2. インターネット放送が多様化し普及することの意味 <放送のコスト低減が、コンテンツに変革をもたらす> ⚪︎昔のらジオ 古い話で恐縮ですが、私が小学生低学年の頃、1955年頃、ラジオは神棚の様に鴨居に上げられ、家族はその前に座って聞いていました。その頃、自分が外で遊んでいても、NHKのある放送劇の時間には飛んで帰ってきて家で、先週の話の続きを聞いたものでした。まるでラジオ番組は今から30年くらい前のテレビ番組のようだった様に思います。番組は普通30分毎に区切られていて、
<先入観を変えましょう> インターネットを使えば、今までは出来なかった個人でも「放送」が出来ます。最低パソコンが2台とネットワーク内部のレンタル・サーバーとミクサー(ワープロなどでは「ミキサー」が正しい様ですが、ミキサーというとなんとなく料理に使う道具の様に思います。発音から言ってもmixerはミクサーの方が近い様に思いますので、ここではミクサーと呼ばせてください。)と、貴方の熱意があれば出来ます。 <免許が要らない> インターネット放送は無限にあり得るネットワークリソ
第1章 概説 なぜ、今インターネット・ラジオ放送なのか <放送という言葉の定義> 日本における大正時代からの(電波による)放送のコンテンツの変化という歴史の中で技術が開発される毎にサービスが出てきています。 1925年に日本で初めての電波による放送。AM(振幅変調)による音声放送です。 1953年にテレビ放送が開始されます。映像はAMですが、音声はFM(周波数変調)でした。 1957年にはFMの音の良さを評価し、FMによる音声の放送が始まります。 更に1963年にはFM
前書き <環境> 1)OSS(Open Sorce Software):インターネットの発展の大きな成果として、ボランティアのソフトウエア開発者:ハッカーがフォーラムで議論しながらソフトウエアを開発し、成果物を色々なルールでOSSとして公開して行く仕組みが定着してきている事が挙げられます。著者は多少のコーディングはしますがソフトウエアのハッカーではありませんので多くは存じ上げませんが、古くは1980年代のLINUXから、パケット電話交換機ではASTERISKあるいはASTE
How to; GBC Garage BroadCasting インターネット・ラジオ放送の始め方 ーーー あなたも放送局長 ーーー 一般社団法人軽井沢技術部 準備室編 2023年8月 (本全体の執筆は終わっていませんので、現時点で目次も未完成で変わってゆきます。ご了承ください。ここでは、この範囲まで書くつもりだと、ご理解ください。 このブログを読み続けていただければ、インターネット放送ができる様になります。) 目次 前書き 第1章 概説 なぜ、今インターネッ
<ブログへの掲載に当たって> 自分のバックグラウンドは、インターネットとコミュニティFM放送です。 平成22年、総務省は放送法を改定しました、そしてそれまで在った「電気通信役務利用放送法」を廃止しました。そして「インターネット放送は放送法でいう「放送」には当たらない」という見解に立ちました。 インターネット放送についてこれを読み解けば、従来放送は免許事業事業であり免許や、登録などの手続きと併せて技術基準に適合させる事などが必要で在りましたが、今は放送法でいう放送ではないので