挑戦者の一歩が、可能性を無限大にする
Karorino株式会社の代表を務める加川大輔です。
日々、「挑戦」そして「挑戦者」を支えるために活動しています。
挑戦者を支える新たな挑戦
これまで私たちは成長する企業、そして成長を目指す企業を支援してきました。しかし今回、私たちは成長を目指す「個人」に目を向け、新しい事業に挑戦します。それが「Sycle」です。
私自身のキャリアから見えたこと
これまでの経験を振り返ると、過去のnoteでも書いてきましたが、自分自身、多くの奇跡が重なったことで今の自分を形成することができています。その中でも特に重要だったのは、切磋琢磨する仲間の存在でした。もちろん全員が目標に向かって積極的に取り組み続け、結果を残す人達だけではありませんでした。在籍していた当時の勢いに乗っていたfreeeですら、そうした人は少数派だったと思います。
その後、freeeを卒業し、社員数10名程度の金沢のコンサルティング企業に入った際、高い意識と能力を持つ人が多く在籍していることに非常に驚かされました。ただし、彼らが必ずしも優秀な学歴や職歴を持っているわけではありませんでした。その会社は、freee社のCSパートナー企業の1社目として、カスタマーサクセスだけでなく、freee社の正社員に提案同席し、正社員が把握していない細かい仕様やシステム連携の提案をサポートすることで商談を成功に導いていました。しかし、どう考えてもfreee社にいた方々の方が学歴も職歴も優秀であり、知識や資料作成などのスキル面では段違いに優れていました。
結果を出し、目的や目標を達成する人とそうでない人の違いとは?
コンサルティング会社にて採用や育成を考える中で、「何が営業成果の向上やお客様の満足度の向上を実現する人物に共通する要素なのか?」この問いに対する答えを求め、悶々と考え続ける日々を送りました。様々な企業で最前線で活躍する方々、また前職で共に働いた方々を観察し、成果を出し続ける人とそうでない人の違いを深く考える中で、最終的に3つの特性に行き着きました。
自分の目的を設定し、達成に必要な行動を考えられる力
タスクに囚われず、自分が存在する目的に向き合う姿勢
その場で必要なスキルを学び続ける柔軟さ
一般的には、優秀な大学を卒業していることや一流企業での経験が、「優秀な人材」の証とされることが多いかもしれません。しかし、私はそうした一般的な定義と、先に挙げた3つの特性を持つことは必ずしも一致しないと考えています。
たとえば、スポーツに打ち込んだ経験がある人は、高い目標を設定し、それに対して現在の自分とのギャップを認識し、その差を埋める努力を積み重ねてきたでしょう。あるいは、居酒屋やアパレルショップの接客業で、お客様に提供するサービスやブランドの価値を深く理解し、それをもとに購買につながるコミュニケーションを実現する能力を身につけた人もいます。これらの人々は、一般的な学歴や職歴といった指標では「優秀」とはみなされないかもしれません。しかし、先に挙げた3つの特性を備えている可能性が高いのです。
この3つの特性は、大人になってから身につけるのが非常に難しいものだと考えています。一方で、ExcelやPowerPointでの資料作成、業務に必要となる専門的な知識は、後天的にいくらでも習得可能です。だからこそ、私は「優秀さ」を再定義し、挑戦を続ける人々が持つ本質的な強さに注目しています。
スタートアップやベンチャーという環境が持つ可能性
スタートアップやベンチャーは、社会を変えるという高い目的を掲げて運営されていることが特徴です。そうした環境では、常に自ら高い目標を考え、それに基づいて役割を実行する力が求められます。そして、その力を発揮できるのが、先に挙げた本質的な強さを持つ方々だと考えています。
私自身の経験を振り返ってみても、スタートアップやベンチャーというキャリアには責任が伴う一方で、無限のチャンスと可能性が広がっていることを実感しました。若いうちにスタートアップやベンチャーに飛び込み、挑戦を通じて経験を積むことは、その会社で重要なポジションにつく道を切り開くだけでなく、フリーランスとして活躍する人材や、自ら課題を解決するために会社を立ち上げる起業家としての未来へとつながる、非常に拡張性のあるキャリアの一歩目になります。
だからこそ、私たちはこうした素養を持つ多くの人々に、スタートアップやベンチャーという挑戦の場の魅力を伝えたいと考えています。ただし、魅力を伝えるだけではなく、実際にその道へ挑戦するための「切符」を提供することが重要だと捉えています。挑戦したいと願う人たちが一歩を踏み出し、活躍できる場を得られるよう、全力で支援していきたいと考えるに至りました。
「キャリアReスタート・プログラムSycle」で挑戦する道を拓く
Karorinoが提供する「Sycle」では、
これまでの学歴や職歴に縛られず、自身の可能性を広げたいと願う挑戦者を支援しています。たとえば、以下のような想いを持つ方々にSycleへ挑戦していただきたいと考えております。
学歴や職歴の壁に阻まれ、自分の実力を活かせる環境を求める方
これまで仕事に全力で取り組み、自信を持って成果を出してきたものの、学歴や職歴が原因で挑戦のチャンスが限られていると感じている方。自身の能力を正当に評価される場で、新たな挑戦をしたいと考えている。かつて何かに熱中していたが、その熱量を活かす場所が見つからない方
学生時代や過去のキャリアで、スポーツやプロジェクトなどに打ち込み、結果を出した経験があるものの、現在はその熱意をぶつけるべき場所を見失い、もどかしさを感じている。現在の仕事で成果を出しながらも、将来の選択肢を広げたい方
今の職場で一定の結果を出しており、仕事には満足しているものの、将来のキャリアにおいてより幅広い選択肢や新しいフィールドを求めている。特に、自己成長やスキルの拡張性を意識し、新たな環境での挑戦を志向している。
通常のキャリア支援や人材紹介サービスとは一線を画したアプローチで、挑戦者と挑戦企業をつなぐ新しい仕組みを提供します。単なる「職場」と「人材」のマッチングではなく、挑戦者が挑戦したいフィールドで即戦力として活躍できる力を養い、一方で挑戦企業にはこれまでアクセスできなかった才能を発掘する場を提供することを目指しています。
一般的な人材紹介サービスでは、学歴や職歴、あるいは現時点でのスキルセットが重要視されることが多いですが、Sycleが重視するのは「挑戦する意思」と「その環境で成果を出せるポテンシャル」です。これを実現するため、以下の点で競合とは異なる価値を提供します。
挑戦の場に即したスキル習得のサポート
Sycleでは、単に人材を紹介するだけでなく、挑戦者が実際の業務で活躍するために必要なスキルを、実践的なプロジェクトを通じて習得する機会を提供します。このプロセスにより、挑戦者は「即戦力」として自信を持って新しいステージに飛び込む準備が整います。挑戦企業への新しい才能の橋渡し
挑戦企業にとって、これまで一般的な学歴や職歴で見落とされがちだった才能を発掘し、彼らのポテンシャルを引き出すことが可能になります。さらに、KarorinoがSaaS企業支援で培ったノウハウを活用し、企業側が自信を持って挑戦者を受け入れられる状態を実現します。納得感のあるマッチングの実現
挑戦者と挑戦企業は、いずれもこれまで一般的でない「挑戦する道」を歩むことになります。そのため、双方が納得し、自信を持てるようなマッチングを重視しています。これを実現するため、Sycleはスキル獲得だけでなく、キャリアに関する相談や支援まで一貫して伴走します。
私たちの目標は、挑戦者を単なる「1社員」として送り出すのではなく、企業の「未来のエース候補」として育て上げることです。挑戦する意思を持つ人材に、彼らの可能性を最大限に引き出すフィールドを提供し、企業にとっても価値ある才能の活用を実現する。それがSycleの目指す新しいキャリア支援の形です。
Sycleが目指すのは、単なるスキルアップではありません。挑戦者がどんな未来にも対応できる「基礎力」を築き、彼らの可能性を広げることです。そして、挑戦者がスタートアップやベンチャーで責任を担いながら成長し、その先のキャリアでさらに大きな挑戦ができるよう、そのための道を拓きます。
最後に
スタートアップなどの挑戦を目指す企業は近年注目され、評価されるようになりました。一昔前では転職先や就職先として評価されにくかったような企業が、今では人気の就職先となり、大企業と同程度の報酬を支払うこともあります。
ただし、挑戦する「個人」に関しては、まだまだ評価されにくく、支援される機会も少ないと感じています。一方で、フリーランスや副業といった働き方においては、稼ぎやすさや働きやすさの選択肢が年々増え、社会的にも受け入れられるようになり、機会も広がり続けています。
Sycleのターゲットである25歳以下の方々に限って言えば、「お金」や「目の前の安心」にとらわれるのではなく、「目の前にあるチャンスをいかに全力で取り組み続けるか」が重要だと考えています。そのためには、チャンスが次々と転がり込む環境に身を投じ、そのチャンスを任せてもらえるよう努力することが、自分が望むキャリアや人生を実現する最短の道の一つだと思います。
当たり前のことですが、時間は戻りません。
Amazonの創業者であるジェフ・ベゾスは、「Regret Minimization Framework(後悔を最小化する思考フレームワーク)」を活用して意思決定をしていると言います。
仮に自分が80歳になったとして、これまでの人生を振り返り、最も後悔が少なくなるような意思決定をする──これが彼の方法です。このフレームワークを参考にするなら、もしあなたの中に1ミリでも「挑戦してみたい」という気持ちがあるのなら、その思いを行動に移してみるべきです。
ぜひ、Sycleで新たな一歩を踏み出してみてください。あなたの挑戦が、あなた自身の未来、社会を変える未来の一歩目となることを確信しています。
Karorinoは、挑戦を望むすべての人を応援します。
一緒に未来を切り拓きましょう。
長文になりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。Sycleの取り組みに興味のある方は、ぜひお気軽に以下からお問い合わせください!
お問い合わせ先:https://sycle.karorino.com/
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