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幼稚園の面接対策マニュアル!

来年度に幼稚園へ通うお子さんをお持ちの親御さんは、見学や説明会などに多忙を極めている頃でしょうか。願書提出まであと約2ヶ月。私も昨年の今頃は着ていくものの準備や面接練習などあたふたしていました。

今回記事にしたいのは、幼稚園の面接と言っても、いわゆる「お受験幼稚園」ではなく、近所にある、公立小学校へ上がる子が大多数の一般的な幼稚園です。私の住むエリアではそれでも割と激戦区で、人気の幼稚園は倍率が3倍近くあるとの事前情報でした(実際はそこまでではなかったようです)。

3人に1人しか受からないなんて、落ちたらどうなるのよーーーと悩み、結局併願して2園の面接を受けた結果、全く面接の内容が違うパターンだったので色々と参考になることもあるかと思い、まとめてみることにしました。


1 保護者への質問

これはだいたいどこの園も共通しているような気がします。私も実際、2園とも似たような質問を受けました。ただ、2園の教育目標が若干異なっていたため(しかも割と反対方向)、混同しないように丸暗記で臨んだため、私の緊張感がハンパなかったです笑。

聞かれる質問パターン

  • なぜ当園を志望されましたか?

  • 当園の教育目標とご家庭での教育方針で共通する点はどこですか?

  • お子様の長所はなんですか?

  • 子育てにおいて、大切にしていることは何ですか?

  • お子様には、アレルギーや集団生活で注意する点がありますか?

  • オムツは外れていますか?

だいたいこんなところを準備しておけば、多少質問が変わってもアレンジ可能かと思います。2園ともこれでカバーできました。

ちなみに…我が家が受けた2園は教育目標が割と反対方向だったので、このように準備して、実際に当日の面接でも答えました。

教育目標
A園:自由にのびのびと過ごす、自分の意見をはっきりと言う 的な感じ
⇒何かに制限されることなく、自分の思ったことや興味を持ったことに対して積極的に、自由に行動できる子になってほしいという我が家の教育方針に一致しているため、貴園を志望しました。

B園:お友達や先生の話をよく聞く、相手のことをよく考える 的な感じ
⇒友達や周りの人が自分と同じ意見を持っているとは限らない、違う考え方を持っていることもあるんだ、ということを幼稚園生活で学び、友達付き合いや、時には自分が我慢するということを経験してほしいです。これは「思いやりのある子に育ってほしい」という我が家の教育方針とも通ずる点があるため、貴園を志望しました。

ちなみにA園第1志望で、めでたく合格しましたのでA園に通っております。自由で堅苦しくなく、A園で良かったかなー。B園だったら、ちょっと園になじめてたか微妙な感じがします。家から近いのはB園でしたけどね。

2 子供への質問(あなたのことを教えてくださいパターン)

これはA園の面接だったのですが、1家庭ずつ部屋に入ります。全ての面接時間がだいたい15分くらいで、そのうち保護者への質問が約5分。残りの10分が子供へ質問という感じでした。親は母親、父親2名で間に子供が座る感じです。面接官の先生は1人でした。

質問内容はこんな感じです。

  • お名前を教えてください。

  • 何歳ですか?

  • 好きな遊びは何ですか?

  • 好きな食べ物を教えてください。

  • 保育園の先生のお名前は何ですか?

  • お友達の名前も教えてください。

我が子は保育園へ通っていたため、その事前情報から下2つの質問が入ってきたと思われます。練習では保育園ネタも結構完璧に答えられていたのに、当日は緊張したのか、担任でも何でもない先生(非常勤の先生?私もほとんどお会いしたことないような先生)の名前を答え、お友達の名前も蚊の鳴くような声で「りゅうくん…」と。

誰??保育園でも他でも見たことも聞いたこともない名前が出てきて親的には焦りましたが、面接の場では「あらー。りゅうくんと仲良しさんなんですね!わかりました。教えてくれてありがとう。」と無事に事なきを得ました笑。

3 子供への質問(お勉強問題パターン)

こちらはB園です。お部屋の中に5組の親子が入り、1組ずつテーブルの方に呼ばれて面接が始まります。面接を受けている1組以外の4組は部屋の中で自由におもちゃなどで遊んでてOKです。とはいえ、遊んでいる方も先生が数名で見ているので、合否に関係するかはわかりませんが、他の子のおもちゃをぶんどるような行為があるとマイナスな印象になってしまいそうです。

こちらは(コロナ対策で?)親1名とのことだったので、我が家は母親である私と子供の2名で行きました。よその家庭は父親と母親が半々くらいかなーという印象です。面接官の先生は3名で、主に質問をしてくる先生1名、回答を書きとる書記が1名、積み木などを出したり片づけたりする先生1名という感じでした。

我が家は4番目で面接の声がかかったので、最初の3組が話しているのを横目でチラチラ見ることができたわけですが、マジで焦りました。というのも、準備してきたパターンの質問があんまりない!!どうなる?!我が子の運命やいかにーーー?!

質問内容はこんな感じです

・お名前は何ですか?
・何歳ですか?
・好きな動物は何ですか?

ここまでは準備してきました。OKです。
そしてここからはアイテムが続々と登場します。

  • ぶどうはどれですか?

  • 黄色い積み木を先生の手のひらに乗せてください。

  • ★は何個ありますか?

  • 〇は何色ですか?△は何色ですか?

メモれるわけでもないし、ぶっちゃけ正確には覚えていませんが、色々な絵が描いてあるカードや色の積み木などが次々と出てきて、上記のような質問が問いかけられました。

まぁ質問の難易度は全く難しくなく、普通に考えたら全問正解できるレベルの問題なんですが、事前にこの手の練習を全くしてこなかった!という点で、私は勝手に焦っていました。おもちゃで遊びながら最初の1組目の面接が始まった時に積み木やらカードやらガチャガチャとテーブルに並べられるのを見て、脇汗が止まりませんでしたよ笑。

しかしいざ我が子の番が回ってくると、実に冷静に「ぶどう、これ。」と息子は淡々と答えてほぼほぼ正解できていました。それより勝手にテンパって、親への質問で私が若干失敗したか??もし母が足を引っ張っていたら、ごめん…息子よ。

4 補足 これで面接はバッチリ!

2園ともたまたま聞かれませんでしたが、「当日の行動系」も割とよく質問されるようなので、準備しておくと安心かと思います。こんな感じの質問です。

  • 今日は何で来ましたか?(バス、歩きで など)

  • 今日の朝ご飯は何を食べましたか?

  • 今日は誰とここに来ましたか?

ここまで出てきた質問を、椅子に座って対面で答える練習を数回やっておくと良いと思います。ふざけないで椅子に座って、手はおひざの上。これが実は一番難しい問題かもしれません…。前日は洋服も面接当日のものに着替えて、本番さながらの練習をしました。いやはやあれからもうすぐ1年かー。懐かしいですな。これから面接受ける方、希望の幼稚園に合格しますように!頑張ってください!!!



 



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