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私の職場(工場派遣)で派遣切りが始まった。

上記の通りです。ついに恐れていたことが始まりました。 


私のことをよく知らない人の為に簡単に自己紹介すると、アラフォーで工場派遣で働いている男です。独身です。


人員削減の予兆はもちろんありました。緊急事態宣言後も職場はやっていましたが、仕事量が格段に減りました。暇な時間が多くなり、ついには調整休が入りました。

調整休はもちろん休業補償の対象なのでそれは良かったのですが、この辺りから請負社員の人数が減ってきたのです。


以前に書きましたが、私の職場は正社員、契約社員、派遣社員、請負社員の4種類の人々が働いています。その中で請負さんの人数が減ってきたのです。それが5月くらいのことでした。

もちろんその時期には、世間ではすでに派遣切りのニュースがよく出るようになっていました。だから一度その辺りで「まずいな」という感覚はありました。

でも、そのあと仕事量が戻り始め、残業も多くなってきたのです。そのためてっきりこのまま私たちの職場は大丈夫なのではないかと安心してしまったところがあります。


ところが今週に入り、不穏な噂が流れるようになります。来月で派遣社員の人数が減らされるらしい、と。

契約上、解雇予告は30日前までに通達する義務があります。だからそろそろ誰を切るかの選定が決まったのでしょう。それがどこからともなく噂として流れてきたのです。


気にする必要ないという意見もあるかもしれませんが、今回の噂の出所が正社員の、それも役職者に近い人からでしたので、信憑性は高いのです。

そしてついに切られる人の名前まで出るようになりました。それがなんと私と同じ派遣会社の人だったのです。

その人とはあまり親しいわけではありませんが(働いている部署もちがうので)、同じ派遣会社ということもあり、何度か会話をしたことがあります。まったく見ず知らずの他人というわけではありません。


正直に言ってショックでした。今までたとえ請負さんが減らされたとしても、自分とは関係の薄い人たちだったので、どこか他人事との思いがあったのです。

しかし、今回は派遣切り。しかも、自分と同じ会社で面識もある人の。

彼が切られるなら、私が切られる可能性も十分あるのです。


お恥ずかしながら、私はほとんどその日暮らしの人生を歩んできたので、お金はほとんどありません。親はいますが訳あって疎遠気味です。友人もいません。

恐怖を感じます。夜中に目が覚めます。壊れるんじゃないかというくらい、心臓が早鐘を打っているのです。寂しい夢を見たせいでしょう。それはとても孤独な夢で、その孤独の感覚は不安と恐怖につながっていきます。

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「アフターコロナ」というワードが世の中に出回っています。コロナによって世界が変わってしまうから、その変わってしまった後の世界を指す言葉です。

自分はその来たるべきアフターワールドまで生き残れるのか。


少し前から、私の住んでいる隣り街にホームレスの姿を見かけるようになりました。以前なら見かけたことなどありません。最初見たとき驚きました。まさかここにも、という感じでした。

何が起こってもおかしくないのが人生です。これは他人事ではないのです。

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実は今回のコロナ騒動が始まった頃から、少し貯金を始めました。自分のライフスタイルを見直し、節約をはじめたのです。

そのおかげで、たとえ仕事を失ったとしてもすぐ露頭に迷う事はないでしょう。それに派遣切り(正確には雇い止め)の場合、基本的には会社都合の退職となるので、失業保険がすぐ支給されます。生きていくことはできます。(もちろんその間に次の仕事にありつく必要がありますが)


とにかくどんな変化が訪れようとも、対応していくしかないですね。顔を上げ、状況から目をそらさずにいようと思います。皆さんもがんばって下さい。アフターコロナの世界がどうなるか、やっぱり見たいですからね。それまでは生き残りたい。

今後このnoteでは、急に派遣切りされた場合どうすればいいか、などの情報発信もしていこうと思います。社会保障や失業保険の仕組みなども紹介できたらいいなと考えています。

最後までお読みくださりありがとうございます。
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烏田
ありがとう