特定のストレスが友人関係に与える影響について もし友人が自傷行為をしていたと仮定して はじめに • 自傷行為はもともと、異常心理学の分野であった。 • 近年では、上記以外の分野でも注目されている。 • 先行研究のほとんどは自傷行為者の性格特性や共通性を焦点に充 てている。 • 「自傷」という定義が曖昧である。 本研究の目的と意義 自傷行為の実態調査や経験者の性格特性などの研究が多く なされているが、まぜ異端視されているかなどの理由が明確ではなく、先行研究の大部分が 「
本記事は下記投稿の無料公開程度の前知識があることを前提に執筆いたしますのでご了承下さい。 https://note.com/karu_asd/n/nec8d57382031 はじめに本記事は筆者の個人的な考察であり、「先行研究等を使用しない→根拠がない」ということを念頭に置いてください。 また、センシティブな内容を扱いますが読者の方に何かあった際の責任を筆者は一切の責任を負わないため、気分が悪くなったりした際は閲覧を中止してください。 クライシスコールとはクライシスコール
私の主訴について はじめに「主訴」とは受診するきっかけの症状を言います。 腹痛(:主訴)→受診する→~ですね(:診断)→薬/手術など(:治療) 上記のような流れが大半だと思いますが、診断が難しかったり不明瞭な場合や治療が困難なときは他の病院に紹介状を持っていって再確認や治療をしてもらうケースもあると思います。 では、私がよく使う主訴とはどういった状況なのか、今までの経緯をざっくり紹介します。 発症いまでもおおよそ覚えていますが、主訴が発症したのは高校3年生の夏休み明け初日
注意書き読者の皆様のご意見を求めているため、筆者の考えに引っ張られないよう記載する情報は少なめにしていますのでご了承ください。 また、本記事は筆者の偏見で執筆しています程をご了承ください。 目的自閉症スペクトラム障害や育歴等の影響か、筆者は「自分が自分であると自分に証明:自分とは誰/何か」を模索しています。 前回の記事で紹介したモデル図はその一環であり、周りと比較するために作成しました。 モデル図の仮名称説明する際の「仮名称」を付け加えました。 ・全体の染み:刺激同種と
この記事では、学術的根拠はないことをご了承ください。 人の心は理解できない「人の心は理解はできない」とよく見聞きします。 筆者の大学での初めてのオリエンテーションでも同じようなことを冒頭に伝えられました。 無意識筆者は大学で心理学を専攻していました。 心理学の先駆者であり巨頭であるフロイト,S./ユング,C.G.といった精神分析では「無意識が意識に影響を与えている」という考えを提唱しました。 フロイト,S.は「無意識の発想」、ユング,C.G.は「無意識とは2種類ある」とし
臨床心理学(Clinical Psychology)は、蓄積させた心理学の知見を応用し、心理的または行動的問題の研究・査定・援助・予防などに焦点を当てます。 心理学の源流 1 哲学的流れ Descartes,R.(デカルト)⇒生得説…心は生得的なもの 心身二元論…別の存在である身体と相互的に働く Locke、J.(ロック)⇒経験説…心は白紙の状態から始まり(Tabula rasa=タブラ・ラサ)、経験を通して獲得される ↓ 生得説VS経験説 2 生
自分も一時期であったが、小学校と高校の二回にわたり不登校になりかけた過去あり、友達が不登校になったと、不登校が身近になっている気がする。なので、自分の体験談やその友達をもとに不登校に対して論じていきたいと思う。 まず自分のケースでは、一度目が小学校4年生の頃から約一年間一週間に一回登校する程度だった。当時は、俗に言うイジメの対象とされたのが一番の原因だったと思う。二度目が小レポートにも記述したが、精神病と診断された高3の9月からの卒業するまでの間だった。 前者については
タブラ・ラーサ 羅tabula rasa 白紙としての心を例える「なめらかな板」の意味で、ロックが『人間悟性論』のなかで経験論の立場を明確にするために用いた言葉である。ロックは、私たちの心はなんの観念も持たず、白紙のようなものであって個々の経験によって白紙としての心に全くの外部からの働きかけの結果、その都度知識が経験を通して心に蓄積されるのだと主張する。⇔デカルト等の生得観念 心は白紙と言いながら、心が全く受動的性質のもののみ説いたのではなかった。 ロックは感覚的観念に
1) 学習困難がおこる要因にはどのようなものがあるか ・学ぶための姿勢の獲得 学習意欲に関連した、学校などの決まりを守る、自分の間違いを受けれる、反復練習を行うなどが挙げられる。 ・注意集中障害 学習行動における注意欠如によっておきるケアレスミスなどだけでなく、知識や情報が少ない、勉強に取り組む時間が短い、勉強道具の管理が難しいなどの学習の基本的技能に影響を及ぼすだけでなく基本的技法習得にも支障をきたす。 ・強調運動・筋緊張の問題・眼球運動 学習するためには、基本的な身
発達のとらえ方 ・完態を前提とする発達観(旧来の発達観) ・人間の発達に「完成形」を想定する ・完態に至る過程が「発達」で、それ以降は「退行・衰退・下降」の過程としてとらえる(研究対象がほとんど青年期までであった。) ・生涯発達を前提とする発達観(新しい発達観) ・人間の発達過程に「特殊な時間」としての特定の発達段階を想定しない。 ・年齢が上がってくるにつれての「退行・衰退・下降」としてでなく、「適応能力の質的変化」としてとらえる。 旧来の発達観では、少しの問題が致命
脳死は、長い歴史の中で培われてきた「死の三徴候」、呼吸停止、心拍停止、瞳孔散大・対光反射消失の三つに分析される(かもしれない)心臓死からくる概念とは別の死の概念になりうるものである。 脳死は、全脳機能の不可逆的停止、脳幹機能、大脳機能(①深昏睡②瞳孔散大③脳幹反射消失④平坦脳波⑤無呼吸テスト⑥時間経過)をもって診断されるが、今までの死(心臓死)とは死亡判定の目的が違い、脳死判定の目的は、①治療中止の判断②臓器提供である。 なぜ、脳死判定の目的に臓器提供があるのかというと、それ
介護保険とは、介護保険法(平成9年12月17日法律第123号)で国家として国民のために取り組まれている。1960年代に高齢者福祉政策(老人福祉法制定:1963年)が始まり、当時の高齢化率は5.7%(1960年)であった。その後も上昇する高齢化率に対して試行錯誤しつつ従前の制度では対応できなくなってしまったため、2000年に介護保険制度が施行された。介護保険制度が施行されたときの高齢化率は17.3%であり、だいぶ高齢化率が深刻となってしまっている。 介護保険制度の財政構成は
文部科学省の調査(H23年度)では、不登校の人数は全生徒10,447,066人に対して117,458人(1.12%)と報告されている。前年よりは人数は低下しているが、まだ100人当たりに対して一人いることになる。そして、小中で比べてみると中学校のほうが不登校の比率も不登校の子の在籍学校数も圧倒的に多い。また、年度をまたいでの不登校人数も、中学二年生から50%を超えるようになっている。不登校になったきっかけと考えられる状況は、「いじめを除く友人関係をめぐる問題」「親子関係をめぐ
5-1-1 フェルトセンスの声を聴き取るジェンドリンの論文の題目に「クライエントのクライエント」という表現がすこし謎めいたものがあるが、それはフェルトセンス(体で感じられている意味感覚)のことを指している。フォーカシングの考え方に基づいて言えば、クライエントの中にクライエントがいて、その声を聴き取り、それに内在する方向性に沿って動いていけるようになることが、心理療法の展開ということができる。 このように考えると、クライエントの中でフェルトセンスを感じる人格、そのフェルトセンス
https://note.com/karu_asd/n/naf4895d6380a 上記の記事の発展内容ですので、未読の方は読んでいただければ幸いです。 ※この内容は私が大学生の頃にあった体験談です。 ※リストのメンバーは当時のリストとは違います。(自作です。) 「やり方」 自分1人で選んだあと、グループ(5人程度)で話し合いグループとしてのメンバーを決める。 読者の方も自分で選んでいただければ、記事をより楽しめるかと思います。 目次目的(講義の内容)本記事の内容は私が
目次私の簡単な自己紹介私は自閉症の診断をされています。 診断は大学4年生(22歳)に色々な検査を加味してされました。 会話が上手くできなかった会話がうまくできなくなったと自覚し始めたのは、小学3年生の頃です。 学校で顕著にでました。 それまでは簡単な会話や掛け声で周りに合わせて行動すればよかったのでそこまで自覚はなかったです。 しかし、学年が上がるにつれて言葉もだんだんと難しくなったり、語彙が増えたりする俗にいう「中学年」に壁に当たりました。 「言い訳」「常識/当然/当たり