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ブリ祭りに行ってみた
2022年11月2日の釣行記録。尼崎魚釣り公園でブリやメジロがたくさん釣れているという情報を聞きつけ、初心者ながら行ってみた!
ノマセ釣り
ノマセとはなんぞや!どうやら小魚を餌にして大型の魚を釣り上げる方法らしい。友人に連れられ、尼崎魚釣り公園へ。着いたらなんという人の数。大行列が出来ており、祭りの盛大さが分かった。なんとか後尾ながらもそこに並び、開園を待った。
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ここに並びながら今日の作戦の話を友人とする。作戦は単純だ。開いたらすぐに釣り座へ行き、小魚(アジやサバ)を釣る。そして針に刺して生きたまま泳がすという。
実釣!
さあ開園、釣り座へ向かう。まずは初心者お得意のサビキ釣り。初心者の私はせっせと餌となる小魚を釣り上げる。これが面白い、バンバンと釣れる。ある程度釣れたので、有識者の友人に餌を渡し、泳がせてもらった。今回の仕掛けはエレベーター仕掛けというものらしい。初心者の私からすると何が何だかわからない。とりあえず見守った。
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写真から分かるように本当に満員である。20分ほど待っていると、ジジジジジジジーーーッと謎の音が鳴り響く、友人は形相を変え、興奮した面持ちで「来たぞー!!!!」と言う。私は何が起こったか分からず脳内は❓マークで埋め尽くされていた。どうやらこの音が大型の魚が食らいついた合図らしい。友人は竿を待ち、アワセをするタイミングをうかがう。唐突なタイミングで竿を今まで見たいことのないくらい大きく振り上げる友人。私はその迫力に驚いた。「おお!」
現実を知る
竿を振り上げ、リールを巻く友人。しかし、軽いようで釣れていないらしい。針には何も付いておらず餌だけが取られたのだ。友人はガックシと落胆、初心者はその一瞬の流れに当然ついていけなかった。そこから少しすると他の釣り人たちが少しザワついている。
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本当にここでブリが釣れるのか!そこで初めて実感しました。更に釣りたい気持ちが強くなり、絶対に釣り上げたいと初心者ながらに覚悟を決めた。友人は当然ながら燃え上がり、おじさんにアドバイスを貰っていた。どうやら針のサイズや糸の太さがブリを釣るには足りていなかったようだ。そこで次回はそこを改善して挑むと約束し、おじさんに感謝を伝え、釣り座に戻った。そして30分後、糸が弱いのは分かっていながらだが、まだ帰るには早いので竿を出し、アタリ待っているとまたしてもあの音。ドラグ音というものらしい。友人はやけに興奮している。この音が堪らないらしく、釣り人はこれをオーガズムのように捉えているようだ。絶頂であり釣りの醍醐味のひとつと豪語していた。私はまだその気持ちが分からなかったがとりあえず喜んだ。そして肝心のアワセは….
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それはハマチであった。このサイズなら耐えられる糸であった為、友人は釣り上げられることに成功。私は嬉しかった。しかし友人は黙々と血抜きをしコソコソとクーラーボックスに入れていた。サイズが小さい為恥ずかしいようだ。そういうものなのかと釣りの世界を学んでいく私であった。その後はアタリが無くこの日の釣行は終わりとなった。次回はブリを釣るぞと意気込んで解散したのであった。
ご清覧ありがとうございました!この次の釣行記録もお楽しみに!
投稿者 ハラ