播磨陰陽師の独り言・第434話「プレステ5のこと」

　もう二年も前に発売されていると言うのに、未だ、プレステ５は抽選販売だそうです。どうなっているのでしょうね？
　プレステ５の発売は2020年11月12日だそうです。
　今月、思い切ってプレステ５の抽選に申し込みました。当たるとしても春頃かなぁ。あまり期待はしていません。
　プレステ５は、ゲーム開発を生業にしていた私にとって、まさに夢のようなゲーム機です。家庭用で遊べる……と言うか、存在するゲーム機の中で、あれほど優れたスペックを持つ物は少ないと思います。
　近年はインディーズでゲーム開発する人々か増えて来ました。まったくの素人なのに、いきなりプレステ５用のゲームを開発することが出来るのですから、昔は考えられもしないことでした。もちろん、今でも業務用……つまりゲームセンター用のゲームをアマチュアが開発するにはハードルが高いですが……最高峰のグラフィック性能を誇るプレステ５の開発は出来るのです。何だか不思議なものですねぇ。
　これはツールが対応しているからです。良いツールがいくつかあって、それで開発すれば、プレステ５用のデータが作れる……ただそれだけのことです。だから、優れたインディーズのゲームが販売されています。けして敷居は高くありません。
　主なツールはアンリアル・エンジンと呼ばれているツールです。ツールは全体的に〈○○エンジン〉と呼ばれています。あと有名なのは〈ユニティ〉ですが、アンリアルの方が綺麗な映像を作れるようです。アンリアルは、現在、５が出ています。これがプレステ５に特化して性能を持つらしく、新しいゲームは、皆、５で開発されています。
　アンリアルにしてもユニティにしても、基本的には無料なので、誰でもダウンロードして開発をはじめることが出来ます。私は、もう、ゲームを開発する体力がないので手を出しませんが、普通の体力とチャンスを生かしたい人ならば、ゲーム開発も、ひとつの生き方だと思います。やりすぎて体力を失った訳ですが、そこまで頑張らなければ、そこそこ稼げて良い仕事だと思います。
　インディーズのゲームの中には、やはりプロだ考えもしない面白さに溢れているゲームが存在します。それらは配信と言う形で販売出来ます。インディーズゲームの開発を追ったドキュメンタリーなどもあり、参考になると思いますが……。

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