【Creative Review】英語版ビデオを数クリックで作成〜AIによるビデオトランスレーション〜
・Reference info
HeyGen
https://www.heygen.com/
https://www.heygen.com/video-translation
今回は、自動動画生成ツール「HeyGen」についてご紹介します。 HeyGenは、生成AIによるアバターや音声を使って、簡単にハイクオリティな動画を作成することができるツールです。例えば、動画で流したい文言をテキスト入力して、モデルとなる音声を選択するだけで、高画質の動画を作成することが可能で、さらにAIアバターを使用すれば、人が実際に話しているような動画を制作することもできます。が、それだけではありません!
今回私がHeyGenを紹介したいと思ったのは、ツールとしてのビデオトランスレーション(ビデオを他の言語に翻訳する機能)のクオリティがとても高いと感じたからです^ ^実際にデモを見て頂いた方が早いので、お時間のある方は、参照URLからFeatures>Video Translate に飛び、そこにある動画をぜひご覧ください。元々英語で話している女性のビデオが、スペイン語、オランダ語、日本語の各言語で話している動画に変換されたものを見ることができます。
インターネット上で、このツールを使って日本語→英語に訳された動画も見ましたが、発音が結構良く、かなりナチュラルな仕上がりになっていてびっくりしました^ ^; HeyGenのWebサイト上で見ることのできる英語→日本語のデモ動画は、発音などがイマイチな感じがありますが、反対の日本語→英語はかなり精度が高いものと思われます。その精度の高さに「ここまで(使えそうなレベルまで)きたかー」と思いました。笑
さて、これを見て、日頃から医療機関の紹介映像で日・英の動画を制作させてもらっているかるてぽすととしては、驚きと喜びでいっぱいになりました。今後、簡単な英語版動画なら、日本語版を撮影したデータがあれば、こういったツールを用いて素早く作ることができそうです。
また、英語版の動画に出演されるのは、日常的に英語を話し慣れている先生ばかりではありません。時折話し慣れていない方が出演をされることもあります。そんな時に(それが良いかどうか別にして)この機能を使えば、声はモデルの音声に変わってしまいますが、どれだけご本人の負担を減らせるだろうかと考えると、とても明るい気持ちになります。
音声がモデルの声に変わるといっても、似たような音声を探せば、実際にはほとんどわからないレベルですし、AIの生成した原稿に不安を覚える場合でも、最終的に英語がわかる方がいれば、ナチュラルかつ専門的な表現に少し修正するだけで、使えるレベルまで原稿を仕上げられるだろうと思います。
AIといえば、ほんの一年前まではチャットばかりだったものが、実用レベルのツール完成までもうすぐそこです。今は使わないという結論にあったとしても、AIは未来のあり方の片鱗を見せ始めています。ぜひ触っておきたいですね^ ^
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