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諦めた夢をもう一度?

最近は全然SNS載せることは減ってきたんだけど
好きなことはなに?」と聞かれたら
お酒」(なんか意味深。だけど好きだし)
と答えるくらいお酒が好きです。

友達と富良野のキャンプ場で飲んだビールが忘れられない

そもそもの興味の入り口は
飲食店に10年勤めていて
接客をする時に
「このお酒はどんな味?」
「〇〇の料理に合うのはどのお酒?」
と聞かれるときに、
答えれないのが恥ずかしくて
前のめりに自分で飲みに行ったり
勉強会に行ってみたり
資格を取ったりし始めたのがきっかけ。

だから20代の前半から妊娠するまでは
「〇〇に合うお酒は絶対コレ!」
「飲んだ数(種類)には自信がある!」
と即答していたくらい
”お酒”に対して素直に好きという感情で
向き合っていて自信があった気がします。

だからこそ将来(だいぶ先の未来)
自分が考えた”立ち飲み屋”さんなんて
開けたらいいなあと思っていたくらい。

でも、世界が広がり
妊娠・出産を挟みお酒を飲む時間が
格段に減るとそれまでつけていた知識は
劣化し始めるし、古くなるから
昔ほどの熱量は減っていったんだと思います。

働き方をより現実的に考えるようになった時
「自分で理想のお店を開いてみたい」という
夢を諦めた、というか
考えないようになった気がします。

知識を付けながら飲食店に関わりながら
「お酒」を
もっと楽しめたらいいな、という気持ちで
給料が低くてもやめたくないから
早朝も深夜もコンビニや違う業種で
生活を繋ぐようなこともしました。

でも、妊娠・出産を経て
(妊娠・出産を嘆いてるわけじゃないし
後悔しているわけでもない)
子育ての大変さや厳しさを知り
ましてやシングルマザー。
「お酒」を前面に掲げることは
わたしには失うものが多すぎると思い諦めました。

「諦めなくてもよかったんじゃない」
と思う人もいるかもしれません。
けどわたしにとっては
今優先したいものを後回しにしてでも
”叶えたい夢”ではなかったんです。

夢とか理想って自分の努力ベース
だったりする部分もあるけれど
周りの人が大事だったりもします。
すべてのピースが揃っていたら
何も失うことなく
夢を叶えていたかもしれないけれど。

・・・

いろいろ書いたけど
”諦める”ってそもそもなんなんだろう?

自分の理想の未来とか
将来の夢って
関わる人とか周りの環境で左右される部分も
多少はあると思うけど
誰かに強要されて
「なりたい」と思うものでもないし
自分で勝手に掲げて
いつの間にか勝手に諦めるものだったりする。

(みなさんの昔の将来の夢はなんでした?
わたしはアイスクリーム屋さん、CA
ジャーナリスト、弁護士、
オリンピック選手(小声)でした。
いつから変わっちゃつたんだろうねえ…)

前置きは長くなったけど
もっかい問います。
「夢を、理想を諦める」って
一体何なんだろう?

わたしの捉え方、答えはこうです。
「自分より”優れた人には勝てない”」
と思った瞬間に芽生えた感情に
勝てなかったこと。
自信を失った、というよりも
そこに込める
情熱がなくなってしまったんだと思います。

今は、いろんな視点を取り入れて
認めれている部分はたくさんあります。
現に、お酒が好きな気持ちは今も変わらない。
(どんだけ酒好きなんよ、と思うねw)

「絶対に理想の自分を手に入れる」
「どんなことをしてでも叶える!」
という気持ちが夢を、理想を叶えるために
必要な情熱であり、感情です。

この気持ちって結局は
モチベーションに繋がるから
情熱がないと夢も理想も
大体は夢半ば、で終わる。

「1回諦めたからもうできない」
「今は〇〇だからできない」
とかではないんです。
情熱さえあればもう一回同じ夢を
踏み出してみたって大丈夫。

諦めた夢を
もう一度追いかけてはいけない
なんて決まりは全然ないんだから。

なんでわたしがこのことを
今日は書いているかというと
少し前に7年振りくらいに行ったお店の方に
「もう一度、
お酒の勉強してみたらいいのに。
そんなに知識があるんだから。
いつからだって学び直せますよ」
と言っていただいた一言が
自分の中でずっとループしてるから。

だってどんな形でもいいやんね。
お酒を楽しみながら
生きていきたいと思ってるなら。

妊娠・出産前に諦めたこの資格。もう一度チャレンジしてみようか…テキストはあるんだよ

・・・

働くかたちは変わっていく。

高校生から始めた飲食店のバイト
そこからフリーター⇒正社員
マネージャー、店長、SVを経験して
10年間飲食店にいて

その後はベビマ講師
今は年150泊するノマドワーカー。

どの仕事も大好きな仕事だし
やりがいをもってやってました(やってる)
今の働き方に関しては
まだまだ伝えていきたいこともあるから
気持ちを入れて取り組んでいきたいものの1つ。

自由な働き方をするようになったことで
「働いた分だけお金がもらえる」のも大事だけど
「好きなことだけをしながら自由に生きる」
というのを大事にするようになりました。
好きなことをしていくためには
お金も確かに必要だけど
”時間”はより重要だと思っています。

お金はめぐりめぐって
自分の頑張り次第で増えるかもしれないけれど

「愛」「自由」「時間」「つながり」

はお金があっても簡単には手に入れられません。

だからこそ会社員は
長く続けれなかったのかも。

生きていくかたちを選択する中で
固定概念や自分の経験からくる考え
世間体は確かに
気になる部分はあるかもしれないけれど

自分が手に入れたいものや
大切にしたいものが大事にできているのなら
それでいいんじゃないか、ということに
気付けることが大切なんだと思います。

積み上げたものが壊れるの怖いけど
再び夢見るくらいの
気持ちの余裕を作ってあげてもいいんじゃない

そう思い、日本ワインのテキストを
目の前に置いて文章を打つ昼下がりです。

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