答 ～再審～」

「俺は現役やから」 ～ 🏰今日のムショトピ ③ みたいな

2023.2.13

夕方の点検終了後、今日も住人と刑務官とのやりとりが聞こえてきた。

「官本を貸りれますか？」

「今は夜だから、明日の朝、正担に頼んで」とか何とかっていうやり取りのあと、途切れ途切れながら、住人（声からしてある程度のおじいちゃん）が

「俺は現役やから」何ちゃらかんちゃら。。。

つまり、ヤクザらしい。私の部屋のすぐ近くである。コロナ対策のため、２泊３日してから、工場の近くの寮に移ることになるとのことだったが、

（やっぱり本物がいる！！！）と思った。

留置場でも遭遇したけど、ショーゲキである（2023.2.13）。

関連するコンテンツ📖「留置場での耐えられない日々」

🔗️📖P.75『2022.12.14～』🏰「 ＂懲役何年もやってるけど＂って。。。」他計３本

🔗️📖P.76『2023.3.8～』

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