【自分の心の声を大切に】
ハワイに古くから伝わる、幸せになるための方法の一つに、
"ホ・オポノポノ"という考え方があります。
誰にでも、ウニヒピリと呼ばれるインナーチャイルドの存在がいて、
ウニヒピリは、自分の内なる子供のような存在。潜在意識の部分になります。
私自身が、自分の中のウニヒピリの存在に気がついたのは、20代後半。
医師として働き始め、2年目の頃でした。
きっかけは、
イハレアカラ・ヒューレン著書の本に出会ったことでした。
それまでは、自己肯定感が低く、
いつもどこか自分に自身がなくて、
自分のことを責めてばかりで、自分を好きになることができませんでした。
おそらく、医学部を目指す競争過程の中で、常に人と比べて生きてきたからだと思います。
医師として働き始めてからも
最初の頃は自分には向いてないと思いながら働いていました。
その中でこの本に出会い、
自分はこれまでずっと、自分の中にあるウニヒピリ、インナーチャイルドの存在を無視し続けて生きてきたんだということに気がつきました。
インナーチャイルドを癒すこと、
自分の内なる存在に目を向け始めたら、
ありのままの自分を受け入れることができるようになり、
どんな私も私の一部で、それには善悪も何もないことなんだと視野が大きく変化していきました。
そこから、精神世界のことに興味を抱き始め、これまでその関連本もたくさん読んできました。
ありのままの自分を受け入れることは、
自分を許すことに繋がり、
そうすると次第に自分自身が本当に思っていること、心の声が聞こえるようになってきました。
そしてその心の声を無視せずに、
行動に移すことで、
自分のやりたいこと、なりたい姿、叶えたいことに少しずつ近づいていける。
その現実に気がつき始めました。
時には、周囲の色々なノイズによって、自分の声がかき消されてしまったり、
本心で望むことが分からなくなってしまうこともあります。
そんな時は大体、頭の中が思考で溢れている時。考え事が多くなればなるほど、内なる声は聞こえなくなってしまいます。
頭の中がパンパンな状態に、余裕を持たせて、
スペースを作ってあげることが大切なんだと思います。
そのスペース作りに良い方法は、
その考えている対象となっているものと敢えて距離を置くこと。
具体的な方法としては、自然の中に行くこと。
もしくは言葉を吐き出すこと。
話しをしたり、書き出してみたり。
映画や本を読んだりして、
日常から離れる方法もいいと思います。
そうすることで視界が開けてきて、
今まで見えなかった景色が見えてくることがあります。
その少し余裕ができた状態、スペースができたところで、沸々と湧き上がってくる言葉が本当の心の声。
その声を見逃さず、しっかり自分でキャッチできるかどうか。
そして善悪の判断をせずに、あるがままに受け入れること。
受け入れた上で、次にどう行動していくか。
自分の声を聞いてあげることができるのは、
自分しかいないから、
それはつまり自分次第で、自分を満たすこともできるし、逆に満たすこともできなくなってしまう。
だから、どんな時も自分の心の声を信じて行動していくことが、ブレない自分を作り、
その結果、自分自身の幸せへと繋がっていくのだと思います。
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