「浮気を繰り返してしまう」女性のお悩み回答。無意識に抑圧された感情がシャドーを作り、それに振り回される。
こんばんは！
湘南に暮らす心理カウンセラー
ニュートラルに美しく生きたい女性のメンタルコーチ
渡辺サヤです。
本日も『ココロノマルシェ』に寄せられたお悩みにお答えします。
ココロノマルシェとは
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どなたでも無料でお悩み相談できますので、是非ご利用ください。
『繰り返す浮気について』
相談者：ぱくさん
いつも心がつらくなったとき、
心の拠り所としてみなさんの記事を拝見させていただいてます。
過去の記事をたくさん読み漁り自分に向き合っている途中です。
今回自分の中で大きな変化の時期にあり、迷いがあったのでご教授頂きたいです。
大好きな主人がいますが
20代の頃から浮気・不倫を繰り返してしまいます。
私は30代前半、主人は30代半ばで、10年付き合い2年前に入籍しました。子供は欲しいのですが、まだいません。
過干渉な母と無関心・能天気な父の元で育ちました。
母の過干渉は現在進行形で、大人になってからは連絡はあまりとっていません。
昔からよく働く母で、愛してもらいましたが寂しい時期もあったように思います。
主人は会社経営をしており、大きな会社ではないので私が経理の補助をしています。
時短勤務のようなもので自由な時間が多いです。
主人と付き合い初めの頃は、自分にハマってもらえるようかなり努力しましたが、主人が一途に思ってくれていることが分かると、いつの頃からか違う男性とも関係を持つようになってしまいました。
主人は私にとって最良のパートナーなので、恋愛をしたいという思いは無く
浮気相手は基本、体の関係のみです。
特定の人といても1年程で相手からの束縛や嫉妬に疲れ連絡を取らなくなります。
主人と入籍するまでそのような関係の男性が何人かいました。
入籍したら浮気なんて辞めよう、と思っていましたがうまくいかず。
最近まで2年程関係のあった男性がいましたが、
彼も今までの方と同様の理由でお別れしたばかりです。
結婚もして妻になったので、しっかりと主人と会社を支えていきたいと思う一方で
関係を持つ男性を私が癒したい、助けたいと思っている自分がいます。
直近の彼は、単身赴任で家族と離れて暮らし、仕事に忙殺されていました。
家庭もうまくいっていないようで、奥様の愚痴を聞くこともありました。
そんな彼を見て、わたしが癒してあげたい。ここで生活する元気を与えてあげたいと思ってしまうのです。
彼のことを将来一緒になりたいとか、素敵な男性だ、とは思わないんです。
むしろ主人が旦那でよかった。こんな出会い系アプリばかりしている人が旦那じゃなくて本当に良かった。なんて思ってしまいます。
不倫は初めてで相手の奥様の立場になって考えると自己嫌悪に陥ることが多く、勝手な理由ですが不毛な関係に疲れてしまいました。
彼のことを愛しているわけではないし何度も離れようとしましたが、彼の離れたくない、いつでも待っているから というスタンスに甘えてしまいなかなか離れることができません。
いい妻になりたい、主人と会社にとって役に立つ社員でありたいと考えています。
不倫なんてしたくないし、ほかの有意義なことに時間を使って自分が理想とする妻になりたいのですが、すぐに彼のもとへ戻ってしまいます。
自分の感情に振り回される感覚があり、自分がたまに怖くなります。
ちょうど、もう連絡をとりませんと彼に宣言したところですが、
彼は「まあ、いつもみたいに また熱が冷めたら戻ってきてね」というスタンスで余裕そうに見えます（涙）
私はどうしたら自分とうまく付き合い、先へ進めるでしょうか。
ぱくさん
ご相談いただきましてありがとうございます。
きっと今は自分を責める気持ちでいっぱいですよね。
結論を先に言うと、ぱくさんは本来はエネルギーが強い人なんだけど、それに気づかず、使い方もわからなくて、抑圧しているから、アンダーグラウンドが欲しくなってしまうんだと思います。
では、順番に解説していきます。
＞過干渉な母と無関心・能天気な父の元で育ちました。母の過干渉は現在進行形で、大人になってからは連絡はあまりとっていません。
過干渉な母親に育てられてきた過程で、心配されたり口出しされたりするうちに、子供は自分のことを
「心配されるべき存在だ」
と認識するようになり、更には
「自分一人では何もできないんだ」
と親からのメッセージとして受け取ってしまうことがあります。
これにより、自立心や人としての強さに不安を抱くようになり、自己肯定感も下がります。
＞昔からよく働く母で、愛してもらいましたが寂しい時期もあったように思います。
そして、お母様が働いていたとのことで寂しい思いをすることが多かったとのことですが、この寂しさが癒えていないと、大人になった今でも無性に寂しさを感じることになります。
ぱくさんはずっと寂しい思いを抱えながら、
「自分はおしとやかで従順な社長夫人として生きるべきだ」
という思いがあるのならば、それ以外の自分を自分で受け入れることができませんよね。
受け入れることができない感情は無意識に抑圧されていきます。
私たちは自分でも好ましくないと思える感情や欲求を自分でも気づかないうちに抑圧して生きています。
この抑圧された感情や欲求を「シャドー」といいますが、このシャドーは抑圧しても消えるわけではなく無意識に私たちを振り回します。
ぱくさんにとって、普段から感じてはいけないと思っている感情はどんなものなのでしょうか？
寂しさのほかにどんな感情を感じますか？
このシャドーと統合していくことが必要になってきます。
このシャドーはぱくさんにいったい何を教えてくれるのでしょうか？
ご自分と向き合われて出てきた感情が、きっと、ぱくさん本来の姿を教えてくれると思います。
私が思うには、ぱくさんは本当はものすごいエネルギーが強い女性なんではないのかなあと思います。
普段から良い彼女、良き妻で居ようと、本来の自分を抑圧してきた分だけ、その抑圧してきた感情や欲求を解放させるためにアンダーグラウンドを作りたくなるんだと思います。
なので、もう我慢しないで自分を開放していきましょう(^-^)
＞結婚もして妻になったので、しっかりと主人と会社を支えていきたいと思う一方で関係を持つ男性を私が癒したい、助けたいと思っている自分がいます。
男性を癒して救ってあげたい気持ちを強くお持ちなんですね。
しかも、体だけの関係を持ってきたということからも、セクシャリティも強いと思われます。
「役割として夫を支えなければ」という気持ちは正しいですが、「社長」と「経理兼妻」という役割が入ってくると、どうしても仕事上の関係が延長するようにもなってきますよね。
ご主人には自分の正直な気持ちや意見を言えますか？
たまには時間を作って外でデートしたり、わがまま言ってみたりして役割を外した関係に戻ることも大事なのかなあと思いました。
そして、「ちゃんとしないと」って思わずに、もっと素直な気持ちをご主人に言うことも大事だと思います。
自分が足りないところは、パートナーが才能を発揮できるところでもあります。
そして、ご主人の後ろを歩いていなければって思っていませんか？
社長と従業員だったらそれでも良いのですが、パートナーシップというのは常に横並びの関係です。
弱くなくては、抑えなくては・・・そう思う必要はないのですよ。
ただでさえも女性性が豊かなぱくさんなので、自分を開放していっても、社長であるご主人よりも社長らしくなることはないと思います。
そして、ご主人の前で「女性らしさ」を出すことに、少し抵抗があるのではないでしょうか？
ご主人とのセックスって義務的なものに感じないですか？
ぱくさんが本来持っている女性性がご主人の前で抑圧されているんだと思います。
「ちゃんとした妻でいないと」
そんな気持ちが、ブロックをかけているのかもしれないですね。
＞直近の彼は、単身赴任で家族と離れて暮らし、仕事に忙殺されていました。家庭もうまくいっていないようで、奥様の愚痴を聞くこともありました。そんな彼を見て、わたしが癒してあげたい。ここで生活する元気を与えてあげたいと思ってしまうのです。
現在の状況のまま、ご自分のエネルギーが発散できないということでしたら、ご主人の会社から離れて、人を救うお仕事に就いてみるとか・・・
ライフワークを見つけて思いっきりそのエネルギーを燃焼させるのも良いかと思います。
現在のような状況からはきっと抜け出していると思いますよ。
自分のことを信じられないときというのは、何か正解かわからなくなって判断力も鈍ります。
自分のことが好きになれずに辛いですよね。
ぱくさんが抑圧してきた感情を開放するのにお手伝いが必要なら、私で良ければお手伝いさせてくださいね(^-^)
きっと、現在のような状況からは抜け出せると思いますよ。
応援しています。
渡辺サヤ
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