子どもの勉強効率
毎日が特別な1日…おはようございます…KAROです。
うちの子って、時間ばかりかかって、なんというか、効率が悪い気がするんですよね…
よく耳にする相談です。
そして、親の気持ちもよくよくわかる内容です。
一概には言えませんが、このような場合、親としてわが子に対し接する中で、いくつかの客観的な考え方を持っておく必要はあると考えます。
でないと、感情で叱ってしまうことになりかねません。
親はわが子に対して、常に冷静でいることは難しいからです。
だからこそ、親の頭の中に、いくつかの客観的な考え方をインストールしておくことをおススメします。
今回は、その一つになりうる考え方です。
量をやりこなした後に、気づきがあり、質が高まる
最初から効率のよい勉強ができる子どもはいない。
そう思います。
たくさんの子どもを見ても、やはりそう思います。
すでに出会ったときから効率のよい勉強ができる場合もありますが、それはそれで、そのずっと前に効率がよくなるきっかけがあったにすぎません。確かに世の中には天才がいますが、その0.1%未満の天才を一つのケースとして考えるのでなく、99.9%以上の大多数の子どもたちのことを考えますと、最初から効率のよい勉強はできる子はいない、は正しいと思います。
効率のよい勉強ができるようになるきっかけはヒトそれぞれ。
わたくしKAROも、自転車にのる練習をしていたら、隣にお住いのおばあちゃんから、あるコツを教えてもらい、そのコツを実践したら不思議と一発で乗れるようになったことを、今でも覚えています。あれは、本当に不思議でした。びっくりしました。
そのため、あくまで一つの考え方に過ぎないのですが、量質転化の法則を知っておくと、わが子の見方が変わるかもしれません。
その分野やその単元に関するたくさんの効率の悪い勉強をした後に、その内容に関する基本がようやく頭の中に構築され、そこから飛躍的に理解度が高まり、単位時間あたりの学習効果が高い状態、いわゆる効率のよい学習ができる状態に突入するといった、考え方です。
量質転化の考え方が親の頭にインストールされると…
勉強しているわが子をみて…
たくさんの間違いや効率の悪い方法を経験している時期なのかな~
そう思えるようになります。
量をこなさずに質を高める最善の方法の一つは「教える」である
とは言え、「時間がない」「そもそも努力が苦手」「長時間の学習ができない」などの悩みも多いようですね。
質が高まるまでの時間を短縮する方法も多々あるかと思います。
例えば、ありきたりですが、人に説明して自分の理解度を高める方法は非常に効果的です。
なにかしらの教師や講師の経験がある場合は、完全に同意をいただけると思います。
人に教えるには、自分がきちんと理解し、暗記し、かみ砕いて説明できるまで習得する必要があります。
これを1回経験してしまうと、その内容に関しては、短期記憶から長期記憶に確実に移行します。忘れにくい記憶にすぐになるということは、効率のよい学習法であるといえます。
さらに、複数回、人に教えてしまえば、どれほど暗記が苦手な人でも(わたくしKAROは暗記が大の苦手です)、その内容に関しては長期記憶から永久記憶にすら移行すると考えています。
人に教える機会がない場合は、人に教えているつもりで独り言を言えばよいのですが、それは大人にしかできない方法で、子どもには向いていません。
つまるところ、親がその視点で話しかける必要があるということになります。
「どれどれ、この部分について、お母さんに説明してごらん。教えてほしいな~」という声かけになります。
本日の朝はここまでになります…
朝の時間がとれる範囲で書いている関係上、結論が出ぬまま終わってしまうことも多々かと思いますが、なるべくお役立てできるよう発信していきますので、応援のほど、よろしくお願い致します。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?