國吉咲貴

書くことが好き。お菓子も好き。歯医者は苦手。 くによし組と言う劇団の國吉咲貴という設定で活動している。

國吉咲貴

書くことが好き。お菓子も好き。歯医者は苦手。 くによし組と言う劇団の國吉咲貴という設定で活動している。

最近の記事

コッペパンのカロリーの異常さと、100g当たり表記の非道さ

旅に食糧は付き物なので、スーパーにパンを買いに行った。 なぜ旅をするのかというと旅人になったからだ。 [旅人の詳細] マイクロアーツワーケーション2023 さて、パンというのはいい。 柔らかくて美味しくて持ち運べて歩きながらも食べられる。 けれど許せないパンもある。 コッペパンだ。 あれはどうしてあんなに可愛いフォルムであんなに軽いのに、カロリーは渋いのか。 0が1つ多くないか。 焼きそばパンなんかもびっくりする。パンに焼きそばを入れようとしたのは誰なのか。 誰だって

    • 「壁の人」キャスト座談会(くによし組壁短編集『壁背負う人々』より

      くによし組壁短編集『壁背負う人々』より、今回は『壁の人』メインキャストのタナカエミさんと永井一信さん、作・演出の國吉が、各作品のことや演劇のことなど、いろいろお話しました。 『壁の人』 ○あらすじ 壁教団体居住地に住む人々と、壁を信じすぎた男のお話。 ○キャスト  全員(國吉以外) 新作『壁の人』のお話 國吉「作品はどうですか?」 永井「僕、出身が奄美大島なんですけど、とても田舎で、その街のルールがあって・・普通だと思ってたけど外にでたら違ったと気づくみたいな、そう

      • 「壁とアルコールとアイドル」キャストインタビュー(くによし組壁短編集『壁背負う人々』より)

        くによし組壁短編集「壁背負う人々」のキャストインタビューです。 本日は、「壁とアルコールとアイドル」のキャストの皆さんとお話しました。 ○あらすじ 壁教の女、アルコール依存の女、アイドルファンの女による、アイデンティティを巡るお話。 ◯出演者 菊池美里(壁教の女性役) 笠井幽夏子(アル中の女性役) 小嶋直子(アイドルファンの女性役) 聞く人 國吉咲貴 いる人 永井一信(アイデンティティ役) 國吉「インタビューを始めます。最初に、劇団の印象を教えてもらってもよろしいでし

        • 「ななめ島」キャストインタビュー(くによし組壁短編集「壁背負う人々より」)

          くによし組壁短編集「壁背負う人々」のキャストインタビューです。 本日は、「ななめ島」のキャストの皆さんとお話しました。 ○あらすじ 島が斜めになっているななめ島に引越してきたマチコはモデル志望。 筋肉がついて足が太くなることを恐れ、早く引越したくて仕方ないマチコのお話。 出演者  柿原寛子(駒込マチコ役)  荒波タテオ(田舎太郎役) 安藤安按(壁ドン子役)   平吹敦史(父役・校長教頭役) 聞く人 國吉咲貴 いる人 永井一信 國吉「インタビューを始めます。『ななめ島』

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          「眠る女とその周辺について」キャストお話し会(くによし組『壁背負う人々』より)

          くによし組壁短編集「壁背負う人々」のキャストインタビューです。 本日は、「眠る女とその周辺について」のキャストの皆さんとお話しました。 ○あらすじ 街一番の美少女が、ある日突然眠りから覚めなくなりうん十年。 眠りながらも成長を続けた女の子は、いつの間にかおじさんっぽくなっていた。 親戚をたらい回しにされた彼女は、許嫁が住むシェアハウスに預けられるが・・。 いつまでも眠る女と、その周辺についてのお話。 ◯出演者  タナカエミ 津枝新平 黒澤風太 中野あき 輝蕗 ◯聞く人 

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          私はなぜカツカレーが食べられないのか

          食べればいいじゃないか きっとそう言うだろう 食べたいなら食べればいいじゃないか その通りだ 食べたいものを我慢し始めたのは小学生 医者に「君は市で一番の肥満だよ」と言われてから それからは、常に少し我慢しながら肥えたり、とても肥えたりしながら成長した そう、別に痩せてない なんならちょっと太いくらいで生き続けている なので私が食事制限をしていると知ると、人も鳥も犬も亀も驚くだろう 高校生のときには揚げ物やお菓子、卒業したあとは米と油。様々なものをカットしていった それで

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          『なんもできない』は、「ああいうのを書いたほうがいいよ」と言われる私の、こういう話

          ただいま6月20日まで、くによし組は5月に上演した「なんもできない」と「チキン南蛮の夜」を配信しております。 https://teket.jp/6857/23167 どちらを見ようか悩んでいる方、そもそも見るつもりのない方が、少しでも配信チケット購入ボタンへの距離が縮むよう、noteを書いております。 (包み隠さずいうと、あと100名くらいに配信チケットを買ってもらえたら、公演でかかったお金の支払いに届きます!ぜひ前向きにご検討ください!) 私の作品は、 と書き出すのも

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          くによし組「なんもできない」キャスト座談会

          くによし組「なんもできない」「チキン南蛮の夜(再演)」出演者座談会企画 今回は2023年5月に公演する「なんもできない」の出演キャスト、菊川耕太郎(サルナミリビドーズ)、芝原啓成(オイスターズ)、末安陸(guizillen)、てっぺい右利き(パ萬)、永井一信(くによし組)、作・演出である國吉咲貴を交えて座談会を行いました。(聞き手:中村穂乃香) ※函波窓さん、山田健太郎さんはお休みの日でした。  【公演詳細】 https://kuniyoshigumi.jimdofree

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          小林義典さんが稽古場に来てくれましたわーいわーい!

          くによし組「チキン南蛮の夜」初演にご出演いただいた小林さんが、再演版「チキン南蛮の夜」の稽古場に来てくれました。 一言ご感想をくださいとお願いしたら、たくさん嬉しい言葉をくれたので、そのままnoteに載せることにしました。 コバさんの感想はまっすぐで的確で、いつも作品を見てもらうのは怖いし緊張するのですが、丸ごと作品を大事にしてくれる感じがして、嬉しくて気が引き締まります。 (コバさん、ありがとうございます。) これを読んで、少しでも再演版「チキン南蛮の夜」を観たくなって

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          くによし組「チキン南蛮の夜(再演)」座談会!

          今回は2023年5月に上演する「チキン南蛮の夜(再演)」のメンバー、小野寺ずる(加奈子 役)、永井一信(佐山 役)、 大見祥太郎(チキン南蛮の地縛霊 役)、渋谷裕輝(ピースケ 役)、作・演出である國吉咲貴を交えて座談会を行いました。 ※座談会後半に、本編のネタバレが含まれます。ご注意ください。 【公演ホームページ】 https://kuniyoshigumi.jimdofree.com/次回公演-1/   顔合わせ&台本読みの練習初日。台本読みを終え、和やかな雰囲気で座

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          7日でつくるぜんぶ見せる企画と、今後の活動のためのお願い

          ○配信への意気込みとお願い 今日は2023年の2月13日月曜日です。 2日後の2月15日から3月5日まで、稽古の様子を全部配信する、 「7日でつくる!ぜんぶ見せる!〜くによし組の演劇の作り方〜」という企画をします。 配信日が近づくにつれ、毎晩寝汗にうなされびちょびちょになって起きています。 とんでもない新陳代謝です。 稽古をぜんぶ見せるというのは大変恐ろしいのですが、楽しい演劇をずっとずっと色んな人とやっていきたいので頑張ります。 なぜこの企画をやるに至ったかなどは、こ

          7日でつくるぜんぶ見せる企画と、今後の活動のためのお願い

          台本「へん死ん」(7日でつくる!ぜんぶ見せる!〜くによし組の演劇の作り方〜)

          作・國吉咲貴 あらすじ 自殺しようとしていた女、サチコはいつの間にか見知らぬ男になっていた。 「私のまま死なないと、私が死んだって思ってもらえない・・」 元の体に戻ろうとアタフタするサチコの元には、初対面の自殺仲間や、自分はスピッツだと名乗るどう見てもスピッツではない男が現れ、どんどんサチコは自分が自分である確信が持てなくなっていき・・。 サチコは、サチコに戻って死ぬことが出来るのか。 登場人物 コウフク サチコ  スピッツ      タナカ       カメラマン 

          ¥600

          台本「へん死ん」(7日でつくる!ぜんぶ見せる!〜くによし組の演劇の作り方〜)

          ¥600

          ぜんぶ見せるということはすごく怖いことです。

          『7日でつくる!ぜんぶ見せる!〜くによし組の演劇の作り方〜』 という、一つの作品をつくる過程を全部公開する企画をします。 それはなにかと言うと、顔合わせで「よろしくお願いします」と役者さんたちと挨拶をして、「では台本読んでみましょうか」と台本を読んでもらって、面白いと思ってもらえるかなぁと役者さんに対してハラハラ思ったりなんだりして、 「では立ってみましょうか」と動きもなにもないところから作っていく、ただの文字が台本として読まれて、それが演劇になってく様子を全て公開するとい

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          全部、自業自得

          本番が近くなるとパニックになってくる。 全部自業自得だ。 自分で始めたことなんだから。 自分が好きなことなんだから。 やりたくてやってるんだから。 ネガティブなことなんて何も言ってはいけない。 らしい。 そうらしい。 嫌ならやめればいいのだから、何も文句を言ってはいけない。 好きでやっていることでパニックになるなんてそんな自業自得なことない。 わかってる。わかっている。 でもじゃあこのパニックを私はどうやって消化したらいいのだろう。 世の中の作り手たちは、どうやってこの恐

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          「世話山さんの恋人」稽古日記15

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          「世話山さんの恋人」稽古日記14

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