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小選挙区で少ない得票数で落選した候補者の比例代表復活当選の改善案

小選挙区で落選した候補の比例でに復活当選を改善策を提案する。

比例復活当選の問題点
小選挙区制の選挙では、得票数が少ない候補者が比例代表で「復活当選」するケースが見られる。これは民意を反映していると言えるでしょうか。小選挙区で支持が得られなかったということは、有権者がその候補者を議員としてふさわしくないと判断した結果ではないだろうか。それにも関わらず、比例代表の仕組みで当選してしまうのは不合理だと感じる人も多いでしょう。比例代表制は党への支持を表すものですが、特定の候補者への支持を意味するものではない。この点で、現行の比例代表制度は民意を反映しているとは言い難い部分があり、問題ではないだろうか。

復活当選に基準を設ける
民意を直接反映させるために、比例代表制の廃止が一つの解決策と考えられるが、自分が投票できる選挙区に支持する政党の候補者が立候補していないケースもあり、民意を幅広く反映するためには別の方法が望ましい。そこで復活できる候補に基準を設ける。

小選挙区における投票率
小選挙区での候補者の得票率が有効票数の15%未満かつ候補者が二人の場合は2位以下、三人以上の場合は3位以下の候補者は比例代表での復活当選ができないようにするルールを導入してはどうでだろうか。衆議院小選挙区の供託金没収ラインは「有効投票総数の10%未満」であり、一定の活動を行った証とされている。そより少し高い15%を基準にすれば、一定の支持を集めた候補者のみが比例復活の対象となるため、より民意に沿った制度設計になると考えられます。この仕組みにより、次点の候補が繰り上げ当選することで、民意に即した結果が得られるのではないだろうか。また、候補者が多い場合に票が割れ2位でも得票率が10%代になることも予想されるので得票率に加え順位の条件を加える。

このようにすることで民意に近い選挙結果が得られるのではないだろうか。

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