「さよなら、キーボード」 #デジタルで変わったこと
デジタル技術の進化は、キーボードを使わずにスマートフォンやタブレットで文書作成を可能にしました。この変化は、文書作成にとどまらず、我々の情報へのアクセスや作業環境を大きく変えています。
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日付が変わったので一昨日(2024/09/08)の夜、初めてKindleの原稿をアップロードし、今、Amazon側のレビュー中です。自分では最善を尽くしました。今は、首を洗って待つ心境です。
皆さんから、「お前バカなの? なんでそんなことするの?」とびっくりされるかもしれないのですけれども、今回のこのお題企画に合うと思い、デジタルでの変化の中での変化を書きます。
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もともとタイピングは得意で、20代でパソコンを覚えた時にカナ文字入力でタイピングして、ローマ字入力の配列も覚え、2つ併用していました。
野口悠紀雄さんのご著書で、1998年にVZ Editorを知り、テキストエディタとの付き合いは四半世紀を超えました。WindowsとWordは、もちろん。
若者時代は、コールセンターの業務で文章を大量に書きました。現代ほどツールが洗練されておらず、社内の多くのやりとりはメールベースで、量が地獄なわけです。Outlook Expressが、メールが多すぎてインデックスの問題でクラッシュするため、テキスト形式でメールを扱えるメーラーに切り替えたほどです。
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このnoteは簡単な話で、キーボードを使わずにKindleの本を書いたというだけのことです。
つまり全てフリックです。ただし、音声入力が基本。iPhoneでバーッと話して整えて、iPad側で仕上げをする工程です。noteの記事は数千文字だからiPhoneで完結できますが、Kindle向けの原稿は大きな画面が欲しくて……。
PCやコンピュータに、私が必要としてきたことは結局、振り返ると文房具と通信という二つのことがメインでした。なら、電話にコンピュータが搭載されれば、相性はいいですね。
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スマホは画面が小さいけれど、パソコンを立ち上げるよりも瞬時にタスクに着手でき、どこにでも携帯できます。やろうと思えば、病床で仰向けでも使える。画面の小ささは集中しやすいメリットもあります。そして、Bluetoothの外付けキーボードを用意すると、機動力と携帯性に縛りが生まれるため、私は使っていません。
音声入力とか文字起こしAIを使えば口述筆記が可能になるので、おそらくタイピングするより早いわけです。喉が痛くならない限りは。タイピングは、やりすぎれば腱鞘炎になることもあるわけなので、その予防も兼ねると、負担は少ないでしょう。
そして、iPhoneからクラウドを使って必要な情報全てにアクセス出来るので、機種変更しても自分の環境を保ちやすいのも魅力です。
デジタルでテキストエディタやワープロソフトが存在するから、文章を書くことができました。まさかキーボードを使わずに自分が文章を書くようになるとは、20年前の私は想像もしないでしょう。パソコンがいらないとは思わないし、パソコンがなきゃ困る時もあるけれど、僕の中では99%、スマホとタブレットで足りるのです。
クラウドで多くのものが動くから、そこにアクセスする鍵やブラウザなどが重要で、私の場合は、キーボード無しの環境へ移行しやすかったのです。
デジタルにより文章を書いたり表現したり、新しい形で友達との交流ができたり、多くの変化がありました。その中で、キーボードなくても大丈夫ということは、私にとって、時代の変わり目の象徴的な出来事です。