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「分かったつもり」はややこしい

「あ~ね、分かった!」

と言うがどこまでわかったのか、分かりません。

仕事でも、結局あの人分かってへんやないかいと思うことが多々。

いわゆる「わかったつもり」というヤツです。

「分かった」には、かなりの幅で濃淡があるんやな~、と思ったりなんかして。

◇◇◇

「分かったつもり」という言葉はそのまま受け取ると「つもり」なので分かっていないということになります。

でも本人は分かった気でいる、、コレが事態をややこしくしているのではと思います。

(この議論がすでにややこしい??)

「分かったつもり」は本人の中では「分かった」の範囲に含まれれるから、それ以上は考えなくなる。

「分からない」から調べたり、思考したりするわけで、「分かった状態」ならそれ以上は追求しませんわな。

表面の上っ面だけ把握しているのと、そのモノの本質、深層をじゅうぶんに理解しているのとでは、雲泥の差がありますが、どちらも「分かった」でくくられる。

最終的に行き着くのは本人が自覚するかどうかです。

「分かったつもりでいた、結局このことについて分かってなかったじゃん」

みたいな。

◇◇◇

より分かるためには分からない状態が必要です。

ことあるごとに「分かったつもりになってない?」という視点を持つことが大事です。

「謙虚であれ」ってこと。


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