あおり運転、ダメ 絶対
ご無沙汰しています、MIKKOです。
実は先日、人生初の「あおり運転」にあいました。
最近テレビや他のメディアでもよく見かけるこのワード。今までは、どこか自分の生活している世界とは違うところで起こっているような、そんなつもりでいたのかもしれない。
でも実際にそういう被害にあったことで、「こんなの絶対ダメ!許せない」と、TV越しに思っているよりもより強く思うようになりました。
ということで、記録がてら記載します。ちなみに、警察への即時通報は済んでおります。ナンバーもバッチリ確認し伝え済、万が一の為に前後についているドライブレコーダーの画像も保存していますので、相手は言い逃れができません。
あおられるきっかけのようなものは何だったのか?
事件が起こったのは、2/26の土曜日。お昼少し過ぎでしょうか。
大井川鉄道の千頭駅方面から、新金谷方面に向かう国道362号沿いを走っていた時のこと。片側一車線の見通しの良い道路でした。センターラインは白色の破線。つまり、追い越しは可。(対向車が来ていなければ、センターラインを越えての追い越しも可能な区域)ちなみにうちの車はホンダのヴェゼルです。
当時、うちの車の前に2台の車が走っていました。そのうち1台は、スムーズな流れの運転をしており、無関係。問題は、その車の後ろを走っていたグレーの軽四でした。
明らかに、遅い。制限速度にも遥かに満たないノロノロ運転。
よく見ると、高齢者マークと四つ葉マーク(身体障害者標識)を付けた車です。
対向車も来ておらず、それより前に普通に走っている車ともかなりの距離。追い越し可能な区域で対向車もいないので、その車を追い越して、前の車のように流れに乗ってうちの車は走ります。
その後、事件は起きた
するとその直後……びっくりするくらいのスピードで、今までノロノロ運転だった車が、うちの車の後ろにピッタリとつけてきたのです。
しかも、追い越そうとして、センターラインをまたいで走っている。対向車が来ると少し中に寄り、またセンターに。次第には対向車が来ても寄らないので、対向車が慌ててハンドルを切るような形。あきらかに変。
相手、高齢男性です。しかも高齢者マークと身障者マークを付けた人。
それが、猛スピードで危険な運転をして距離を近づける。
ちなみにうちの車の後部座席には、小学生の息子が乗っています。とても怖かっただろうに…。
しばらくすれば諦めると思っていたのですが、執拗に追ってきてあおる男は諦めません。その男の後続にはバイクや他の車もついています。少し距離を取っているように見えました。あきらかに男のおかしな行動に警戒しているようです。道も狭く、路肩にもとめられない。よけられるスペースもない。
しかたないので、主人は運転したままで、私が警察に緊急通報をしました。
それが、地名駅にさしかかったあたりの道です。
トンネルに阻まれ3回の緊急通報に
警察に悪質なあおりお運転を受けていることを告げると、ナンバーや車種を聞かれました。
車に疎い私に、旦那が運転しながら車種を伝える。で、ナンバーを息子に読んで欲しというと、「近すぎて見えないよ!」と半泣き。
……わかりますか?
後ろを走っている車のナンバーを読もうとしても、接近されすぎていてナンバーが読めない位置にあるということが。それぐらい、異常に接近されています。身障者マークと高齢者マークを付けた男に。
「怖いよね、でも、息子氏ならできるよ。ママをお手伝いできる?」
怖かっただろうに。でも、ナンバーを確実に読めるのは後ろに座っている息子氏だけ。優しくそういうと、息子氏は「うん、僕できるよ!読める!」と頑張ってくれました。優秀な小学校高学年男児です。
<<実際の悪質あおり運転の動画あり。必要であれば提示します。もし必要な方はご連絡ください>>
それでなんとかナンバーを伝え、何故このような目に遭っているのか、こちらには落ち度はなかった旨も伝え、そしてドラレコに全て記録しているので必要ならば提出できる旨を伝えました。それでこの後どうすればよいか話しているところで……なんと、トンネルに差し掛かり電話が切れてしまう!おのれ山道。トンネルを出て再び通報。話始めると、またトンネルで切れてしまう。またトンネルを出て再び通報すると、もう緊急通報先の人が、「あの、悪質なあおり運転を……」と話し始めた段階で、「MIKKOさんですよね! 大丈夫、繋がっていますよ!」と警察の人が言ってくれるようになりました。で、なんとか交わせるスペースはないかと言われますが、なんせ道が狭く路肩にもとめられないような山道。無理です……と話していた矢先、スペース発見! 旦那氏がそこにさっと入ると、急には原則できないその男、猛スピードでこちらを一瞥しながら通り過ぎました。その後、絶妙な間で後続のバイクも。その後には一般車両も数台。
まずはやり過ごすことが大事
警察の方は、「やり過ごしたら、すぐ行かないで。何台かやりすごしましょう」とアドバイスをくれました。そのアドバイス通り、数台やりすごし、そのまま警察と電話を続けます。
この後警察官とお話をしたいですか?と言われましたが、こちらも予定があるので、それは大丈夫と言いました。ナンバーと車種を正確に伝えたので、警察の方でナンバーを照会し、その男の地元警察に連絡をするそうです。
ちなみにその男、こんなに危険な運転をしながら、加害者のくせにこちらの車の後部を携帯で撮影していたそうです(旦那曰く)
重ねて言いますが、こちらはドラレコで全て録画しています。その男が写真を撮ろうが何をしようが、危険運転を行っていたことは言い逃れができません。
1週間経ちましたがこちらに何も連絡もないので(通報者のMIKKOの情報は警察に伝えているので)、男がこちらに異議申し立てをするようなことはしていないのでしょう。いや、なんか言おうものなら徹底的に戦うつもりですし、旦那には、今からでも被害届とか出したら?動画持って行ってと言ってます。あおり運転ももちろん許せないけど、何より、子供に怖い思いをさせたのが許せない。怪我がなかったから良かったものの、一歩間違ったら、対向車も巻き込む大事故になるところでした。
あとちょっと思ったのですが、男の後ろを走っていたバイクさん達、もしかして助けてくれたのかな?って、今になって思うのです。
車をよけた時に、もしもバイクさんたちの距離がめっちゃ空いていたら、男は一緒になってスペースに入ってきたかもしれない。でも、バイクさん達、男が路肩とかに急に進路変更できないように、絶妙な距離とスピードでずっとついてきてくれてました。うちの車をやり過ごした後はどうなったかわからないけれど。今思うと、助かったと思います。
優先マークとはなんなのか?
今回のことで思ったのは、加害車両が「高齢者マーク」「身障者マーク」を付けた車だったこと。そして、運転していたのも、高齢者でした(三人で目視確認。ドラレコにも運転している様子は映っています)
優先マークって、何なんでしょうか?こんな危険な運転をするのに、そんなマークを付けているって何なんでしょうか?正直、ルールを守って運転している高齢者さん達にも迷惑です。自分がこんな運転をしたらどれだけ危険なのか――それもわからないようならば、即時免許返納して欲しいし、取り上げて欲しいです。車なくなったら生活が出来ないうんぬんではないです。それは別問題ですし、正常な判断ができない、自分の感情をコントロールできないような人はハンドルを握るべきではないということです。クソみたいなプライドと自己顕示欲のせいで命の危険にさらされるなんて冗談じゃない。
まとめ
今回思ったのは、
〇あおり運転をする人間に、年齢は関係ない。老人だろうが何だろうが、そういう輩はやる
〇あおり運転されても、まずは焦っちゃダメ。今回は、運転者(旦那)にはそのまま気を付けて運転してもらい、助手席の私が通報しました。そして実況中継。冷静に対応することが大切。
〇ドラレコ、大事。前と後ろにつけるのがやはりベストだと思います。うちに帰って動画を確認しましたけど、一連の流れと、男の姿、車がバッチリ映っています。後日警察に届けを出すのにも、ちゃんとした証拠になると思います。
免許更新に行った時警察署でのビデオ講習で見たけれど、「目的地に一番早く辿りつく方法は(スピードを出した運転ではなく)安全に運転することです」と言ってました。その通りだと思います。
あおりお運転なんて、百害あって一利なしです。そんなのダメ、絶対。