好奇心に、従いたい。
ノーベル物理学賞を受賞した真鍋さんから
若い人へのアドバイス
不得手なことはやらないで、得意なことを選び、サイエンスの研究で活躍してほしい。
格好の良い職に就いても、得意でなければ全然競争に勝てない。
だから本当に得意で好奇心を満たすことをやって貰いたい。
そうすると、研究が楽しくて面白くてやめられなくなる。
ノーベル賞を受賞されるような、ある意味尖った人の言葉なので、“不得意なことでは無く、得意を伸ばして活躍して欲しい“というのは半分勇気を貰えるし、半分は「そうは言っても現実は...。」と率直に言うと感じてしまいます。
“競争に勝てない“というのもあまり興味が無いというか、これからは競争では無く【共創】をヴィジョンとして持つことがより良く生きるために必要な価値観だと思います。
ただ、
“好奇心を満たすことをやって貰いたい“と言うのは完全に同意です。
好奇心を原動力にした仕事に就いたり、学習に向き合うことが出来れば、そりゃぁ“やめられなくなる“でしょう。
世間ではワークライフバランスとか言ってますが、人生と仕事が同義であると言う意味の【ワークアズライフ】を目指すことの方が素敵です。
ワークライフバランスとか言ってる人達の仕事は、そのうちAIなんかが肩代わりしてくれるので、心配要らないと思います。
そんな時代がやってきた時に慌てふためいて自分を見失わないように、今のうちから自分の好奇心に従って生きていきたいものですね。
すずかん先生が a scope の中で語られていた以下の言葉ともリンクします。
経済学者のソースタイン・ヴェブレンは「近代社会は人間の本能のうち競争と略奪(所有)の2つにしか着目していない。他にも人間の本能には、好奇心やワークマンシップ(製作本能)、他者に対する親愛の情などがあるはずだ」という趣旨のことを言っています。
ヴェブレンのこの考え方は、「卒近代」のベースになると思います。好奇心を生かしてとことん何かを極める人がいていいし、弱い者を見ると放っておけない人は、その愛情の深さがもっと評価されるべきです。
あぁ
好奇心に、従いたい。
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