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オリンピック

「オリンピック会場では、参加選手は、人種・国籍を超えてみな和気藹々としているのに、どうして国家間の争いが絶えないのか。」よく嘆く報道を見かける。
しかし、その前に、彼ら、彼女らが集っているのはオリンピックゲームである。そべての競技には須らく、「公平なルール」が存在し、お互いの人権を守り、「共通の目標」に向かって競い合っている。
だが、国際社会にはルールがある様で、実際にはない。いまだに戦国時代の延長。悲しいかな、力による現状変更を試みる国がある。ロシアしかり。
勝つ為なら、相手の権利を、命さえ奪って良いのか。それはオリンピック憲章とは大きく逸脱する。
「法(ルール)による支配」「相互の権利(人権)の尊重」「共通の価値観(目標)」これが無いと、人は一つになって競うことはできない。オリンピック競技は、いにしえから、その真理を人々に伝えていたのではないか。
いつまでも、感情に訴えて後ろ向きに、嘆いている場合ではない。多くの人にこの理念を理解してもらいたいし、そうならないと世界に平和なんて訪れない。「戦争反対」とか曖昧なプラカード持って酷暑の中立ってたって変わらないんだよ。誰だって戦争なんてしたくない。でも無くならないし、仕掛けてくる奴らがいる。
どう言う道筋で平和を実現するのか、もっと具体的に語らないと先には進めない。

映像の世紀バタフライエフェクト オリンピック 聖火と戦火https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2024072234122

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