VR風俗、X-Oasisの(内部)リニューアルとこれからについて!
3Dの美少女(とバーチャル男の娘)が働く、スマホでできるVR風俗店!
X-Oasis!
の経営者をしております、バーチャルAV女優のKarinと申します。
説明・展望の報告について、大変お待たせしてしまいましたが、改めてこの記事では色々とX-Oasisについて語らせて頂きます!
X-Oasisの新運営体制について
今月の半ばから、裏方で働くメンバーと配置が変わりました。
これまでエンジニア・代表を努めていたDaryが2つの役割を退き、広報・営業として、新しいお客様を呼び込み、既存のお客様と向き合うための役目になりました。
空いた2つの役割の中で、代表は私Karinが引き継ぎ、Unityエンジニアに関しては改めて募集させて頂くことになりました。
(今回の人事配置改定にて、現在は継続的契約関係のある中心的メンバーとしてはKarin・Daryのみとなっております。)
具体的な理由としては、実務を行うエンジニア的業務と意思決定を行う代表としての業務を一人が担うことにより心理面の負担を引き起こし、様々な効率を低下させていたことです。
また、機能実装・見た目の調整に集中できるエンジニアを確保することによって、既存のサービスを向上させるだけではなく新機種対応等の発展にも繋げられる余力を持つことに注力していきます。
X-Oasisの今後の展望・事業優先順位について
今後の最優先事項は、
①現状体験して頂けるサービスを積極的に広報し、客層の母数を広げること
②上記を通して経済的基盤を成長させ、技術的なチャレンジができる体制を作り出すこと
になります。
①については既にDaryが広報・営業として動き始めております。
目に見えるところではイベントの実施、見えないところでは、既に好意的な反応を寄せて下さっている企業様との協業の打ち合わせなど、かなり手広く、自由に動いております。
一ヶ月前とは広報の雰囲気、広げ方も変わっているのがわかると思いますので、今後の動きを楽しみにして頂ければ幸いです。
②については詳細な説明が必要かと思いますので、前提の部分から説明させて頂きます。まずはX-Oasisが最終的に目指している在り方について、特にビジネス的な目標についてです。
X-Oasisは「誰でも自分の性・欲望をさらけ出した上で、受け止めてもらえる場所があって欲しい、しかもそれが当たり前のものとして認められて欲しい」という単純な理念に基づいて設計されています。
ではどうすれば「当たり前のものとして認められた」と言えるのか。
私はそれが店舗としての経済的自立だと考えています。
誰に何を言われようとも、「いや、だって既にお金払ってる人も働いてる人もめっちゃいるし……法律破ってるわけでもないし……」と言えるなら、それが何よりの「盾」になるからです。
そのため、今のX-Oasisの全体の方向性としては「理想」を作ることにコストをかけるのではなく、沢山の、特にX-Oasisのことをまだ知らないお客様にも知ってもらう(そしてサービスを利用してもらう)ことに向かうべきだと考えています。
仮にどれだけ深い理想を作ったとしても、それが砂上の楼閣になってしまい、数年先にも帰ってくることができる場所でなければ意味がない、という理由です。(「オーダーメイドの理想を作る」という意味での事業的構想がないわけではないし、それもVRの可能性の一つなのですが、まだ先にさせて下さい。)
幸いなことに、その判断を後押ししてくれているデータがあります。
皆さんに既にご利用頂いているおかげで、X-Oasisのリピート率はなんと約52%となっており、正しく知ってさえもらえれば伸びしろを作り出すことができるほどの価値を既に作り出せていると判断できたからです。
一方で、最近エゴサやヒアリングを重ねていると、「ちゃんとしたPC用のVR機器がないとダメ」だと思われていたり、そもそも実在を疑われていたりと、界隈を離れた部分にまできちんとした情報を届けることができていない状況にありました。(確かにSFの産物とか、何かの冗談っぽいし……)
現在ご利用頂いているお客様がいるからこそ、まずは「それをもっと広く伝える」ということに注力させて頂きたいと思います。
スマホ以外のVR対応や、技術的にアダルトVRがどのように進化していくかについて……に関して期待していただいている皆様に対しては、すぐに実現できないことを改めてお詫び致します。
厚かましいお願いにはなりますが、現状から一歩進んで、別の層を開拓した私達がもう一度新たなエンジニアと組んでVRの世界に挑戦していけるよう、そういった層の皆様にも応援して頂きたいなと考えております。
(私達が考える、VRの世界はどうあるべきかという設計思想の話はまた別にします。かなりオカルトっぽい話としてお届けする予定です。)
あくまでもこの優先順位の決定は、私達にとって「攻め」だということをご理解頂ければ幸いです。
次回予告
・X-Oasisのキャストはどういった存在なのか
(面接基準の話も一緒にします)
・X-Oasisが本腰を入れてVR開発をする際に目指すもの
(そもそもVRにどんな”夢”を見ているのか?)