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子どもの在り方よりも自分の姿勢を正す勇気

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【軟水のたそがれ】
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毎週日曜日の夜に更新しています!

この【軟水のたそがれ】は、

僕がTwitterで毎日更新している「#軟水のつぶやき」を、深掘りするエッセイ。

新たな1週間が始まる前に、何か大切なことに気がつくキッカケになれば嬉しいなと思っています(*^^*)

・・・本日取り上げるツイートは、↓コチラ!

さっそく深ぼっていきましょー!!

■安心があるからこそ自由に羽ばたいて自信を得られる

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『勇気』って、一体何だろう?

それを語る上で大切なキーワードが3つある。

それは、自由・安心・自信

・・・この3つが相互に結びつくことで、勇気の鈴がりんりん鳴るんだと思うっす♪

『自由』とは、「安心できないような状況」へ自らの身を置こうとすることだと思うんよね。

(例えば)

家庭を持つサラリーマンが急に会社を止めてカフェをやり出したら、自由ではあるけれど、きっと不安もあるよね。

・・・じゃあ『安心』はいらないのかというと、そんなことは全くないんよね。

それは「安心というベースがある」からこそ、自由に冒険できるから。

ただ、自由に必要な安心は「サラリーマンだから」みたいな、外側(世間)との比較から得られた安心ではなくてさ。

もし、失敗したりつまづいても「家族が居てくれるから大丈夫」みたいな、内側(自分)から得られる安心が必要なんよ。

家族という安心できる輪の中から、自分のやりたいことをやって自由に社会へ飛び出していく。

そして、そこには「俺ならできる!必ず成功するぞ!!」という『自信』が必要。

その自信は、「好きなことを自由にやらせてもらえるという安心」がベースになって、じっくりと育まれていくもの。

自由に無謀なことをしていたら、臆病になって安心できる場所に帰りたくなることもあるよね。

でもしばらく安心できる場所で過ごして、周りに自分の存在を認めてもらうことで、自信は回復してくる。

(例えば)

家庭の中で、家族のために料理をしたり家事をしたり。

それで感謝されたりさ。

自分のささいな行動が「誰かの役に立ったという小さな成功」を繰り返すことで、自信を深めるんよね。

・・・そして再び、安心空間の外側へ自由に冒険を始める。

この無謀⇔臆病を繰り返すという行為そのものが「勇気ある行動」だよね。

定職を辞めて独立する『勇気』
⇒無謀な挑戦

ブラック企業を辞める『勇気』
⇒臆病な逃避

・・・どっちも勇気ある行動だ(*^^*)

■周りへの安心ではなく自分への安心へ

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⇑の話を親子に当てはめてみるね(^^)

小さい頃は「周りに誰かがいるから大丈夫という安心感」を、子どもは必要としている。

それは、親や周りの大人を信じているからだよね。

1人で自由に遊んでいる時も、後ろを振り返ったら親が自分のことをしっかり見てくれているかどうかを、確認してみる。

そこで目が合うだけで、相槌を打つだけで安心するんよ(*^^*)

子どもにとってはハイハイですら冒険だし、学校に通うことも冒険で、時には自信を失うことも多々ある。

「ママー!パパー!見てみてー!!」ってめっちゃ言われますよね(^^)

やがて、この「周りに誰かがいてくれるから」という安心感は、子どもの成長に合わせて「自分なら大丈夫!何とかできる!」という『自信』に変わるんす。

親を信じることから、自分自身を信じることへとアップデートすることで、「私なら大丈夫!」という、自分に対する安心感に変わるんす。

・・・これが、自立。

これなら自分で立てるよね(^^)

この自信を育むための環境を用意するのが、大人の役割だと思うっす。

(自立を妨げてしまう例)

「1人じゃできないだろうから、やってあげる!」
⇒過剰に干渉されると、子どもは自分を信じるための機会を逃す

「お兄ちゃんお姉ちゃんなんだから、そんなこと1人でできるでしょ!」
⇒過剰に放任されると、子どもは周りに頼りたくても人を信じることができなくなってくる

よく『過保護』っていうけれど、過剰に干渉してしまうから守りすぎてしまうだけで、「子どもがやりたいことを守るため」に大人が一緒に考えることが大事なんよね(^^)

・・・自立には、こんな感じの流れがある。

親の「子どもを守りたい/失いたくない」という気持ちや、「自分のメンツを保ちたい/言うことを聞かせたい」という規律が勝ると、バランスが崩れて子どもはいつまでも自立できないっす。

ちなみに、過剰に干渉されたり放任されたり、規律重視のスパルタ教育で立派に育つ子どもが全くいないわけではありません。

極端なやり方をした先に、子どもが自分らしさに気づいて自立していく可能性は、確かにある。

パッと思い浮かんだのは、ホリエモン(堀江貴文さん)ですね。

・・・だけどその教育による孤独に耐えきれず、最悪自分で命を絶ってしまう子どもはたくさんいるし、その攻撃性ゆえに虐待へ発展する可能性も高い。

人って不思議で、誇示した力が相手に効果的だと気づくと、その力にすがってしまうんす。(暴力の連鎖を生む)

規律で育った人はそのやり方でしか人の動かし方を分からなくなるし、その効果を知っているからこそ、それしかできなくなる。

そして1番の問題は、子どもが大人に逆らえない環境に置かれてしまったら安心できなくなるし、他人を信じることもできないから、「自由に自分の命や身体を粗末に扱い出す」んですよね。

自由を認められてこなかった分、死ぬことくらい認めてよ!っていう手っ取り早い自由を発動するわけですね。

スパルタ教育でも自立することができた人には仲間がいたり、孤独を埋めてくれるほど好きなことに没頭できたり、「環境が良かったから」が大きいんだと思う。

決して、スパルタ教育のおかげではない。
乗り越えた本人がスゴイんす!!

自分が我慢できたからといって、その教育を繰り返すのなら環境も用意してあげるのがフェアだけど、規律で縛るだけになりがち。

暗い話だけど、自殺をしてしまった人には「それしか選べる自由がなかった」んだと思うんよね。

・・・だからこそ!!

子どもの自由の幅を広げるために、大人が安心感と自信を子どもの中に育んでいくことが大切なんですよね(*^^*)

■【さいごに】勇気を持って愛に踏み込む

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おさらいと、まとめです!

子どもが『勇気』を得て自立するために必要なことは、自由・安心・自信の3つ。

「自由」
⇒子どもがやりたいことを尊重して、どうすれば実現できるかを一緒に考えること

「安心」
⇒そのままのあなたで大丈夫だよ!と、抱きしめること

「自信」
⇒自分の可能性を信じて大丈夫だよ!と、背中を押すこと

・・・これらの親の姿勢って、愛情がたくさん詰まってますよね(*^^*)

そして大切なのは、親が「愛してる!」と言葉や行動で伝えるから愛が伝わるのではなくて。

子どもが「愛されてる!」と肌で感じた時に、愛が伝わるんよね。

その愛があるから、子どもは色んなことに踏み出す勇気を得られる。

愛のムチっていうのはさ。

「ムチで叩くことが愛」なのではなく、「ムチで叩かれたことで愛を実感できた」から成立する。

痛みを感じることで満たされるというM気質な人もいるわけで、受け取り方と与え方次第なんよね。

愛の無知にならないようにね!
からっちです\(^o^)/

・・・そして勇気を身に付けると、その頃には「自分って、親や周りの人から実はたくさんの愛を受け取っていたんだ」ということに気がつきだす。

今までは無意識に愛されていたけれど、勇気を持って愛を意識しだすんよね。

そこで初めて、親孝行の気持ちが自然と芽生えたりさ

好きな人から愛されることを望むだけでなく、「自ら愛すること」を始めるわけだよね。

自分の中に詰まっている愛を、お裾分けできるからさ(^^)

(例えば)

子どもが自分のお菓子を分けてくれる瞬間とかあるでしょ?
あれって実はめっちゃ大切な瞬間なんす。

子どもが「今の自分は満たされているから、大切にしたい人へ分け与えよう」と感じている瞬間なので♪

親が愛を伝えることができている証なんよね!!

あれは、親孝行の由来になった『孝』っていう思いやりの芽生え。

その瞬間を大切にし続けることで、子どもは親に自然と親孝行をしてくれるようになります。

・・・さあさあ!

最後に、冒頭のアンパンマンのツイートを思い出してください!

『愛と勇気』があれば、人は1人でも生きていけるはず!

自分の中に詰まっている愛を周りにお裾分けしていれば、自然と人が寄ってきて、独りだと感じることは少なくなるからね。

その上で、一緒に居たい人がいるのなら一緒にいてもいいしね(^^)

人を愛することって、自分が勇気を持ってやるかどうか。

・・・ただ、それだけ。

周りから愛されてない人なんて、いないっす!

もし「私なんて愛されてない」と感じるのなら、「自ら愛することへ踏み込む」しかないっす!!

勇気出してみ!大丈夫だから!!

やってみてダメだったら、誰かにニャンニャンすればいいから!

その先にきっと「わたし今めっちゃ愛されてる♪」って感じる瞬間が来るから!

「ねぇ!お願いだから愛して!」って、仕方なしに愛してもらうよりさ。

「え?今めっちゃ愛されてない?」ってふいに気づくほうが、ハッピーじゃん!!

そして、もしこれを読んで「今までの自分の教育は良くなかったかも?」と思ったそこの優しいあなた!

自分を否定する前に、子どもたちを肯定してみましょ!

抱きしめましょ!!

そうしたらきっと、子どもたちが「え?今めっちゃ愛されてない?」って、フッと気づくから!

親だって自分のことに精一杯だったり、しんどいこともあるから愛を注げない時もあるけれど、余裕がある時に注ぎ直せるから大丈夫だよ!

それがもし今なら、今やろう!!

ほんで、大人自身も人生を楽しみましょうね(*^^*)

「人生楽しめよ!」って子どもの在り方を正す前に、勇気を出して自分の姿勢を正していこう!

勇気の鈴、ならそうぜ!!!

りんりん(*^^*)

・・・ご静聴ありがとうございました!!!

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唐澤俊和
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