あの人の物語、聞いてみよう。 Vol.4 おかんトラベラー
月曜日のしょうこインタビュー
「あの人の物語、聞いてみよう。」
第4回目のゲストは、インスタグラマーのおかんトラベラーさんです。
おかんトラベラーさんのことを既にご存じの方もいらっしゃるかもしれません。実はフォロワー数6.5万人越えの大人気インスタグラマーなのです。
1・3・5歳の子ども3人と家のローンを抱えているにも関わらず、昨年(2023年)、家族5人で約200日間の世界一周旅を実現したというツワモノ。
今月末(9/25)には、その世界一周旅のことを書き記した本『子育てはしんどい。だから私は子どもと一緒に旅にでる』を出版されるということで、今まさに大活躍、大注目のおかんトラベラーさん。
子連れ世界一周旅について気になること、聞きたいことはたくさんありますが、それについては本に詳しく書かれているということで、今回は旅にでる前の話、おかんトラベラーさんの青春時代にまでさかのぼってお話をお伺いしました。
と、ここまで「おかんトラベラーさん」と書いてきましたが、私はいつも彼女のことを「おかん」と呼んでいます。そしてお互い大阪出身ということで、普段はバリバリの関西弁で話しています。
そんな私たちの会話を、インタビュー記事だからといって標準語で、丁寧な書き言葉に直してしまうと、なんだかすごくよそよそしくてつまらないものになってしまう気がしました。
ということで、今回は、おかんと私のリアルな会話そのままの雰囲気を感じていただきたくて、関西弁のまま、話し言葉のまま書いております。読みづらい、わかりづらい部分もあるかもしれませんが、それも含めて楽しんで読んでいただけたら嬉しいです。
―自分でお願いしておきながらなんやけど、おかんにインタビューするって、なんか変な感じやわ(笑)。世界一周の話はもちろん聞きたいんやけどさ、それは本で詳しく書いてるやろうから、本を読んでもらいましょ。
ということで今日はおかんの青春時代の話とか、ちょっと聞かして。
そんなん聞きたい人おるんかな、まぁええけど(笑)。
中学から大学までずっと、ガチで吹奏楽やってたよ、フルート。フルート吹いてる先輩を見て「めっちゃかっこいい!私もフルートやる!」って決めて、そこからずっとやってた。
高校は「良い吹奏楽部の顧問の先生がいる」って聞いてた公立高校受けたのに、まさかのその先生が、私が入学したタイミングで異動でおらんくなったっていうオチ…。
でも、本気で吹奏楽やりたいし、「ほんなら私が引っ張るわ!」って言うて部長になったんよ。めちゃくちゃ頑張って、その高校としては17年振りに府大会に出場してん。
―え、すご、さすがやな。やると決めたときの行動力と実現力は、その頃から培われてたんやね。
そうかもしれへん。大学も「吹奏楽をがっつりやれるところ」って条件で選んだ。設備がかなり整ってて、パート(楽器)ごとの部室もあったから、ずっと吹奏楽部の部室におったわ。4年間ほとんど勉強もバイトもせんと、ひたすら吹奏楽に命かけてた。
普通は大学の卒業旅行って、友達と行くもんやん?でも私だけじゃなくて吹奏楽部の友達もみんなお金ないから行かれへん(笑)。だから私の卒業旅行は、母と叔母と一緒に行ったんよ。
―それって卒業旅行って言うん(笑)?
まぁ一応、卒業記念に行ったし、卒業旅行ってことでええやん(笑)。
そんときが生まれて初めての海外旅行やって、行先はイタリア。飛行機でミラノに着いて、そこからバス移動するツアーやってんけど、そんときにドゥオモを見て「ほんまにこんな場所あるんや!おとぎ話の世界やん!ディズニーの世界やん!なんじゃこれー!」ってめちゃくちゃ感動したのは、今でもはっきり覚えてる。一生忘れられへん。
ーそれをきっかけに、海外旅行とかバックパッカーに目覚めたりはしなかったん?
もちろん「海外めっちゃ楽しい!他の国も行ってみたい!」ってなったし、なんならイタリア語もちょっと勉強したりもしたんよ。でも就職が決まってたから行かれへんかった。
―就職先はどんなところ?
大学卒業後もほんまは吹奏楽を続けたかったんやけど、演奏者としての自分の限界を感じてたというか、プロの音楽家として生活するだけの実力がないことはわかってた。
でも、とにかくどんな形でもいいから音楽に関わる仕事をしたい、と思って、大阪の楽器修理工房に弟子入りしたけど、そこがまぁブラックで(笑)。週6勤務やのに手取り10万円以下やし、めちゃくちゃ厳しいし、半年足らずで挫折したわ。仕事が忙しすぎて、自分の趣味としてフルートを演奏するヒマすらなかったし。でも、とりあえず一回挑戦してみたことで、「私には楽器修理の仕事は向いてない」ってことがわかった。
―なんでもまずは「やってみる」って大事よな。
楽器修理工房をやめた後、次の就職先を探そうと思って梅田のハローワークに行っててん。
ある日の帰りに、友達とHUBっていうイングリッシュパブに飲みに行ったんよ。私はその店に初めて行ったんやけど、「なにここ?日本やのにめっちゃ外国人ばっかりおるやん?」ってびっくりした。スウェーデンから来てた男の子たちと一緒に飲んでめっちゃ楽しかったんやけど、全然英語わからんかった。ノリでしゃべってただけで、正直、何を話したんか内容は全く覚えてへんわ(笑)。
そこで初めて「英語話せるようになりたい!」ってめっちゃ思った。しかも、その時の私、ニートやん?「ほな、英語勉強するために留学しよ!」ってなって、ロンドンに1カ月の語学留学行くことにしてん。
ケンティッシュ・タウン・ウェストっていう駅の近くの家でホームステイして、語学学校に通ってた。
ホストファミリーはアイルランド人のご夫婦で、めっちゃ親切にしてくれはった。ちょっと偏見やけど「イギリスやのに食事はめっちゃちゃんとしたもの出してくれてる!」って感動てしたわ。でも「食事は全部、冷凍食品やったんか…」ってある日、気づいてしまって、どうりでいつもキッチンが綺麗やったんやな、と(笑)。なんにせよ、良くしてくれたから、感謝してる。2012年で、エリザベス女王の即位 50 周年のときやったことも覚えてるなぁ。
ちなみに、その頃は1 ポンド 130円やってんで。今は185円とかやんな?去年イギリス行ったときは、物価高すぎて、スーパー行って「なんも買われへんやんか!」ってビビったわ。
―ほんまに、イギリスの物価高はえげつないわ…
1ヵ月ロンドンにおっても「英語喋れるようになった!」っていう自信はなかった。けど、「英語でコミュニケーションするってこういうことなんや」みたいなのがわかったというか、外国の人に話しかける怖さはなくなった。「とりあえす話しかけてみよ!」の度胸がついた感じ。その時の経験とか度胸は、去年の世界一周のときでも活かされてたと思う。
―1カ月の留学の後に、ワーホリ行こうとは思わなかったん?
めっちゃ思ってたよ。「よっしゃ!今度はワーホリでまたロンドン行くで!旅行もするで!」って。でもそのためには「とりあえず金稼がなあかん!何しよう?」って考えた。
そのときに、まずは「自分が好きやと思える場所で働きたい」って思ったんよね。ほんで「一番好きな町どこやろう?」って考えて、すぐに思い浮かんだのが、地元。調べてみたらちょうど正社員募集してるところを見つけて、しかも締め切りがその翌週ということがわかって、「とりあえす急いで応募せな!」って勢いで応募した。
筆記試験があったから、もちろん多少の勉強はしたけど、いざ受けたら全然わからん問題ばっかりで「やべー!」ってめっちゃ焦った。でも、試験の数日前に見た『アメトーーク!』でロザンの菅ちゃんが「試験でわからん問題があったら、とりあえず2か3を選んだら正解率あがる」って言ってたの思い出して。わからん問題の答えを全部2か3書いたら、ほんまに受かってん(笑)。菅ちゃんには、いつか感謝を直接伝えに行きたいわ。
ー菅ちゃんさまさまやん(笑)
で、いざ働きはじめたら、仕事は嫌いじゃなかったし給料も安定してたし、それに満足してしまったというか。
元々は高校の同級生やったおとん(今のご主人)と付き合い始めたのもその頃からやったんよね。それもあって、ロンドンに行きたい熱もちょっと冷めた。
ワーホリ行くのと、正社員勤務&おとんとの関係を天秤にかけたときに、わざわざ1人で海外行く、っていう決断までには至らなかったんよね。その時に、おとんも一緒に海外に行くっていう発想があればよかったんやけど、その頃はそんなこと考えもしなかった。
そのままおとんと27歳で結婚して、安定した生活して、子ども産んで、ローン組んで家建てた後になって、「やっぱり海外行きたかった!世界一周もしたかった!」ってなったんやけどな(笑)。
―それでほんまに、子ども3人連れて世界一周したんやもん、すごいよな。
ほんまそれな、自分でも思うわ(笑)。
今となっては、当時、海外行くことを選択しなかったのは「お金がない」っていうのもひとつの理由ではあった。でもそれ以上に、“世界一周する”っていう発想がそもそもなかったんやな。その頃から、女性一人でバックパッカーしてる人とかもいたんやろうけど、SNSも今ほど発展してなかったし、情報も多くなかったから。
でも、ローン組んでから、「あれもこれもやりたかったのに、家建ててしまったし、子どももおるし、もう無理やん」って後悔して、病んだ(笑)。
うじうじして泣きながらネット見てたら、子どもがいても世界一周してる人がいることを知ってしまった。「ほんなら私にもできるやん!」って、急にパァって視界が開けた。ただそれだけのことやねん。
パイオニアというか、自分より先にやってる人がおるんやったら、私もやってみよう、って思えた。背中を押してくれる人の存在を知ったことが、世界一周しようと思った一番のきっかけ。
子連れ世界一周したことで、ほんまに自分の人生変わったなって思うけど、その人の存在を知らんかったら、その人に出会わなかったら、今もうじうじ病んでたかもしれへん。
―今は、おかんが誰かの背中を押す側になってるよな。おかんのインスタ見て「私も母子旅、車中泊旅、家族で世界旅行できるかも!やってみよ!」って思って動き始めてる人が実際におるわけやん?インスタフォロワー数も6万人超えてるし、相当な影響力で、かなりの数の背中を押しまくってるのは、間違いない。
別に芸能人でもないのに、6万人以上の人がフォローしてくれてるって、ほんますごいというか、有難いことよなぁ。
私な、高校生の頃に“ゆず”にドはまりしてん。『栄光の架橋』とか聞いて、「歌でこんなにも人の心を動かすことが、響かせることができるんや!」って感動して、その頃からずっと、ゆずが憧れの存在。
私は歌で人の心を動かすことはできひんけど、私たち家族の旅のことをインスタとか、これから出版する本を通じて伝えることで、日本のお母さんたちを勇気づけたりできるなら、少しはゆずに近づけてるんかなって思う。
お母さんが元気になれば、日本中が元気になることにも繋がるし。自分ひとりで楽しむよりも、やっぱりみんなで楽しいことしたいやん。
「子連れには今しかできない旅がある」
「子連れだからこそできる旅がある」
「子どもがいることは、やりたいことを諦める理由にはならない」
っていうことを発信することで、子育てしんどいな、とか行き詰ってるお母さんのしがらみを外す人にもなりたい。
日本中のお母さんに、今度出す本『子育てはしんどい。だから私は子どもと一緒に旅にでる』を読んでほしい。
―めちゃめちゃ勇気づけてるし、元気づけてるし、しがらみ外しまくってるやん!
ありがとう。そう言ってもらえて嬉しい。
いつか、「ゆずとコラボする」っていうのも今後の目標のひとつ。
―コラボって、ゆずの隣でおかんがフルート吹くってこと?
ちゃうちゃう。フルートはもういいねん。
フルートに青春捧げたし、もちろん今でも好きやけど、吹いてたら口封じられてるやん?私、しゃべりたいし歌いたいのに、口ふさがれるのは嫌やからな。
―フルート吹いて「口封じられてる。口ふさがれるのイヤ」っていう人おる?!(笑)
え~だって、やっぱり歌いたいやん!せやのにフルート吹いてたら歌われへんやんか(笑)!
コラボしたいっていうのは、例えば私が言葉、歌詞を書いて、それをゆずに歌ってもらえたら最高やなと思ってる。
インスタで発信してる中で「おかんの言葉に勇気づけられた」って言ってもらうことも結構あるから、自分の言葉で誰かを元気にできたら、それをゆずが歌ってくれたら、そんな最高なことないなって。
―ゆずとのコラボ、ぜひとも実現してほしい!「ゆずwithおかんず」的な感じ、期待してるで!
ちなみに、世界一周中に出会ったお気に入りの曲とかある?
いっぱいあるけど、特にハマった曲が2つあって、
1つはエジプトの『Satalara(サタラナ)』
もう1つがメキシコの『Rango(ランゴ)』。
『Satalara』は、エジプトでイルカ見学ツアーに参加したときに出会った曲。ツアーのキャプテン(船長)が、その船に乗ってた全員を甲板に集めて「僕らはみんな、チーム・サタラナだ」って言って、陽気な音楽を流して踊り始めてん。乗客もスタッフもみんなノリノリで一緒に踊ったのがめっちゃ楽しくて、しばらくずっと脳内再生され続けてたわ。
『Rango』は、メキシコに行ったときが、ちょうど「死者の日」っていうお祭りの時期で、毎日街中でパレードが行われてた。街中どこに行っても絶対流れてる曲が『Rango』。ブラスバンドの曲やから、吹奏楽的な懐かしさもあったりして。甲子園の応援ソングとして演奏したら絶対盛り上がるような曲やし、ぜひ聞いてみてほしい。
歌詞の意味とかわからんでも心に響くものってやっぱりあるし、音楽はその国の文化と繋がってるから、現地で聞く現地の曲って、めちゃくちゃ心に刺さるというか、忘れられへんわ。
―YouTubeで探して聞いてみる!
世界一周、また行こうかなって思う?
世界一周してほんまよかったなって思ってるけど、200日間ずっと旅する生活は、それはそれでやっぱりちょっとしんどい部分もあって。
だから今度は、旅するよりも、どこか一か所に長く住んでみたい。しょうこさんたちみたいな駐在生活できたらいいなってめっちゃ思った。もちろん、駐在員の人なりの大変さはあるんやろうけど、自分の意志でやろうと思ってなかなかできることじゃないから。
―住めるならどこの国に住んでみたい?
ロンドン、カナダ、ガラパゴス、あたりかな。
ロンドンは短期留学して楽しかった思い出と、去年再訪してもやっぱり好きや!と感じられる場所やったから。
カナダはロンドンと同じように移民も多くて、日本人が住みやすそうな環境やと思った。
ガラパゴスはまた全然雰囲気ちゃうけど、私、島好きやから。
でも、どこも物価は高いけどな…
―ほんまそれな。ロンドンは住みやすいことは間違いないけど、息するだけでお金取られてるんちゃうかと思うわ…。
あとは、コミュニティを立ち上げようと思ってる。さっきも言ったように、「日本のお母さんたちを元気にしたい」「日本の子育てを変えたい」っていう想いがあるねん。お母さんがひとりで頑張りすぎずに、みんなで一緒に子育てしたり、旅したりできるコミュニティを作るために、今、動き始めてるところ。
昔、吹奏楽でフルートやってたけどさ、私は1人で演奏するよりも、みんなで一緒に演奏するのが好きやった。みんなで一緒にやる楽しさ、一緒に作り上げる達成感とか、そういうのが好きなんやと思う。
だから、コミュニティを作って、たくさんの日本のお母さんたちと繋がって、旅はもちろん他にもいろんなことを一緒にできたらいいなって。
―ひとりじゃできひんことでも、誰かと一緒やったらやってみようと思えたりするもんね。絶対楽しいコミュニティになるやろな!
子連れ世界一周も、コミュニティ立ち上げも、やると決めたら全力でやりたい。
今までやってきたことは、自分ひとりでできたことじゃなくて、家族・友達はもちろん、いろんな先人たち、協力してくれる人たち、インスタのフォロワーさんとか、たくさんの人に支えてもらってきたっていう実感がある。
世界一周も、「家族5人で旅した」っていうより、インスタで繋がってくれてるフォロワーさん(通称おかんず)、現地でお世話になったり、出会った人たち、みんなと一緒に旅したと思ってる。みんながいてくれたからこそ、実現できた。
だからこそ、昔の自分がそうやったように、「こどもがいるから」「お金がないから」「ローン組んだから」「夫の理解が得られないから」とか、いろんな理由で、旅も含めてやりたいことを諦めてる人の背中を押したい。これから立ち上げるコミュニティに参加してもらうことで、ひとりでも多くの人の人生を楽しませたい。
もし、今この記事を読んでくれてる人とか、その周りの人で「ちょっと子育てしんどいな」とか感じてる人がいるなら、ぜひ今度の本を読んでもらいたい。今まで「おかんトラベラー」の存在を知らなかった人にも、私の言葉が届いたら嬉しいなぁ。
―予約の時点で、Amazonの子育てジャンルだけじゃなくて、総合の人気ランキングでも1位になったんやもんな。影響力ありすぎやろ。さらに日本中におかんずの輪が広がること間違いなし!そのうちきっと、ゆずにもおかんの言葉が届くはずやな。で、発売日いつやっけ?
そうなればほんま最高!ゆずに私の声が届くまで発信しつづけるわ!
発売日は9月25日(水)です。事前予約してくれた人だけの予約特典もあるから、ぜひAmazonから予約してください。よろしくお願いしまーす!
―私もめちゃくちゃ楽しみにしてる!今日はほんまにありがとう!
9月25日(水)発売のおかんトラベラーさんの本
『子育てはしんどい。だから私は子どもと一緒に旅にでる』はこちら。
Instagramアカウント
おかんがハマった曲
『Satalana(サタラナ)』
『Rango(ランゴ)』
編集後記
おかんと私のそもそもの出会いは、あるオンライン講座でした。画面越しでしか会ったことのなかったおかんが、世界一周旅の途中にロンドンにも立ち寄ってくれたことで、リアルなお付き合いに発展。
実は、おかんが最初に計画した世界一周旅程には、ロンドンは行先に入っていなかったのです。その行程表を見た私は「あれ、ロンドン入ってないやん!なんで来ないんよ!」と思わずポロリとつぶやいてしまいました。おかんはそれを聞いて「ほんまやわ。やっぱりロンドンには行かなあかんよな」と思い直し、予定を組み直したそうです。
私はいつも、つい余計なひと言をつぶやいてしまうクセがあるのですが、このときばかりは、‟余計なひと言”を口に出してよかったな、と思いました。言霊ってやつですね。
「高校では部長として吹奏楽部員を率いた」という青春時代のエピソードを聞いて、おかんは今も昔も本質的な部分は変わっていないんだろうな、と感じました。吹奏楽を通して「みんなで作り上げていく楽しさと達成感」を味わってきたおかんが、これから日本中のお母さんのリーダーとして、おかんずコミュニティを引っ張っていく。なんと頼もしく、わくわくする話でしょうか。
「私もそのコミュニティに参加してみたいな」「おかんってどんな人なのかな」と気になった方は、ぜひおかんのインスタをフォローして、本を読んで、まずはおかんのことを知ってみてください。おかんの言葉を読んだらきっと、「参加してみたいな」がすぐに「参加する!」に変わりますよ。そして来年には、あなたも世界一周旅に出かけているかもしれませんね。