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ヒューナーテスト不良でも自然妊娠できた話
前回の妊活記事から早3か月ほど経ってしまいましたが、その後以下の2つの検査を受け、無事にタイミング法の2回目で妊娠することができました。妊娠4か月でようやく体調が落ち着いてきたので、それまでの記録を改めて。
最後の検査
⑩卵管造影検査
卵管造影検査は問題なし。痛みも下痢になったかな?くらいの痛みでした。先生たちもテキパキ終わらせてくれたので、巷で噂になるほどの激痛は一瞬で、私は気になりませんでした。私の通ってた医院の場合は、金曜日の夕方が検査日だったため、午後休を取らざるをえなかったり、次の日に増粘剤がちゃんと溶けて出てきているかなど問題が無いか確認するためにもう一度通院が求められたりと少々手間はかかりましたが、半年間のゴールデンタイムがある検査と思うと、絶対に受けた方が良いと思います。すぐに妊娠できたのも、もしかするとこれのお陰かもしれません。
⑪ヒューナーテスト<再検査>
さて、2回目のタイミング法、というところで、もう一度ヒューナーテストを行いましたが、結果は不良。2回連続はさすがにへこみ、ネットで調べまくりましたが、あまり精度が高くないので海外では実施されていないという情報はあれど、やはりそのまま不妊治療に進んだ人も多く、あまり安心はできませんでした。今にして思うと、周りにヒューナーテストの結果で悩んでいる人がいたら「気にしなくていいよ」と言ってあげたいですし、そもそも無駄に心配になるくらいなら受けなくても良かったかもしれない、とすら。
人工授精を決意、そしてまさかの自然妊娠
ちょうどおおかたの検査も終えていたので、ヒューナーテストの2回連続の不良で、人工授精に進むことを決めました。結果的に、同意書に記入しただけで、人工授精には進まなかったのですが、あの時もし妊娠していなかったら、費用面でも体力面でも、続ければ続ける程辛かっただろうなぁとは思います。結局不妊治療の入口で授かれたので、その苦しみを味わうことなく済んだ訳ですが、Youtubeやnoteで経験者の話を聞きながら、今も妊娠がいかに奇跡であるかを考えさせられています。
妊娠したとしても、その後、流産や、障害や、奇形など、お腹の中の赤ちゃんに待ち受けている試練はまだまだ続いていきます。もちろん、生まれた後だって、性自認や、精神病、不慮の事故、100%安心できることはありません。この世に生を授かることも、生まれる前も、生まれた後も、色んなことを乗り越えて今がある、そして繋いでいく。妊娠するまでしっかりと考えたことはなかったですが、本当に尊いことだと思いました。それは母にならなければ、分からないことなのかもしれません。
今は、体調はなかなか辛いものがありますが、仕事や趣味や多くの生活に関わること、全てが自分のためではなく赤ちゃんのためにあり、無理をしない自分を許せることを心地よく感じます。自分の人生を生きることが、誰かの人生と交わることによって、新しい命を育むことに繋がること、決してすべての人に与えられた選択肢ではありませんが、そのチャンスに恵まれたことに感謝しています。無事に生まれてきますように。