私のMEGAMI
このイラストはさいとうなおき先生の『MEGAMI』プロジェクトのファンアートです。私のオリジナルキャラクターであり、私の女神と呼べる『ディリア』ちゃんを描きました。
まず、私はさいとうなおき先生の考え方が好きです。
『かわいいから欲しい』
— さいとう なおき🍀 (@_NaokiSaito) July 8, 2022
MEGAMIを購入するとき
その感覚に何よりも忠実になって欲しいと
思っています。
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このツイートを読んで、私はとても嬉しかったです。
NFTに参入してちょうど3ヶ月。
先日NFTJPNのインタビューでこんなことを言わせていただきました。
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私はステンドグラス調の絵を得意としています。これは私が絵の仕事をしていく中で生み出した「私にしか描けない表現」です。絵の仕事を得るためには戦わなければなりません。個性的かつ求められるものを描く必要があります。
私は女の子を描くのが好きですが、仕事をするにつれキャラクター以外の絵の需要が多くなり、女の子を描く機会はとても少なくなりました。
NFTを始める時は「私の得意なステンドグラス調の絵だけで勝負しよう」と思っていましたが、今は選択肢が増えました。NFTでは需要に合わせるのではなく、自分で需要を作ることができます。
自分の好きなもの・伝えたいものを表現して、伝える努力をすれば、価値をつけてもらえる可能性がある世界だと思います。投機的な目的で作品を購入している方もいるかもしれませんが、純粋に作品を愛し、心からクリエイターを支援しているコレクターさん、応援してくださる方をたくさん見ました。
「好きなものを好きに描いて価値をつけてもらう」
これが仕事でできるのは所謂天才という言われる人ですが、NFTでは誰もが挑戦することができます。だから私も「需要のための個性」にこだわらず、自分の好きなものを色々な表現で伝えていきたいと思い、女の子を描くコレクションも始めました。
誰もが自由に最高の作品を作り、その作品が評価されることを願っています。
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「かわいいから欲しい」
「好きだから描きたい」
「好きだから買いたい」
NFTがそういう想いで広がる市場であればいいなと私は思っています。
MEGMIは二次流通でお迎えしたのですが、今も毎日Openseaを見てぴんと来る子をチェックしていますし、お迎えしたい子にオファーを出し続けています(通りません…)。
黒ちゃんと白ちゃん(仮名)、最高に可愛い自慢の二人です。
私が描いたディリアちゃんは可愛いというより美人だと思っていますが、MEGAMIというコンセプトに非常に合っていると感じたので今回ファンアートを描かせていただきました。
MEGAMIという作品で背景を語りすぎるのは無粋かもしれませんが、私がどれだけ私のMEGAMIディリアちゃんに想いがあるのか少し語らせていただきます。
9歳の時に夢の中で出会った時から、いつも私の心の中には彼女がいます。
今までイラスト、漫画、小説で彼女の物語を描いてきました。
いつか彼女の物語を描き切ることが人生においての目標の一つなので、彼女がどんな女の子なのかはまた別の作品で知って欲しいのですが…
Foundationのdescriptionには、今まで書いた小説の中から詩の一節を載せました。
神話と伝説が交錯した世界(ウソ)の中に
切り取られた世界(ホントウ)があった
いつだって無関係に囁かれる言葉
その中に私はいるの？本当の私はいるの？
魔法の国の姫 王のいない国の王
本当は？
世界を守る者 世界を滅ぼす者
本当は？
いつだって無関係に囁かれる言葉
わかっていることはただ一つ
私が生きるということは、この国を守るということ
彼女はとても大きな宿命を背負って生まれてきました。
誰よりも強く、美しい女の子。
彼女の左手に浮かんでいるのは、五人の仲間です。
リスク、ハープ、セプト、レイチェ、フィーネ
私は彼女達の物語を聞きながら成長してきました。
こういうとちょっと不思議に思われるかもしれませんが、私が彼女達を作り出したのではなく、彼女達が自分の存在を私に教えてくれたのです。
この話はまたいつか書くかもしれません。
とにもかくにも、NFTを始めてから自分の中にある大切なものが少しずつわかってきました。
そして「好きだから、描く」ということへの想いを込めてこのMEGAMIを描きました。
何を描いているのか語ろうと思えばいくらでも語れるのですが、ステンドグラス調の絵はいつもあまり説明はしていません。
例えばここは「蛇 知恵の実 罪を背負った二人-人間-」であったりするのですが、そうでないかもしれません。何が描いてあるのか、何故描いてあるのか、その人それぞれの解釈がある。物語が届く絵であったらいいなといつも思っています。
好きなものを好きに描いたこの作品が、どうか届きますように。