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前代未聞の状況の中で、初の海を越えた卒業式

末っ子の高校の卒業式でした。

去年は、コロナウイルスの急拡大で、日本に退避帰国したまま戻れなくなった生徒も多く、初の事態で卒業式も行われませんでした。

コロナにより、色々な規制が入り、18歳を過ぎた生徒は、再度中国入国ができなくなり、卒業の時点で、上海から参加の生徒と、日本から参加の生徒がいることが想定できていたので、海をこえた卒業式に向けて準備がされました。

受験などで帰国して、現地に残る生徒は3分の1ほどの20人にも満たない数。

オンライン組は、校長先生の後ろに、スクリーンで顔が映し出されて、点呼に応え礼。カメラも何台か設置してあり、式の状態がよくわかるように中継してくださっていました。

卒業証書授与が始まり、友人から

「アプリに入れない!」とメッセージ。丁度息子くんの番だったので、画面を写メ。

が、そのあたりで慌てて、その後の我が子の時、焦って、写メをうまく撮れず撮り損ねるという失態、最悪です。


オンラインでそれぞれの自宅の部屋から参加する子達を見て、みんなこの一年、学校に通学できず、オンラインで一人頑張って、受験を終えたんだ、と思うと

我が家の大変だった一年が思い出され、感慨深くなりました...

前代未聞の状況の中での受験をしなければならなかったこの子達。

最後、全員で揃うことも叶わず 式の後一緒に写真をったりもできず、可愛そうですが、この前代未聞の経験をしなければならかったのは、きっと彼らにとって意味のあることになる日がくると思います。

”できないだらけ”の状況の中でも、できることを見つけて 進むことはできる、ということがわかったはずです。その結果、行きたかった大学に合格できたことは、何よりも自分の自信となり、これから何かあるたびに、この一年のことを思い出せば、乗り越えていけるのではないかと思います。

この一年は、通常の高校生活が送れず、卒業式もオンライン参加。気持ちの上で切り替え、なかなか難しいと思います。その分、これから始まる、大学生活に期待して欲しいと思いますし、高校生活で未消化の分まで、大学生活を充実したものにして欲しいと思います。

卒業おめでとう!

そして、自分にとって一番大事な、28年間続いた4人の子育てもこれで終了です。

自分に「お疲れ様。」

そして子供達に

たくさんの経験と思い出を ありがとう!お母さんを育ててくれてありがとう。」

至らないことばかりの子育てでしたが、子供達のおかげで少しは成長できたと思います。

自分のまえに、まだまだ道が続いています。子育て最優先できた今までとはガラッと違う これからの道を 楽しんで歩いて行きたいと思います。

さあ、何から始めよう?

最後まで読んでくださり ありがとうございました♬

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