國立 華蓮|Karen Kokuryu

元実業団ランナー|椙山女学園大 心理|心の整理、ダストボックス

國立 華蓮|Karen Kokuryu

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最近の記事

自分らしさなんてきっとなくていい

自分に疲れた時、どうして生きているのか分からなくなった時、検索を掛ければ簡単に「自己受容」というワードが目に飛び込んでくる。 自己受容って、「自己」を「受け容れる」。本当にそのままの意味。 でも、そんな簡単に自分を受け容れる事ができたらみんな悩まないよね。 私は本屋さんが好きでよくふらっと立ち寄るけど、一番最初に向かうのはやっぱりエッセイのコーナー。最近はカラフルで読みやすい本がたくさん置いてあって、見てるだけで全部部屋に並べたくなるようなものばかり。 でも、ちょっと

    • 土台作りの大切さ 〜Number掲載を振り返って〜

      ご無沙汰しております。 3月にNumberさんに取り上げて頂きましたが、想像以上の反響・反応を頂きました。フォロワーさんより、Yahoo!トップニュースにも載ってる!と教えて頂きました。 沢山見て頂いたり取り上げて頂き、関係者の方々や反応を下さった方々、本当にありがとうございました。 今回、私が伝えたかったことの中には記事の中にもあるように、「人生で大切な瞬間は今だけではない」というものがあります。 学生の間に結果を残すこと・残したいという思いは素晴らしいことです。

      • 23歳、大学休学で学んだこと。

        2022年、実業団選手を引退した後は22歳で大学生1年生になったが、1年間の学びを経て自分の中に迷いが生まれていた。 心理についてもっと知りたい!学生生活を楽しみたい!と思って入学したものの、学びもその場限りで終わってしまったり興味を持つ内容も少なかったし、時には撮影の仕事を優先したりと中途半端にしてしまう自分にブレが生まれていた。 それに、事務所の仕事を今後頑張りたいという気持ちがその時は強かったので、強制的に一本に絞る事であえて自分を窮地に追い込むのもアリだと思ってい

        • 上を目指すからって、完璧を求めなくて良い。

          お久しぶりです☺︎ 最近は自身の経験からメンタル面のサポートだけでなく練習や栄養面についてもアドバイスをすることが増えてきましたが、私が個々の選手の特性に合わせたサポートを考えるようになったきっかけのお話をしようと思います。 怪我をしてる訳ではないけど体調不良ばかり、練習ができていないせいで人間関係も思うようにいかず、葛藤していた頃の日記も載せつつお話します:) 私が話したいのは、実業団一年目の夏のことです。 入社してから約4か月、練習ができないほどの怪我はなかったも

        自分らしさなんてきっとなくていい

          【進路選択】実業団の良いこと・厳しいこと

          最初の記事を書いてから1年が経ちました。私が一番驚いてます。笑 実は記事をいくつか書いてからはもう書くことが見つからないな〜と思ってたのですが、色々な角度から見てみると意外と書けることも見つかったので、今回は進路にフォーカスして書いていこうと思います。 進路と言えば学生にとってはちょっと書くシーズンが遅かったかもしれないですが、このテーマに対してそんなに悪い意見は持っていないのでご安心下さい☺︎ これからも競技を継続していきたい高校の選手がぶち当たる壁が実業団に進むか、大

          【進路選択】実業団の良いこと・厳しいこと

          22歳の休学、何するの

          私は今年、大学を休学する。 2021年2月に実業団選手を引退後、4月から始まった勉強かつスクールのレッスンやオーディションで東京通いをした1年の予備校生活を経て、2022年4月に晴れて大学生となった。 会社を辞める際、「大学で学びたいことがあるので再受験したい」と家族や周囲に伝えていたため、大学に入ったことで一つの目標は達成した。 がしかし、言葉の熱量とは裏腹に、蓋を開けてみればさほど真剣に学業やその他の生活と向き合えなかった1年だった。 片道90分の通学路と校舎で過

          22歳の休学、何するの

          引退後のアイデンティティ

          新年度が始まりました。 新しい環境に身を置く方、目にする光景に変わりのない方、様々な方がいらっしゃると思います。 今年は桜の開花が若干早かったので少し早めに新しい風を感じられましたね。 今年度も焦らず、ゆっくり目標に近付いていきましょう:) さて、新年度、長く続けてきた競技から退かれた方も多いことと思うため、今回は「引退後のアイデンティティ」についてのお話をしたいと思います。 私は、”アイデンティティ”とはいわば自分の心の空間にある、自身を構成するための大きな細胞という認

          引退後のアイデンティティ

          他人の「普通」に自分を重ねない〜実業団時代に経験したこと〜

          明けましておめでとうございます🎍 知らないうちに年が明けました。 最近はものすごく1年が過ぎるスピードが早いです。 今回は以前リクエストのあった、実業団選手時代に経験したこと・感じたことをお話したいと思います。 実は練習法についての連載が止まっているのですが、やっぱりなかなかまとまらないので先にこちらを更新させて下さい💭 タイトルを「今の積み重ねが未来を作る」にするか、「自分のキャパシティを見極める」か何にしようか迷ったのですが、心理学を学んでいるのでこのタイトルにし

          他人の「普通」に自分を重ねない〜実業団時代に経験したこと〜

          練習会で感じた人生のヒント

          昨日、中学からお世話になっている先生が運営されているクラブチーム主催の講演会に、ありがたい事に講師として呼んで頂きました。 小学生の頃から憧れていてお世話になったチーム愛知に今でもこうして携わる事が出来るのは本当に周りの方々のおかげであります。嬉しい限りです☺︎ さて、今回は講演会・練習会で感じたことが個人的に2つあったので書きます。 ①自分をよく知ること。 昨日のランニングクリニック終了後、一緒に好きなアイドルの話で盛り上がっていた子が「この間〇〇のライブに行ってき

          練習会で感じた人生のヒント

          “真面目すぎてしまう”選手へ

          更新遅れました。 今朝は今年初めて吐いた息が白く、冬の気配を感じました。 もうあと2ヶ月で今年が終わってしまうなんて誰が信じられるでしょうか...😂❄️ さて、現在は連載形式でジュニア選手の練習について執筆中ですがなかなかしっかりと書く時間が取れないため、先に得意なメンタル分野のことに触れて記事を作ってみようと思います。 練習に関しては長い目で見て欲しいのもあるのでゆっくり更新していきますね🐢 突然ですが、皆さんの周りに「真面目すぎる選手」はいませんか? 心当たりがあ

          “真面目すぎてしまう”選手へ

          食事・体重管理がもたらすもの

          ※タイトルを「女子選手の体重管理」→「食事・体重管理がもたらすもの」に訂正しました。 外では台風と雨の音がすごいです。 これが終わったらもう秋ですね、、早いです;; 今回は長距離選手の体重問題について、自身のエピソードとともにちょっとお話していこうと思います。 私もこのテーマに関しては中学時代からかなりナーバスに捉えていました。 というのも、中学時代(2013~)はまだ「体重を減らせば速く走れる」という考えが浸透していた時代でもあったからです。今も体重神話を語り継ぐ指導

          食事・体重管理がもたらすもの