子育てによる「うつ」かな?と思ったらすぐにできる改善方法を紹介
初めての子供を育てるときに、
育て方がわからず自分が親に受けた教育を思い出しながら
子育てをしてみるものの「うまくいかない」「これであっているのだろうか?」と悩んでしまい育児ノイローゼになってしまう方も多いのではないでしょうか?
子供のことで不安や悩み事があるのは、皆一緒ですよね。
僕には2021年現在5歳になる娘がいます。
奥さんは仕事が産休に入る直前に仕事場のパワハラにより軽うつになった状態での出産になり、産後もうつ状態での育児がスタートという形となりました。
僕も仕事があるのでずっと育児にたずさわることができなかったので、奥さんにはとても感謝をしています。
現在娘は保育園で年長さんになり元気に育ってくれているので、
今後も育児に関してできる限り参加して楽しい時間を作れるようにしたいと思っています。
なるべくワンオペにならないようには努力していたつもりですが、絶対的に協力不足な部分はあったと思います(今もですが)。
そんな中で気づいた点や、この考え方があったからよかったのかも!!といった体験談をふまえて、
これから出産を迎える方で不安な方や、産後の育児においてうつになりそうな方へ
どんな育児がストレスを少なくしていけるのか?という「うつ対策、改善方法」について紹介したいと思います。
この方法は、「心理学を育児に取り入れる」といったものです。
育児に心理学?と思うかもですが、この記事を見ていただくことでこれから出産を迎える方や、産後うつになりそうなお母さんを少しでも楽にできれば幸いです。
こんな方におすすめ
これから出産を迎えて不安な方
産後うつになりそうでストレスを減らす方法を知りたい方
自己否定感が強く肯定されるのもつらい方
子育てによってうつになる原因はさまざま
「産後うつ」は出産後の女性のうち10%前後が発症するとされています。
しかも2021年現在コロナ禍ということで、
簡単に家族の協力を得ることもできないので
産後うつになる割合は2倍にもなっているとされています。
気軽に相談する相手がいなかったり家族の協力が得られないと自身の責任が大きくなり、何かあるたびにストレスを抱えてしまって気づけばうつに・・・なんてことになりかねません。
また、「子供が小さいから今だけだ」と家族や周囲の人たちも軽くみていて、
症状が悪くなったりすることでそのストレスを子供にぶつけてしまい
子供への虐待につながってしまうこともあります。
子育てうつに1番多いのが「次に何をはじめていいかわからくなる」といった
パニック状態に陥るケースです。
特に初産の場合は自分の体が満足な状態でないにもかかわらず、やらなければいけないことが山のようにありすぎて、何をしたら良いのか?これで合っているのか?といった不安が襲ってくるからですね。
子育てうつの前兆サイン
子育てうつの前兆サインはいくつかあるので、あてはまっていたらこの後紹介する改善方法を試してくださいね。
うっかりミスが増えてしまう
家事や育児、または仕事などで本人が意図しないうっかりミスは、
よくある症状のようです。
今までできていたことでも、子供のことを考えると
脳の容量がキャパオーバーになりうっかりミスが増えてしまいます。
疲れているのに眠れない
「疲れているのに寝れなかったり、寝つきが悪かったり、
目が覚めやすかったりする」というケースです。
授乳の間隔が短いので安定した睡眠サイクルを持てないので不眠になりやすくなります。
育児で手一杯になり他のことへのやる気がなくなる
「外に出てみようと思っても、元気がでず自宅から出られない」
「過食・偏食・拒食という食事での変化がある」といった恐怖や苦痛で
日頃の行動範囲が狭くなったり、身体に直接影響することもあるみたいです。
何か少し今までの雰囲気と違うことや異変を感じたときは、
休息をとったり、様子を見てメンタルクリニックに行くようにしましょう。
子育てによるうつになったらどうすれば良いのか?
それでは子育てによるうつになったらどうすれば良いのか?ですが、
心理学的マインドを取り入れてストレスを減らすことをおすすめします。
むずかしそうな言葉ですが、
要は「人の心理を理解して行動することでストレスを減らす」ということ
なんです。
人の心理と子育てがどんな関係があるの?と聞こえてきそうですが、
これは大いに関係していて、子育てをしている時はネガティブな考え方になるのが人の心理なのです。
子供のことが大好きで毎日が楽しい!!っていうお母さんはおそらく稀です。
たいていのお母さんは、
「自分のペースを乱されるのがストレス」
「自分のペースで動けないことがこれほどストレスとは思わなかった」
「子どもが可愛いと思えない。そんな自分がイヤになる」
「旦那が育児に協力してくれない」
「あんなに好きだったはずの旦那がうっとうしい」
などなどのネガティブ思考になるんですよね。
自分の時間もままならないバタバタの毎日の中で、もともとそれほど子ども好きでもなかったお母さんがネガティブ思考にとらわれながらも
「もっとちゃんとしなきゃ」と自分を責めるケースは少なくないのです。
そんな時使えるのが「心理学マインド」です。
具体的にどうすれば良いのか?ですが、
まず自分の中にある固定観念を「受容」することから始めます。
「受容」は「肯定」と違い、受け入れることをいいます。
よく勘違いされるのが、世の中には「否定」「肯定」しかないと思っていることです。
「否定」と「肯定」のみの考え方は育児において良い方向に向いていません。
否定はできなかった自分を苦しめますし、肯定はあきらめに近い思考になりやすくなるからです。
ポイント
「自分は子供が苦手だ」
「自分は子育てに向いていない」
「自分は何がしたかったんだろう?」
これらの考え方を受け入れ、
「苦手なりに」「向いてないなりに」「何がしたいかわからないなりに」
自分の心の状態をなるべく「怒り」や「悲しみ」から遠い状態に持っていくことが1番大切なことです。
人の心理とは「期待」したことに対して還ってこないと「怒り」や「悲しみ」に変換します。
ポイント
「旦那さんにも育児をしてほしい」
「子供が早く寝てほしい」など
これらの「期待」は裏切られることがほとんどだと「受容」しましょう。
ポイント
「受容」した状態で自分のペースで「ぼちぼちやる」
ここからうつによるストレスを減らすことは始まります。
育児に協力的でない旦那さんに怒りを感じることもあると思いますが、
心理学で教育することで協力的にすることは可能です。
それはまた別記事で紹介しますね。
子育てうつを意識したらやってほしいこと
「受容」することが大切とはいえ、「じゃあなんでもかんでも自分がガマンすればいいのか?」と聞こえてきそうですが、そんなわけではありません。
「受容」したあと次に移るための思考が、「ストレスのコントロール」です。
ストレスは誰もが絶対に感じるものなので、なるべくストレスが少ない精神状態に戻しておくことが大切なんですよね。
ではどうすればなるべくストレスが少ない状態に戻せるのか?
例を紹介しますのでぜひ実践してみてください。
歌うことで体内のストレスを出す
1番コストがかからずストレスを発散できるのが腹式呼吸で歌うことです。
時間がなければ1〜2分でいいので体の中の空気を全部入れ替えるように呼吸します。
広告や雑誌を破りまくる
人は何かを壊すことでストレス発散します。
それが人を傷つける行為ではいけませんが、見終わった雑誌や新聞の広告などを
勢いよく破るのも効果的です。
ここでのポイントは、適度に力を入れなければ破れない量に調整することですね。
簡単に破けない量を調整し、先ほどの発声方法と組み合わせて歌って叫びながら
歌詞のいいところで破るのもストレス発散になりますよ。
リラックスする環境を作り出す
自分の落ち着く香りで空間を作り出し、自分の好きなものを食べていい時間を
定期的に作りましょう。
お出かけする元気があれば雰囲気の良いレストランなどでお友達と食事がいいですね。
これらのストレス発散方法を自分の中でいくつか作り出しておいて、
1ヶ月に1回とか、足らなければそれを実行するための時間コントロールをしてみましょう。
子育てによる「うつ」かな?と思ったらすぐにできる改善方法 まとめ
今回は育児によるうつになったらどうすれば良いか?の改善方法を書きました。
育児に心理学を取り入れること
「否定」「肯定」だけせずに「受容」すること
ストレス発散方法を作ること
メンタルクリニックに行くことも方法ですが、個人的には薬に頼った方法より
「うつの原因」と向き合いながら自身のメンタル力を鍛えるために
育児心理学を実践してもらえる方がコスパがいいのでおすすめです。
薬は太りやすかったり、ホルモンバランスが崩れやすくなりますからね、、、
心理学はいろんなことに応用でき、育児だけでなく仕事や人間関係にも役立つのでこれを機会に興味を持っていただければうれしいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
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