志摩スペイン村 ¡Buen Viaje!
2回目の志摩スペイン村
2024年5月末、昨年に引き続き夏前に志摩スペイン村を訪れました。
昨年はまだパートナーではなく友達としての旅行でしたが、二人で遊びに行くのは2回目です。
今年の2月から始まった新しいパレード「エスパーニャ・カーニバル 〜ブエンビアへ〜」をYouTubeで見たとき、音楽が気に入り過ぎてしまい、これは是非見に行かないと！と計画を立てました。
1日目は志摩スペイン村、2日目はノープランのお泊まり旅行です。
まずは準備
今回は近鉄の大阪難波駅から特急に乗って向かいます。
志摩スペイン村はパスポートだけで買うよりも、電車とセットにした方が断然安いので2回ともセットの切符を買いました。大阪から向かうにあたって比較したのは下記の4種類の切符です。
志摩スペイン村満喫デジタルきっぷ ¥7,800
往復運賃、往復バス、入園料、お食事券デジタルまわりゃんせ ¥8,600
往復運賃、フリー区間乗り放題、現地バスと船に乗り放題、観光施設入場特典（志摩スペイン村含む）志摩スペイン村 パルケエスパーニャ･フリーきっぷ ¥9,300
往復運賃、往復特急券、フリー区間乗り放題、往復バス、入園料まわりゃんせ（特急券あり） ¥11,000
往復運賃、往復特急券、フリー区間乗り放題、フリー区間特急券4枚、現地バスと船に乗り放題、観光施設入場特典（志摩スペイン村含む）
周辺の観光をするなら、どう考えても「まわりゃんせ（特急券あり）」 が一番お得です。しかし、鳥羽水族館や賢島エスパーニャクルーズなど、行きたいところは昨年行けているので、今回は志摩スペイン村にターゲットを絞り 「志摩スペイン村満喫デジタルきっぷ」にしました。
新しいもの好きのパートナーがデジタルを選んだだけで、特急に乗るなら¥9,300の「志摩スペイン村パルケエスパーニャ・フリーきっぷ」の方が安くつきます。
大阪難波からいざ出発！
志摩スペイン村に向かう電車を決めるとき、最寄りの鵜方駅から走るシャトルバスの時間に合わせるのがコツです。タイミングを間違えると30分以上待たされることになります。
今回もなるべくちょうどいい特急を選んで予約していたのですが、二人とも寝坊しました。幸先が悪いのがこのカップルの特徴です。
ということで、時間変更した特急のタイミングが悪かったので鵜方駅で途方に暮れます。30分待てばバスが来るのですが、鵜方駅には何もありません。
タクシーを探したり、違うルートを検索する間にバスが来たので、解決しました。
パルケエスパーニャに到着！
バスに乗って10分ちょっとでパルケエスパーニャに到着します。
入場ゲートに待ち列もなく、チケットを窓口で引き換え次第すぐに入園できました。ロッカーに荷物を預け、極力手ぶらで散策するのがテーマパークを最大限楽しむためのコツだとUSJで学んでいます。カメラとスマホ、財布以外をロッカーに押し込んで、いざ出発です。
昨年訪れた時に比べて、少しだけ人が多くなっているように感じました。と言っても、アトラクション「0分待ち」が「5分待ち」になるくらいの混み具合。メインイベントであるパレードも1時間前には既にお地蔵様がチラホラいらっしゃいました。
※ 地蔵：パレードやショーを見るために、路上に座り込んで場所取りをすること
お昼はパエリア
パレードが12時50分スタートだったので、早めのお昼を食べてから見に行くことにします。切符についているお食事券（1,500円分）を手に、去年は食べ損ねたパエリアを目指して「エル・パティオ」というレストランに向かいます。
パーク内に二つあるパエリアを扱うレストランのうち、安い方が 「エル・パティオ」です。炊き込みご飯に具材を乗せたような簡易的なパエリアが食べられます。簡易的とは言っても、料理が美味しいことで有名な志摩スペイン村らしく満足できるものなので、ぱぱっと手軽にスペイン感を楽しむにはぴったりです。
もう一つは 「アルハンブラ」という本格的なパエリアを提供しているレストランです。行ったことがないので詳しいことは分かりませんが、ここで働いたことのある友達によるとアヒージョも美味しいらしいです。ちなみにその友達は働いているときにアヒージョをテーブルにぶちまけたそう。
僕たちが行った時には「ヤバイTシャツ屋さん」とコラボしていました。ヤバT好きなパートナーはコラボメニューを頼もうとしていましたが、苦手な海鮮が乗っていたので、スペアリブのパエリアを注文。結局僕が頼んだコラボメニューの飾りを奪われることになりました。
Espana Carnival "¡Buen Viaje!"
お昼を食べた後には、いよいよ今回の旅のメインイベントである「エスパーニャカーニバル ”ブエンビアへ”」を鑑賞しに向かいます！
オープニングの演出があるシベレス広場には、15分前には既に沢山の人が集まっていました。僕たちもこの演出を楽しみにしていましたが、長い時間待つのは苦手な方なので、観客の隙間から鑑賞することにしました。
冒頭でもお伝えした通り、このパレードは曲が良いです。
タイトルにもある「¡Buen Viaje!」という言葉は「良い旅を」という意味で、オープニングや参加パートで流れるテーマ曲では、耳にタコができるくらい繰り返されます。去年まで上演されていたパレードよりも参加パートの振り付けが簡単になっていて、広場に集まった人がたくさん踊っていました。モニター付きのフロートや参加パートの振り付けに、若干USJの「NO LIMIT! Parade」を感じますね。
旅に出かけよう
パレードの後は園内散策です。
去年より混んでいると言っても、他の大手テーマパークと比べれば待ち時間なんて無いようなものなのでテンポよく進みます。
「ピレネー」や「グランモンセラー」などのコースター系はマストですが、意外と「ドンキホーテ空の旅」や「フェリスクルーズ」などのゆったり系も好きです。フィエスタ広場を一周する「フィエスタ・トレイン」は貸切で動かしてくれました。
以前Vtuberの配信で話題になったチュロスも購入し、もう一つ僕が好きなショーを見に行きます。
La fiesta de los patios
コロシアムで1日2回ほど上演される「パティオ・デル・カント 〜ダルシネアの秘密の花園〜」です。2年前に初めて友人と訪れた時にはコロナで休止中でしたが、それ以降は必ず見に来ています。パルケエスパーニャの音楽はミュージカル付きの僕の好みに合っていて、このショーもパレードもCDを購入しました。
パルケエスパーニャはスペインがテーマなこともあってか、音楽の歌詞に英語がほぼ登場せず、日本語とスペイン語で構成されています。始まる前のアナウンスも日本語とスペイン語だったり、かなりこだわって作られているのだなと感じます。
この記事を書いている頃に、ショーの終演が発表されてしまいました。
来年から始まるショーでは、前作に登場した旅劇団「テアトロ・ラ・マンチャ」が帰ってくるようなので楽しみです。
次の旅へ
ショーが終わる頃から雨予報だったので、少し早いですがホテルへ向かうことにしました。お土産にパレードのCDとクッキーを買って、パークを後にしました。
滞在時間は5時間あるかないかくらいでしたが、やりたいこと食べたいもの全て達成できたので、大満足でした！
ディズニーやUSJに飽きた方、おすすめです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？