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aikoと一緒に歳を重ねてきた #aiko1

今日はわたしの大好きな人、シンガーソングライターのaikoの話。わたしの人生におけるaiko史をざっくりと記します。


1.aikoと出逢った小学生時代

出逢いは約20年前。六畳一間の小さな部屋で4歳歳上の姉と一緒に過ごしていた小学生時代。サブスクなんてない時代、レンタルショップでCDを借りてきてMDに焼いていたころ。(今知ったけどMDの絵文字あるんだ💽)

当時流行っていたからか姉はaikoの『キラキラ』を借りてきて、MDに焼いてSONYのコンポで流していた。その曲を横で聴きながら宿題をしたり、絵を描いたりしていたわたし。それがすべての始まり。他のアーティストの曲も流れていたはずだけど、キラキラしか覚えていない。でも当時は他のaikoの曲を追いかけるほどではなく、キラキラという曲だけがわたしの中に刻まれていた。

2.ジャンキーを名乗るようになった中学生時代

それから3年ほど経って、わたしは中学生になっていた。2009年の3月、年度末に学年文化祭というイベントがあり、そこで吹奏楽部の演奏が披露された。その時に演奏されたのがaikoの『二人』。あの印象的なイントロを生演奏で聴いた瞬間、「ーーーうわ!!この曲なんだ!?良すぎる!!!!!」と衝撃を受けた。それが本当のaiko沼への入り口だった。

そこからわたしはaikoにハマり、CDをアルバムはもちろんシングルも手に入るだけ買い揃えた。限定販売だった桜の時も持っている。テレビに出る時はリアルタイムで視聴し予約もして、まとめてダビングしてaikoDVDをたくさん作った。何度も見返して今も脳裏に焼き付いているのはaiko LIVE at NHKと、A-studio。aikoが載っている雑誌を買ってaikoのページだけ切り取ってノートに貼ってまとめた。ネットショッピングなんて家族の誰もしていなかったのに、お父さんに頼み込んでクレジットカードを登録してもらい中古のaiko bonを手に入れた。すべての曲の紹介ページは何度も何度も読んだ。幼少期の複雑な家庭環境のことも、たしかそこで初めて知った。まとめⅠⅡが発売された時わたしは中3で、クラスメイトに初回限定版のCDのしまい方(リボンの手前に入れないと、次取り出せなくなる)を丁寧に説明してから貸していたっけ。ぺろりを自力で見つけた時は大興奮だったなあ…

ファンクラブにも早く入りたくて何度もお母さんに懇願していたが認めてもらえず、ようやくBaby Peenatsに入会できたのは中学を卒業する2011年の3月だった。ちょうど携帯電話(ガラケー)を買ってもらったタイミングでもある。ファンクラブ入会特典の黒の会員証と赤いバンダナ、今も大切にとっておいてある。たしかこの時にTeam aikoも一緒に入ったかな?

3.生涯忘れられない、ライブ初参戦の高校生時代

ファンたるもの、評判の良いaikoのライブを早く体験したくて仕方がなかった。初めてチケットをとろうとしたのは高校に入学したてのLove Like Pop vol.14だった。ファンクラブの入会時期的に先行販売には間に合わず、一般販売(電話)に挑戦した。友人に手伝ってもらって自分の携帯・家電・友達の携帯の3つからかけたが撃沈。チケットはとれなかった。悲しかったが、オーロラホールにグッズだけ買いに行った。次こそは参戦するぞという思いで会場を後にした。

無事ファンクラブに入会して最初に当たったライブが、2011/11/26(いまだに覚えている日付)のLove Like Rock vol.5 Zepp Nagoya公演だった。初めてのライブでライブハウス。どうやって入場するのか、荷物を持っていけるのか、右も左も分からなかったので事前にライブレポを読んで勉強していった。当時仲良かった友達で一番aikoに興味があった子を誘ったけど、ライブ前にちょっとしたいざこざがあって気まずいと思いながら並んだなあ・・・。たしか1000番台だったかな?(チケットはとっておいてあるが実家にある為正確な情報は不明)

もみくちゃになると聞いていたので、もう冬の装いだったけどライブは赤いライブTシャツ1枚で参戦。会場に入ってドリンクを交換。熱気あふれる会場内に入ってなんとなく右側の方にスタンバイ。ドキドキしながら開演を待った。ライブ前の緊張感ってシアワセすぎるよなー。1曲目が始まってaikoの姿が見えた瞬間、正確に言うとわたしはaikoと同じくらいの背丈でちっちゃいので前の人に隠れてステージがよく見えず、「aikoの姿が観客に見えたであろう瞬間」、ぶわわっっとした高揚感に包まれた。初めて生で聴くaikoの歌声は、やっぱり上手いとか好きだとかそんなことを感じられる余裕もなく、耳に入ってくるだけでわたしの涙腺を刺激してきた。大好きな憧れだった人と同じ空間にいるんだという事実に対する感動が、とめどなく押し寄せて止まらなかった。

ライブ終盤、小柄なのもあってか気づけば人混みをすり抜けて花道の先のステージ手前まで近づいていたわたし。柵の手前には、わたしの目の前に1人いる、それだけの至近距離でaikoを見ることができた。どれくらい至近距離かと言うと、瞳の中の光が見えるくらいの近さ。aikoが手を伸ばせば、わたしとaikoの間にはお~いお茶1本分の距離だけがある近さ。もう少し、あとほんのもう少しで手が届く距離だった。
あれから何度もライブには参戦しているが、aikoに最も近づいたのは未だに初参戦のこのライブである。この近さでaikoがこちらを見るだけで、ぶわわっと涙が溢れてきた。推しがわたしを見ている。あれほど尊い時間はない。

セットリストは最高だし(毎回思う)、生演奏も生歌声もすごいし、MCは笑ったし、千葉さんのジャッジがまだあったり、そんなのも全部楽しくて楽しくて仕方がなかった。2時間半があっという間に過ぎていったライブ、終わるころTシャツが絞れそうなくらい汗だくになっていた。

そうしてライブを経て更にどっぷりとaikoにハマったわたしは、Twitterで知り合ったaiko好きの集まりに顔を出したり2人で遊びに行ったりした。今思えば結構危ない行為をしていたけど、良い人しかいなくて良かった。
ほかにも、高校ではじめてのaiko友達を見つけることができ、一緒にライブに行くことができた。高校時代に泊まりで旅行に行くことは親から許されていなかったけど、夜行ならOKということで横アリまで遠征したLove Like Pop vol.15.5。スタンド席から見たキラキラ光る束縛バンドの綺麗さは今でも覚えている。

4.関西で過ごした大学時代~aikoに近づいた社会人生活@東京

その後わたしは関西の大学に進学し、阪急電車を日常的に使いながら生活するようになった。吹田の場所も知ったし、三国駅が本当に小さな駅だというのを知った。大学時代はaiko友達がいなかったので、ひとりでライブに参加したりTwitterでチケットを譲ってもらって参加したりした。整理番号20番台という奇跡、体力使いすぎてうしろでゼエゼエしてたらまさかのトリプルアンコールが始まったLove Like Rock vol.8は忘れられないなあ・・・ほかにも忘れられないライブがいくつもあって、いつかnoteにまとめたい。

そして就職するタイミングで上京。東京が好きなわけではなかったけど、aikoにぐっと近づいた気がしてそれはすごく嬉しかった。Love Musicの観覧に当たってaikoと一緒に一瞬テレビに映った時は、東京に出てきて良かったと心底思った。高校時代大学時代とアロハに行きたくても行けなくて、社会人1年目で限界OLやりながら念願のアロハ参戦できた時も東京最高と思った。aikoの詩の発売時、タワレコの特設コーナーを見て帰ったその3時間後にaikoが来てハイタッチをしていたと知った時は悔しすぎて泣いた。

東京生活は7年目になったが、いまだaikoには会えていない。もし会えたら、緊張で話しかけられるか分からないけど、できたらこのaikoステッカーだらけのスマホを見せてずっと好きですと伝えたいと思う。

5.人生の伴侶を見つけてもaikoはずっと好き

こうしてaikoとの出逢いから20年、aikoジャンキーを名乗るようになってから15年以上経っているわけだが、今も変わらずaikoが大好きである。aikoの曲は95%が恋愛の曲で(わたし調べ)、aikoもわたしも結婚してもう新しい恋愛はしなくなったけれど、aikoがずっと新しい曲を作り続けるように、わたしもずっとaikoの曲を聴き続けると思う。苦しい恋愛にもがいていた過去のわたし、夫婦になったのに1人ぼっちだと感じてしまう現在のわたし、年老いても恋心を失えない未来のわたし、そのどれもに寄り添ってくれる存在だと思うから。

なぜそんなにもaikoが好きなのか、どこが魅力的なのか、どの曲が好きなのかなどは、また追い追いゆっくり書きたいと思う。今日はこのへんで。



備忘録:ライブ参戦歴

わたしのライブ参戦歴は以下の通り。ライブがなかったコロナ禍を除いて今のところ毎年行けていて嬉しい。受験期とデビュー15周年が重なった時は泣いたが(2013年)、ちゃんと行けて良かった。(LLR0は外れた)
今の所LLR10のチケットが外れて行ける予定がないので、なんとしても行きたい。。。。

  • 2011/11/26 Love Like Rock vol.5 Zepp Nagoya

  • 2012/08/08か09 Love Like Pop vol.15 名古屋国際会議場

  • 2013/01/19か20 Love Like Pop vol.15.5 横浜アリーナ

  • 2013/02/19 Love Like Pop vol.15.5 日本ガイシホール

  • 2013/10/30 Love Like Rock vol.6 Zepp Nagoya

  • 2014/11/12 Love Like Pop vol.17.5 大阪城ホール

  • 2015/07/11 Love Like Rock vol.7 Zepp Namba

  • 2016/07/02 Love Like Pop vol.19 フェスティバルホール

  • 2017/05/14 Love Like Rock vol.8 Zepp Osaka Bayside

  • 2018/08/18 Love Like Pop vol.20 仙台サンプラザ

  • 2018/08/30 Love Like Aloha vol.6 サザンビーチ

  • 2018/11/17 Love Like Pop vol.20 NHKホール

  • 2019/02/09 Love Like Pop vol.21 さいたまスーパーアリーナ

  • 2019/02/09 Love Like Pop vol.21 さいたまスーパーアリーナ

  • 2019/03/22 Zepp Tokyo 20th Anniversary

  • 2019/12/06 Love Like Rock vol.9 Zepp Osaka Bayside

  • 2021/07/22 Love Like Pop vol.22 仙台サンプラザ

  • 2022/08/06 Love Like Rock Limited2 Zepp Haneda

  • 2023/06/24 Love Like Pop vol.23 NHKホール

  • 2024/02/18 Love Like Pop vol.24 横浜アリーナ

  • 2024/03/01 Love Like Pop vol.24.5 日本武道館

  • 2024/08/30 Love Like Aloha vol.7 サザンビーチ

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