父親が認知症に…免許返納がこんなに難しいことだったとは
閲覧ありがとうございます😊
認知症について皆さんに知ってほしいとの想いで、父親が認知症に…をシリーズ化してお伝えしています
今回の記述で心当たりがある方は、すぐにでも免許返納を促すようにしてください
認知低下の状態を知りながら、運転させ事故した場合、保険はおりないケースがあります
人を殺める前に、しなければいけないことと認識しましょう
免許返納の難しさ
私の父親は認知症です
8ヶ月ほど前に認知症の診断をされました
実は、それ以前から同じことを繰り返したり、車の運転時に道がわからなくなったことがあり、無理矢理病院で診てもらった結果が認知症でした
かねてから車の運転が好きな父親でしたが、78歳という歳に免許返納を言い続けていたのですが
「大丈夫!大丈夫!」
と同じことをいう始末で、様子を見ていましたが
いつもの通る道がわからなくなったことで、強制的に免許返納をすることになりました
この時は、病院での診察は済んでいるものの、新形コロナの影響で予約も取りづらい状況で認知症の診断はされていません
診断されれば強制的に返納となりますが
人を殺めてしまってからでは遅くとにかく早い段階で返納をしなければ、全てが終わってしまいます
しかし、説得をしても返すつもりもなく大丈夫大丈夫を繰り返すだけです…
警察に相談窓口があるのでどうすればいいかを色々と教えてもらい、親戚にも協力してもらいながらですが
どうにかこうにか説得して、本人の納得のいく形で運転免許センターの認知テストをうけることに、結果によってはその場で返納するようにしたのです
この、認知テストは健康な人なら当たり前に出来ることばかりですが、父親かテストをするとまったくできません…
記憶のテストや、私たち家族のことも色々聞くと、記憶がごちゃごちゃになって答えていました
正直、その時の姿は、本当に自分の父親なのかと思ったほどです
これから大変にな生活が待っているのを覚悟した瞬間でもありましたよ
でも、色々ありましたが免許センターの方に説得されて、無事免許を返納することができたのは、私たち家族の為にも本当によかったのではないかと思っています
返納だけでは終わらない事実
返納したその日に、免許センターの方に言われたことがあります
「認知症の方は返納を当日は理解しているが、忘れてしまうことがありますその時にそばに車があると無免許で運転して事故をしたケースもあるので
すぐにでも車は手放すようにしてください」
分かってはいますが、改めて言われるとすぐにでも行動しなければ…ということで、その日のうちに車を売り払いました
車を売りに行くと父親に行った時の顔は寂しそうな顔をしていましたが
これも、私たち家族の為と割り切り、これで一先ず安心していたのですが…
その日を境から、症状が急に進行していくのがはっきりとわかりました
無理も無いと思います、急に好きな車を手放し楽しみがなくだったのですから…
認知症は楽しみと話しをすることによって進行を遅らせることができると聞きます
突然車を運転できなく、だれとも喋ることがない父親
無理も無いと、心が痛いおもいです
オレの免許はどうした?
それからしばらくしてから、突然父親が、オレの免許どこにある?と聞かれることが多く
返納したことを告げても、忘れてしまうのか毎日同じ質問を繰り返します
しだいに、免許をとりに行くといい出す始末…お金がないことを言っても、しばらくしたら同じ質問の繰り返しです
ある日、同じ質問をするので、返納時にお世話になった警察官の方にダメなことを言って貰うと、警察官に言われたことがショックなのかはわかりませんが、今は免許のことは言っていません
認知症は同じことを言うことや行動するといわれます
何度も同じことを言ってくるけど
本人はふざけているわけではなく、脳の病気なのです
普通に暮らしているつもりでも、家族の負担は予想以上に大きく先のことを想うと辛さが目立ってきますね
同じ境遇にたたされている方へ
認知低下がわかった時、もし車を運転していれのであれば家族の方は、察知し止めなければいけません
返納させずに、万が一事故し人を殺めた場合には保険はおりずに、家族の方が路頭に迷うことになります
よく高齢の方がペダルの踏み間違いをしていますが、中には保険がおりないケースもあるのが事実
そうならないためには、家族の方がしっかりと向き合うようにしないといけませんし、家族しか解決できる人はいないのですから