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COSMOS たましいの楽園 大天使ミカエルとの10年間の記録 1992年~2002年 14歳~24歳 No.68

イギリス生活で太った体

10ヶ月間イギリスで過ごし、たくさんの人と接し、話して、関わって、いろんな場所に旅して、食事を楽しみ、至福を味わい、私はまるまる太って日本に帰ってきました。

2000年9月13日   22歳

いつか見たあなたは
後光がさして
気品のある
美しい凛とした瞳。

私はあなたに恐れおののき
決してあなたに逆らわないと
あの青白い月に誓ったのでした。

この変形してしまった私の姿をあなたは醜いと言った。

私はこの姿があなたを否定すると分かっていながらも、こうするしかなす術がなかったのです。

体を動かすとは何と大変なことでしょう。

私はこんなに重たくて簡単には動かないものを
あの5ヶ月近くもの間、動かしつづけたのです。

確かに2月のあの日、鏡に映ったやせ細った私の体は本当に美しく、感動して涙を流したのを覚えています。

風邪を引き高熱が出て、何日間も何も食べられなかったのです。

私はどうしたらよかったのでしょう?
そのまま病院に行って、日本に帰されたらよかったのでしょうか?

私は生きたかった、イギリスで。
負けなくなかった、この重い重い体に。

この体のだるさはどこから来るのだろう?
何がこのだるさを感じているのだろう?

私の体は大量の水分を必要とする。
干からびないように。


日本に帰り、元々の食生活、和食中心の毎日を過ごしていたら、体は自然に元に戻りました。


9月18日
英語の必要性。
私に欠けているもの。

2001年に大学を卒業する。
これも運命?

大学の4年間、決して後悔はしていない。
様々なことを経験した4年間。

前を見たい。
何の焦りもない。

親の愛情を感じる。
これも奇跡だ。

21世紀までのあと3ヶ月間。
23歳になること。

セリカルとカレン。コスモス。
なつかしい響きだと思う。
愛と夢。

どうやって結びついていくんだろう?
私を取り囲むたくさんの人たち。
立ち止まる者と進んでいく者。

方向性の違い。価値観の違い。
時が流れている。


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