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佐藤哲朗(nāgita)
2017年8月8日 17:56
パーリ三蔵読破への道 連載第二回佐藤哲朗●日の当たらない「律蔵」パーリ三蔵中の律蔵(ヴィナヤ・ピタカ)は、ちょっと「不遇」な仏典です。専門的な研究書は数々ありますが、原典の全訳は旧漢字・旧仮名遣いの『南伝大蔵経』(一巻~五巻)のみ。律蔵は出家の領分だから、在家者が読んでも面白くないと思われているようです。でも、それって偏見ですよ。むしろ、読み物としてこれほど魅力的な仏典はないといっても過言で