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ホロスコープとタロット

私は占いに縁がある、というふうに感じています。
意識して生きてきた訳ではないのだけれど、人生の大切な時期に重要な存在となるのが占いだったりするのです。

実は、当たるとか当たらないとかいう事はあまり重要だと感じておらず…
というか、当たりはずれって『今ピンとこないだけ』っていう事もありますしね。

昔の人がなんで占いしたのかな?と考えた事があって、私なりの答えは「不幸をできるだけ避ける為」だったんじゃないのかな、と。
つまり【当たらないようにする事】も大切だったのではと思うんです。
私の知る占いで得られる情報は【このままだと~】とか【生まれもったのは~】とかだ。
つまり基本的にはいい部分は活かしていこうだし、あんまりだねっていう部分はどうしたらいいか対策たてましょうよって事なんだと思っていたり。
知る事に意味がある的な…。
あ、でもこれは素人の思うことなのでぜんぜん違うよって思う方もいらっしゃるとは思います。誰かの否定とかのつもりは全くありません。偉そうにこんな事書いててむしろすみません。

今でも十分恐ろしいけど、昔の人は自然災害とかもっと脅威だったと思うんです。作物や家畜に被害が出ても大問題ですし。
人生だって下手したら今の半分位かもしれない。
それならできるだけ安全に、より良く生きたいだろうなと。
その為の占いだったんじゃないかな~と思うのです。

人って「もう、こんなん人類の力じゃどうにもならないです」って事が起きた時に救われたり、慰められたり、癒されたりすると、神様とか占いとかそういう人知を超えたものの存在を身近に感じるんじゃないのかな。
まぁ何にせよ、人間に解明できないものだから存在しないっていうのはあまりにも傲慢な考え方だし、こんなに長い歴史のある【占い】なんだから、きっと廃れない事こそが答えなんじゃないかなと私は思っています。

私と占いの話になりますが、初めての占いは17歳位の時に道を歩いて占ってもらったタロットでした。
高校生だった私はお金が無いからと、断ったのですが何だか話やすい人で(警戒心が強いのでめったに無い感覚なのです)いいから、いいから、みたいな感じでタダで占って貰う事になりました。その後も学生のうちは学割してくてました(笑)

通っていた美容院の近くにその占い師さんはいつもいて、22~23歳位まではたまに顔を合わせていました。
挨拶して、少しお喋りして、必要な時は占ってもらって…と祖母以外の親族とうまく付き合えなかった私にとっては、目上のよき相談相手となってくれた方でした。その頃の私にとっては自分の人生に直接関係していない大人に相談できる、という事が結構重要だったんじゃないのかなと思ったり。
そして占いの内容にも支えられましたが、その人の占いのスタンスみたいなものを私は素敵だなと感じていたんです。

その方は自分には何か特別な力が備わっている訳ではないと常々言っていたんです。占いを始めた事には運命を感じているようでしたし、自分に与えられた使命のように思っている方でしたが、カードを配るのも選ぶのもお客さんであり、お客さんはカードの意味を知らないから自分は代りに読んであげているだけなんだと言っていたのです。
カードが示す可能性を、物語を、読めない人の代わりに読むのが自分の役割だって話していたんです。

自分がそれまでに抱いていた占いのイメージを覆す方でした。
しかし露店などの規制が厳しくなると共に、その方には会えなくなってしまいました。まだどこかでタロットを読んでいるのかな。

その後、私は何かあればタロットカードを自分で並べたりしています。
ぜんぜん覚えられないので、本は手放せないのですが。
パートナーは3人目の家族と感じているようで、ロットちゃんと呼んでいます(笑)
なぜかというと二人で解決できない問題が生じると「ロットちゃんに聞いてみるか」となるからです。
問題を冷静に分析するきっかけになったり、その考えは無かったみたいな事が導き出される事もあってなかなか頼もしい相談相手だったりします。
なにより、カードの並びを眺めながら意味を解読していくと何かきちんと自分用の「お話」が出来上がってくるようで面白いです。

その次はだいぶ飛んで、つい1~2年位前になるのですが今後どう生きるべきか悩んでいた時期がありまして。
その時になんとなく自分のホロスコープを知りたいなと思ったのです。
でも勿論私にはそれを読み解く能力は無いし、勉強すると言っても私のポンコツ脳ではなぁ…と、そこでタロットの時の事を思い出して、「そうだ詳しい方に読んでもらおう!」と思ったのです。

私は【読む】という事に特化していそうな方を探してお願いしました。
私は世に言う【スピリチュアル】な色が強い占いにはどうも足が向かないようで…まぁビビりだからかもしれません。
そういう世界はむしろ好きだし、信じている方なんだろうなと思うのですが、まぁまぁ自分でも謎です(笑)

まだお勉強中という方でしたが、とても丁寧にメッセージのやりとりをしてくださり鑑定書を作ってくれたのです。
持てる力をめいいっぱい注ぎ込んでくれた、心のこもったホロスコープ鑑定にすっかり感激した私はパートナーの分もお願いしました。
今まで自分の周りにいた人、関わった人、出来事には西洋占星術的な観点での共通点みたいのが結構あったように思えて更に興味が沸き、今に至る感じです。

ちなみにnoteに辿り着いたのも実はホロスコープのおかげだったりします。
自分のホロスコープの事で気になった事を調べていてnoteの記事に辿り着きこんなコンテンツもあるんだなぁと知ったわけです。
星に導かれてるのかなぁなんて、思ってみたり。
ホロスコープは見てもらう方によって解釈や感じ方が違ったりするのだろうなと最近は思うようになりました。奥深い世界ですね~。凄い。

長くなったのでこの続きはまた今度書こうかなと思います。

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