2023-2024 卒業・修了制作展へ行ってきた!(京都芸術大学 通信)
このnoteは、京都芸術大学通信 イラストレーションコースに入学した社会人芸大生による備忘録です。
お手柔らかに宜しくお願いします❤
2022年はwebでのみ閲覧、今年分は先にwebで拝見していたのでどんな風に展示されているのか前情報なしで観に行きました。
通信の卒展の展示期間は2024年03月10日~17日。
11時~16時頃まで。
まず入ったところのラウンジには染織の着物が飾ってあり、「わ~凄いっ こういうの作ってみたい!」が第一印象でした👘
まったく染織の知識がないため、イラレのグラフィック的な要素があるなぁとかそんなことを思ってました。
筆で描いてるイメージだった……。
わたしは平日に行ったのですが、卒制目当てで来られたっぽい方がかなりおられましたね。
通信だと遠方の方も多いと思うので、なかなか来るのは大変だと思いますが、結構遠くから来られている感じだったのは驚きました。何人ものグループで観てる感じも。(土日だったらもっと混んでそう!)
そんなこんなで、わたしはイラストレーションコース。自分の学科が気になるところ。
通信の卒展はWEBでも見れます。こちら↓(過去分も見れるよ!)
イラストレーションコースの展示は思っていたのと違って、
イラストならそれを印刷したパネルがあるとか、絵本やカレンダーなど現物が飾られてあるのかと思いきや
↓受賞作品?のパネル数点だけだった! しかもこの一角だけ!
えーマジか!
他の学科の作品はたくさん展示されているのに……
なんだ~、さみしい~~~~。せめて受賞作品は現物が置いてあっても良いのでは……(現物を置きたくない学生は別として)
卒展すらWEBで全部終わらせるタイプかー……と少し残念でした。いや~せめてもう少し、なんか、ほら……
(小声:学生数が多いから大学側も収入源になってると思うのに……)
色んな事情はあるにして、展示したいと願ってる学生の心に少しでも寄り添ったものだったのなら良いなと思いました。
ちなみに今年度のイラストレーションコースは99名のかたが卒業制作を修了したとの記載がありました。
ご卒業おめでとうございます!
WEB展示分は50作品ほどなので、約半数の方がWEB展示を辞退されているんだな~とわかりました。
※まだ先の話だけど、わたしも卒展の展示は辞退する予定でいます。
と、先輩がたの展示が一瞬で終わってしまいましたが、気を取り直して。
続いて1Fの展示は建築コース・芸術教養・書画・写真・陶芸・日本画・洋画。
建築コースは細かな素材のお金や国土地理院のデータからそれをカッティングしたりと、凄く大変そうな(大型カッターは大学から貸してもらうのかな~?)卒制だなーと、どこの卒展に行っても思います。
建築模型を見るのが好きなので、ここで結構な時間をとられつつ、写真コースへ。
展示物と一緒に名刺やポストカード、QRコードが置いてあるので作者のポートフォリオをチェックしたり。
陶芸は人がたくさん取り囲んでいたので遠目からチラリ。壁に展示されていた、タイルに絵が描いてある作品が素敵でした!細かい~~~~っ
日本画・洋画もいっぱい素敵な作品があったのですが、殆どの作品で名刺やポートフォリオが置かれて無かったので、作者さんの今後を追えないという悲しみ……
WEBページでの展示も良いですが、やはりカンバスサイズ、筆の痕や絵の具の盛りがあるので直接見ると迫力がありますね!
金箔・銀箔の表現はWEBではなかなか表現出来ないし!
2Fは、空間演出デザイン・ランドスケープデザイン・情報デザイン・グラフィックデザイン。
空間演出の、楽器が置いてある展示や黒い衣類の統一感が素敵で、作者さんのポートフォリオ案内をいただいて帰ってきました❤
グラフィックコースになるとデジタルに強い展示物になるので、自然とポートフォリオの案内も増えて楽しいです。
帰った後もおうちで作者さんの作品を楽しめるのは良いですね。
↓ガチャガチャが置いてあった展示物のおみくじが終わっていたのが残念でした!可愛かったな★
建築コースもそうだけど、ランドスケープの展示も凄かった。建築の建物全体とは違って、お庭のイメージを形で魅せるというのは卒展で初めて見たかも?……というかランドスケープというのを全然わかってなかったというのが正しい。ひとつ勉強になりました。
建築、空間演出、ランドスケープ、奥が深い……。パネルを読まないとパッと見どのコースかわからない場合がある……!
全コース含めるとかなりの数が展示されていて、1~2時間そこらでは足りないので、途中で学食で休憩しました。
前に来たときからリニューアルされたようで、学食メニューと会計の進み方が変わっていました。
タッチパネルシステムで、自分で食べたい料理を選んでその場で会計するタイプです。
発券レシートに記載されてる番号がモニターに映し出され、音声でも番号を呼ばれるので、それで取りに行く感じ。
メニューはシンプルになっていて、デザートなどは無くなっていました。今後追加されるのかな?
それと今までには無かった大盛りが選べるように。
醤油ラーメンが好きだったんですが、味は変わってた!😸
会計は現金のほかに電子マネーが使えます。交通系ic(イコカやスイカ等)とペイペイ支払いが可能。
余談ですが、大学内のコンビニは現金のみでした。今後電子マネーも使えるようになると良いなぁ。
あとこのコンビニ(ヤマザキデイリー?)は14時頃には閉まるので、買い物はお早めに。
卒展に話を戻して。
3Fは芸術学・歴史遺産・文芸・和の伝統文化・アートライティングコースの展示。
ここは論文やら文章が書かれた紙やパネルが多く置かれているのもあって、じっくり見てる方が多い。(しかも座席も限られてて、この時は椅子の空きも無かった。部屋から持ち出しも禁止)
文芸やアートライティングになるとコース内の講評なんかも大変そうだなという印象を受けました。
WEB展示のほうで観てみると「作品の抜粋」と書かれているので、全文読みたい場合は展示されてる場所に行かなければ読めないのかなぁ? それともコース卒業生には文集みたいなのがあるのかな? 見る側としてはこれ以上なにもわからないので、この話はここらで。
というわけで、駆け足ですが京都芸術大学 通信教育部の卒展に行ってきた話を終えたいと思います!
卒業された先輩、おめでとうございます。
これからも毎日が良い日でありますよう!
17日までの卒展や入学式に行かれる方、行く前に良ければこちらの記事もお目通しいただければと思います!
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