5 日米修好通商条約締結への巻②

堀田「よし、こうなったら天皇から勅許(天皇の許可:天皇の命令)もらうしかない!(天皇の命令とあらば、水戸藩も地域住民も逆らうことはできないぜ^_^ しかも、矢の矛先があっちに行く^_^ しめしめ。)」

孝明天皇「堀田。今日はどうした急に?」

堀田「あのーまずこれはお土産な高級なお酒と肉も魚などの珍味です。」

孝明天皇「こんなに素敵なものを!ありがとう!何でも話を聞くぞ^_^ 言ってみぃ!」

堀田「(フフフ作戦成功!ちょろいもんやな)孝明天皇様。条約を結んでもいいという勅許をください。」

孝明天皇「だめよーだめだめ❤️」

堀田「さっき何でも話を聞くっておっしゃりましたよね⁈」

孝明天皇「話は聞くっては言った。しかし、許すとは言ってない。」

堀田「そんなちょっと待ってくださいよー。それは言葉のあやですかー。日本やられちゃいますよーいいんですか?」

孝明天皇「だって、外国人嫌いだもん。嫌なものは嫌。だか、もう今日はさよならー!あっでも、この珍味たちはありがたくもらうねー^_^ありがとん💖バイバーイ!」

堀田「チーン。やられた。絶望。」

この一軒が地域住民に伝わる。

地域住民A「幕府って今まで全部自分たちで好き勝って決めて朝廷でてんのも無視してやってきたじゃん?でも、今回は天皇様に頭を下げて許可をもらいに行ったらしいじゃん?チョーゼツ最弱じゃない?」

地域住民B「だからー!もう弱すぎ。自分たちじゃ手に負えないからって助け求めてるよな〜。もう幕府も堕ちるところまで堕ちたわね。」

ということになり、幕府の権威がさらに堕ちる。もうそこらへんのアリと一緒。アリに失礼か笑ごめんよアリさん。そして、これだけでは終わらないからおもしろい。跡継ぎ問題も発生。ここまでくるともう笑うしかないレベル。内と外のゴダゴダダブルパンチな感じ。今の将軍は徳川家定。体が弱くて優秀とは真逆の人。名前だけの人。

周りの人「この将軍は何もできない。このままじゃまずい!変えるしかないやろ!」

そこで推薦されたのが、一橋慶喜。(後の徳川慶喜)若くて賢くて才能あるイケイケな感じ。みんな大賛成!なはずだったが、そこに待ったをかけたのがかの有名な井伊直弼。

井伊直弼「ちょいちょい!決めるのは時期尚早だろ〜。一橋は水戸藩だろ?水戸藩から将軍は出したことがない。前例ないだろー。あと、血統微妙だろー?一橋慶喜は家康まで遡らないと血がつながんねーよ?そんな遠い血筋の人をしょうぐにするのは、ちと野暮っていうんじゃねーか? だから、おれは紀州藩の徳川慶福(よしとみ)を推薦するぜ!家定の従兄弟だし、血統は申し分なしだぜ^_^」

周りの人「血統はそうだろうけど、待て待て。慶喜は8歳だぞ⁈笑 務まるわけねーだろーよー笑 なんでこんな大変な時に子供が将軍なんだわ⁈ありえへん笑」

ということで、
一橋慶喜推薦グループ 対 8歳慶福推薦グループとの一騎打ち。AKBのあっちゃん対大島優子的な構図。さぁどちらに軍配が上がるのか??

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