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プロフィール

 少し前に、相手の損になりかねない「誤解」のされ方をされていたりしたので、ちゃんとしたプロフィールを作成することにしました。
 ご参考までに…。


概要

Tomohiko Kato / かろ


 1983年11月27日茨城県生まれ、神奈川県出身。

 もともと美術は好きでしたが、2019年頃より本格的に美術の勉強を始め、美術展の感想をそのまま「感想文」として、Instagramに投稿するようになりました。

 2024年に学芸員資格を取得。
 大小規模を問わず展覧会のプロデュースがしたくて、いつかそっち方面に関わる機会があれば…とうっすら思っていたのですが、資格取得に必要な単位をすべて取得した直後に大病が発覚。その後、半年近くにわたる治療・入院生活があったため、現在はそっち方面に関われていないという意味で「ペーパー学芸員」と自称(自嘲?)しております。

 ここnoteではテーマにとらわれず、より自由なスタンスで投稿をしております。

SNS

 Instagram / Bluesky / Filmarks

連絡先

来歴

2023.3 「廃墟と震災遺構のはざまで―旧門脇小学校校舎の11年

 卒業制作(現在は非公開)。2011年、旧門脇小学校が東日本大震災で罹災したのち、震災遺構として再スタートするまでの11年。2012、2017、2022年、そんな門脇小学校校舎を訪れていた筆者の10年。

 宮城県石巻市震災遺構門脇小学校にある旧小学校校舎についてのレポートとなります。個人的にも思い入れのある施設で、今回のレポートをきっかけにその経緯を調べたところ、決して通り一遍ではない複雑な経緯を経て今日現在があることを改めて思い知らされ、そして考え込んでしまいました。

 震災遺構としての防災教育の資料としてのみならず、自然と共鳴・共存する「芸術」としての原点を持つという意味でも観る側に深い示唆を与えてくれる施設だと思っております。本レポートが校舎を訪れるきっかけになれば幸いです。

2023.10「環境ポスター展 L🌏️OP」(京都芸術大学芸術館)

 博物館実習の授業にて、企画・キュレーション(合同)、ステートメント作成を担当。ステートメントは現在もウェブページで閲覧可能です。

1997年、京都会議(COP3、気候変動枠組み条約第三回締約国会議)では地球温暖化防止のため、二酸化炭素・メタンなどの温室効果ガスの排出量削減目標が設定されました。

本展で最初に紹介するのは、イギリスを代表するデザイナーであるアラン・フレッチャー(Alan Fletcher、1931-2006)によって制作されたものです。

緑の円の中をつぶさに観察すると、リングノートのページや色見本帳の断片などが地球を模した円の中に所狭しと敷き詰められています。廃材を用いたポスターはそれ自体がごみ問題に対する一つの問題提起と言えますし、なにより、ポスター右下に緑のペンで直筆で書かれた「Think green.」の一言はフレッチャーのメッセージをわかりやすく示しています。

そして、26年経った現在はどうでしょうか。

答えを出す前に、フレッチャーと同様、26年前の京都会議にちなんで制作されたポスターたちを見ていきましょう。名だたる芸術家・デザイナーたちによる作品は鮮烈な印象を与えてくれます。

観る私たちにとって「優しい」作品ばかりでなく、少し辛辣な作品が続くかもしれませんが、今回の展覧会が環境問題を考えるきっかけになれば幸いです。

なお、本展の展示企画は、京都芸術大学通信教育部博物館学芸員課程(科目等履修)に所属する学生が博物館実習の一環として手掛けました。

その他

学歴

2008年 慶應義塾大学経済学部経済学科卒
2023年 京都芸術大学通信教育部(芸術学部芸術学科アートライティングコース)卒

保有資格

  • 普通免許(AT限定) ※ペーパードライバー

  • 学芸員資格

  • 美術検定2級

  • 会計関連資格(日商簿記2級、BATIC Manager Level(※)等)

  • TOEIC 740点

(※)資格そのものの廃止にともない失効。

趣味・特技

  • 美術鑑賞(浮世絵寄りの雑食)

  • 映画鑑賞(旧作中心)

  • 医学史・美術解剖学の知識(座学のみ)

  • プロレス観戦(ほぼ新日本プロレス)

  • 将棋(ほぼ観る将、将棋ウォーズ判定は初段程度)

  • 楽器演奏(ギター、ウクレレ)

  • 写真撮影、簡単なイラストレーション

2024年撮影
2024年の入院中、1週間以上にわたる絶食が続いていた
当時の心境をハムカツで表現
2021年、藤田嗣治のリトグラフ《猫》を参考に

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