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妊娠中できないことをしよう ─ 毛細血管拡張症のレーザー治療(美容)

こんにちは。もうすぐアラフォーのキャリア女子、不妊治療&休職中のかえる🐸です。

私は1月頭に流産手術を終え、子宮の状態の回復を待っている状態にあります。

そんなもどかしい期間ではありますが、だからこそ「妊活中/妊娠中できないこと」に楽しく取り組んでいこうとしている今日この頃であります。

今回は、毛細血管拡張症のレーザー治療をした話について書いていきます。治療に至った経緯や、私の症状について。そして、保険治療してくれた病院について(ここだけ有料)を紹介できればと思います。




毛細血管拡張症とは

この名前はあまり広く知られていなさそうだけど、以下の写真を見れば「あーこれか」となるような症状かと思う。

山手皮膚科クリニックより拝借

毛細血管拡張症とは

皮膚の真皮浅層(皮膚の表面に近いもの)の毛細血管が持続的に拡張し、皮膚表面から肉眼で確認できる状態をいいます。

紅斑と同様に皮膚の色が赤く変化しますが、毛細血管拡張症は炎症を伴いません。つまり、皮膚炎など皮膚の異常がない皮膚にもみられ、薬などでは改善しない症状であると言えます。

毛細血管拡張症は、その人固有の血管の形態であることや加齢による皮膚変化のほか、肝硬変や肝機能障害、妊娠などに伴う皮膚症状としてあらわれます。

山手皮膚科クリニック

誰にでも起こりうるような皮膚のトラブルで、薬などでは改善せず、レーザーで該当部分を焼くことで消すことはできる。


大学生の時から少し気になっていた

私の場合、この症状が気になり出したのは大学2~3年生の頃だ。肩甲骨と首の付け根の間に、蜘蛛の巣のようなうねうねが多数あることに気がついた。(もしかしたらそれ以前からあったけれども、美意識が高まったが故に、大学生になって気づいた可能性はある。)

当時も少し気になってはいたものの、その部位をいつも晒しているわけではないし、改善しようとは微塵も思っていないかった。背中を大きく出すような服を着なければ、誰にも見られない。

社会人になってからも、年に1−2度は気になったりした記憶がある。浴衣を着る時とかね。

ただ、去年からは、別の部位で毛細血管拡張症が目立つようになってきてしまい、「気にならない」とは言えなくなってしまった。

─── 太ももだ。

蜘蛛の巣のような血管がうっすら見え始めたのは何年も前からだったけど、去年になって結構目立つようになってきたのだ。一見するとアザにも見えるくらいに。


半ズボンや短めのスカートを履くとガッツリ見えてしまう位置にあり、目立ってしまう(自意識過剰かもだが)。私は結構運動をする方だったので、30代とはいえ出しても恥ずかしくはない脚をしていただけに、ショックは大きかった。


毛細血管拡張症の原因

原因は色々あるようだがが、主に以下のようなことがwebには書いてあった。

  • 遺伝&加齢

  • 妊娠や出産などによるホルモンの変化

  • 寒暖差

  • 飲酒

  • 香辛料

この中で一番思い当たる原因は「加齢」そして「妊娠」だ。

30代半ばはタダでさえ体の変化が大きい年代であるのに加え、5月に一度妊娠し、12月にももう一度妊娠している。そして、不妊治療のためにホルモン充填もしており、ホルモンの状態は普通ではなかったはずだ。

妊活している間は毛細血管拡張症がひどくなるのも仕方ないのか....

そう残念な気持ちになってしまったが、その時は治療方法や病院だけ検索するにとどまった。

そして、妊活終了後には消す治療をしようと考えていた。


続けようと思えたVビーム治療

妊活休止のタイミングがやってきたので、かつて調べていた毛細血管拡張症の治療を実行に移すことにした。もちろん、こういう美容施術は妊娠中に受けることはできないので、「やるなら今だ!」精神である。

保険適用の治療法として確立されているのが、Vビームというレーザー照射の機械を使った治療らしい。完全に綺麗にするには、5回程度の照射が必要とされている。

保険適用とするか否かの判断は、症状を診察した医者の判断になるらしい。

保険適用になるといいな〜という淡い期待を胸に、私は新宿駅すぐそこの病院に向かった。平日正午に行き、待ち時間15分程度で診察にまわされると、女性の医者が色々と説明をしてくれた。

その医者曰く、昨年より毛細血管拡張症への保険適用は控えるようにと役所からお達しが入っているが、この病院では医者がOKと判断した場合は“保険診療と同じ料金“で自由診療にて施術できるそうだ。

*以下には、実際の症状の写真や病院名を含みます。

そう言ってくれた病院がどこかというと、

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