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覚えては忘れていく子ども達
毎日が特別な1日…おはようございます…KAROです。
受験生の夏が終わろうとしています。
受験生の皆さん、本当にお疲れ様です。
夏休みで子どもがずっと家にいるため、いつもと違う生活をしているお母さん、お父さん、本当にお疲れ様です。
共働きのため子どもの面倒を見る人がおらず、ずっと子守をしているおばあさん、おじいさん、本当にお疲れ様です。
夏って、みんなにとって大変だな~と、つくづく思います。
もうすぐ、食欲の秋、音楽の秋、過ごしやすい秋が来ますね。
子どもは新しい勉強がすき
新しいテキストが届いたら、子どもはがんばります。
新しいノートを買ってもらったら、子どもは丁寧な字を書こうとします。
しかし、数ページしたら雑に取りくみはじめます。
数ページで字が汚くなります。ノートの罫線は無視します。
新しいものなら喜んでしますが、継続となるとなかなか難しいようですね。
まあ、大人も似たようなものですが…
「もの」に対して新しいものが好きなのであれば、
「学習内容」に対しても子どもは新しいものが好きであると考えられます。
新しい単元の学習は興味を持ってきく子は多いです。
しかし、すでに習ったことのある単元の復習となると、あまり興味を示さない子も、また多いというわけです。
復習をしないと忘れてしまうことを伝え続けたい
よく子ども達にはこんな話をします。
Aさんは、毎日毎日、一生懸命がんばって勉強して、たくさん努力して新しい10のことを覚え続けたとします。しかし、人間は忘れる生き物なので、毎日7ずつ忘れるとしましょう。
Bさんは、新しいことを覚える時間は少なめに設定して毎日5ずつ覚えて、かわりに前に覚えたことを毎日3ずつ復習していきます。忘れるのは毎日2ぐらいに減るかもしれませんね。
あなたなら、どちらを選びますか?
どちらが大変ですか?
どちらが学力が向上しますか?
あなたは今、どちらの勉強をしていますか?
経験上、大多数の子どもたちがAさんのパターンになっています。
9割以上はAさんですね。もしかしたら、9割5分以上かも…
親の声かけにひと工夫を…
勉強していないわが子に対し、声かける際には、工夫が必要です。
さまざまなシーンに応じた声かけが必要なので、一度に語ることはできませんが、あくまで一例として考えますと…
勉強した?
宿題した?
宿題はしなくてよいの?
のようなシンプルなものよりも、
先週のテストの思い出ししない?
この前の問題集の2回目はじめようか?
以前おぼえた英単語帳どこだっけ?
宿題20分したら、10分は復習ね?
前やった問題集、また買ってきたから、今月中にやっていこうね?
などを提案します。
なぜなら、とにかく小学生~中学生は自分で復習をしようとしないからです。
ヘタしたら10覚えて9忘れています
夏がんばった子どもにこそ、努力の成果を肌で感じてほしいものです。
成果は9月からの学校の授業中で発言したときに感じるかもしれません。
次のテストで苦手教科の点数があがったときかもしれません。
もしかしたら、なんの成果も感じることがないのかもしれません。
成果を感じなければ、次にがんばる気力がなくなってしまいます。
それだけは阻止したいです。
がんばったわが子にこそ、復習をさせてみてください。
きっと成果につながります。
朝の時間がとれる範囲で書いている関係上、結論が出ぬまま終わってしまうことも多々かと思いますが、なるべくお役立てできるよう発信していきますので、応援のほど、よろしくお願い致します。