祈るイモムシ
餌用の枝付きの柚子の葉が届いた。
しっかりと保湿された状態で届いたが、さすがに葉の先端は少し乾いていたので、水を張ったボウルにじゃぶじゃぶと浸してから瓶に挿した。
思っていたよりも枝が短く、アゲハの幼虫がこちらの葉も食べられるような位置にと考えると、同じ鉢の土に瓶をぐいっと埋め込むくらいしか思いつかない。
お気に召すかわからないが、ひとまずこれで様子を見てみよう。
幼虫は、頭を持ち上げた姿のままじっとしている。
後ろ姿が、空の向こうに祈りを捧げているように見えなくもない。
いや、突然の鉢の異変に固まっているだけなのかもしれないけれど。
じゃあ、また明日ね。